第二話 俺の家族
第二話です。
第一話の半年後ぐらいの話です。
転生して、この家族と生活して半年が経つ。
まだ半年しか経っていないのだが、この夫婦が話している言語は大体わかるようになった。
幼いからだからなのか、物覚えが良いのだ。
あ、俺の親の名前は父がリューベルク、母がカッセルと判明。 あんまり言いたくないのだが、できちゃった婚らしい。
しかもまだ二十歳だ。やることはやっているらしい。
ちなみに俺の名前はジークらしい。
自分で言うのもなんだが、かっこいいな。
あと、ハイハイができるようになりました!おかげで色々なところまで行けるようになったのだが、親が、特に父親の男が俺の背後をずっとついてくるのであまりここの調査ができない。
くそ、思うように調査できないじゃないか。
あと、話すのはまだできないらしい。
話すことはまだできない。泣くことだけはできるが、勝手に泣く。
例えばうんちしたときだとか、お腹減ったときだとかだ。もちろん自分の意思関係なくだ。
まだ半年しか経ってないから仕方がないか。
あと、いくつか分かったことがある。
メイドがこの家にはいるらしい。しかも何人も!
見た限り三人ぐらいなのだが、メイドを雇う金なんてあったらしい。
まあ、理由は分かったのだがね。
あと、あのおじいさんは別の家に住んでいるらしい。それでも近くなのだが。
あのおじいさんは、どうやら軍人らしい。将軍、それも北部地区総司令官とかいうかなりえらい役職なんだとか。
また貴族のようで、公爵の爵位だとか。
結構高い爵位らしく、この家はその分家で、伯爵という爵位を持っているらしい。だからメイドが雇えるのか。
ちなみに俺の父親も軍人らしい。
もしかして俺も将来軍人にさせられるのではないかと思った。
この家はおじいさんの別館らしく、近くの豪邸に本家の本館があるらしい。徒歩5分ぐらい。
一度家族と行ったのだが、おじいさんの他に本家(父の兄)の家族にあった。あ、苗字はゴットルプだそうです。自分の親も。
こちらも子供がいるらしく、5歳年上の俺からしたら従兄弟のシュトラという名前らしい。俺のことずっと見ていた。結構かっこいい気がする。
俺の祖父にあたるのは、ザクセン。よし、話せるようになったらザクセンおじいちゃんと呼ぼう。ちなみに祖母は先に他界したそうだ。会ってみたかってのだが、残念だ。
父親の兄、俺の叔父にあたる人がリューゲン、叔母がカッセルだそうだ。お腹が大きく、第2子を身籠っているらしい。
あと、俺のもう一人の叔母にあたる人がプロイセらしい。簡単にいうと、魔女だ。
ちなみにこの人に初めて会ったとき、この人が俺と従兄弟のシュトラに魔法を見せてくれた。
どうやら魔法が使える世界らしい。
やったーーー!
将来魔法は絶対に習得してやろう。
ちなむにこの世界の技術力は俺のいた世界よりも低いらしい。
きっと魔法が使えるからだろうな。
話は変わるが、この親は毎日寝る前に本を読んでくれるらしい。
前世はあまり本を読まなかったからな。
読んでくれる大体の本の内容は歴史や勇者の内容ばかりだった。なんか日本人らしき人物が出ていたのだが、、、この世界に日本人がいるのだろうか。
もしかして、俺と同じ転生者だろうか?
これで第二話はおわりです。
前回が短すぎたので、少し長く書きました。
あと、小説書くのって大変だと気づいてしまった!
それでも書き続けるのだがね。
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