表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

宝石姫シリーズ

詩 宝石姫は輝かない

作者: 仲仁へび



「それは宝石姫のお話」


「世にも珍しい力を持った、かわいそうな少女の物語」


 キラキラ キラキラ


 そこにあるのは宝石で とても美しいものだけど


 持ち主は おそらく 喜ばない


 どんなに輝きを放っていても

 どんなに値がつけられたとしても


 宝石が キラキラ輝き続けていても


 けれど 持ち主の表情は輝かない


「宝石を生み出す少女」


「それは幸福をもたらさない」


「引き寄せられるのはいつも、望まない争いばかり」


 キラキラ キラキラ


 たくさんの人の血が流れても

 たくさんの人が不幸になっても


 宝石は変わらず輝き続けて

 少女の表情は輝かないまま



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ