単語帳
もう私どこにも行けないんだね、
そんな風に考えている足が動いてくれない。
絶望は何よりも怖いって言った。
何より怖いも何もなかった
また訳もなく寂しいから、それを理由に慰めてもらえると思った
それだけで生きていけると思った
世の中には優しい人がたくさん居ると思いたくて、
寂しい」と呟けば助けてもらえるとどこかで信じていた
訳もなく寂しいから、歌を歌いたい
寂しい歌を。
言葉、よく分からなかった。
問題文の読解が出来ないのは私のせいってことだ。
テレビの天才キッズ特集を見て焦っている
どうしようもなく慌てている
ここでじっとしていてはいけない
何か行動を起こさねば
何か一つ大成功を収めなければ
先を越されるものか、と焦ってはみるけど
やっぱり何も無いし何も出来ないから
私は死んだ。
死という言葉にどれほどの重みがあるか。
軽々しく死ぬなんていうんじゃない、と言う人も居るけど
そういう人はノンバーバル・コミュニケーションが出来てないねって馬鹿にしてる。
人を馬鹿にしなきゃ生きていけない世界だって、
私この優秀な頭脳で理解したから、
環境適応は生物の切り札。
私たちだって本当にやばいときは
ちゃんとした言葉をもってるんだよ
そういってみたけど、
子供の戯言だって馬鹿にされた。
やっぱり大人は優秀だねえ。
夢見たいなー、と常々ぼやいていた
夢見るために単語帳捲っているけど
そこには夢は無いような感じがした
『DREAM、夢』とは覚えたけど
けどけどばっかりで何も学んでない
本音、最初っから出せればいいのに
会ったばかりの人に「ヘンだよ」と
言える人はちょっとドン引きだけど
でも何かどうか本音でしゃべりたい
けど、でも、で本音を言うタイプだ
そんなに反論してなんか楽しいのか
だまってうなずいていれば良いんだ
そうすれば傷つくことは多分無いし
適当な人と毎日会って、お喋りして
適当な人を好きになり、付き合って
適当な家庭を築きそれなりに幸せで
適当に落ち着いたらこどもを産んで
そして適当な幼稚園にいれておけば
その子は適当にそだっていくだろう
いつか適当な大学をそつぎょうして
適当な会社に就職が決まったのなら
適当にそろそろ仕事もいんたいして
適当な老後を毎日過ごすんでしょう
そんな感じで真ん中を選んでいれば
傷つくことはないし大損もしないよ
だから私たちみたいに適当なものを
何となく選んで、何となく生きれば
失敗することはないんだ、保障する
舐めているのか、
と貴方を拒絶した。
それで生きていけるなら苦労はないと言って、
それで生きていってる人を傷つけた。
あああもう
正しいのが良かった
いつも同じ結論にたどり着いている
意味が無いのかと繰り返して、
独り言は病気だと悲しい
単語帳は活躍するための第一歩だと
謳われてその小さい肩に
色々乗っけられて可哀想。
暗記なんてやってられっかなきらすけです。
予約投稿って便利だね。
Wi-Fiが繋がったり切れたりしてるので書き溜めです。