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カキツバタ  作者: さペン
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カキツバタ②

今日も平凡な1日が過ぎた

いつもと違うところといえば彼女が居ないことくらいだ。


「ねえ、あんたは凛が本当に自殺したと思ってる?」


今にでも泣き出しそう声がした。

その声が僕に向けられていることに気付くのに少し時間がかかった。


赤みがかった茶髪にぴょんと跳ねている襟足に目がいく。


「聞いてるの?渡辺」


小川麻里おがわ まりは彼女といつも一緒にいたテニス部のキャプテンだ。


小川麻里は彼女と仲がいいことを誇らしく思っていた。

こんなに可愛い子と私は友達、誰よりも仲がいい親友だと、お互いがそう思っていると信じていたはずだった。。

しかしそれは違った。


彼女は、、、田邊 凛は親友だと思っていた子を裏切る様な形でこの世を去ったのだ。

なにも告げる事無く。


腫れぼったい目がいつも以上に腫れていて充血している。きっと泣いたのだろう。 その涙は裏切られたことへの悲しみか彼女がこの世を去ったことへの悲しみかどちらにせよ小川麻里の目は腫れていた。


「どうして僕に聞くの、分からないよ。」


「だって、、凛が 、、、よくあんたの話、、、してたから

仲良かったじゃない」

腫れている目で僕を見つめながら途切れ途切れに聞いてきた。


が、それは間違いだ。


僕と彼女は特別仲が良かった訳ではない。

ただ、2,3度遊びに行ったりしただけだ、

2人で。


その際 特に特別な事が起こったわけでもなく

よくある小説で何かしらの電車の事故があって家に帰れなくなってホテルに泊まることになった。

なんてことも無くただ、2人で話をしていただけだ、主に彼女が、、それだけのことだ。


僕は小川麻里が苦手だ、彼女が僕に話しかけると必ず嫌な顔をする。小川麻里は彼女が大好きだった、だけど、彼女は、もう居ない。


「凛は、自殺なんてするような子じゃ無かった!

きっと、何かの事件に巻き込まれたのよ、だって、約束したもの、凛の誕生日会しようねって、約束、した、、、したのに、なんで!どうして死んじゃったのよ。」

崩れる様にしゃがみこんで泣きだした。


おいおい、勘弁してくれよ僕が泣かしているみたいじゃないか、慰めるとか向いてないんだって、、、、、、、、、、、、


「凛、戻ってきてよ、、、」


小川麻里が涙声で呟いた。


確かに小川麻里の言う通り彼女が自殺するなんて、、、、、、何かの事件に巻き込まれたかどうかはドラマの見すぎだとしても、僕もおかしいとは思う。


それに、約束なら僕もしていた___

2話目です、今後どうなるかも私自身ぼんやりとしか分かりません。

いつも授業中にぼーっとしながら考えています。

やはり、本はいいですね。その世界に飛び込めるのがたまらない。現実に引き戻される瞬間は嫌いですが、


続きはまた今度です。

読んで下さり感謝です。

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