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Second Earth Online  作者: ジャック
第1章
19/37

祭りの前兆3

買ってきました!錬金器具。


ビーカー(ガラス製)500G!

薬研やげん(石製)2500G!!

上皿天秤(分銅付き)3000G!!!

魔石ヒーター(火の魔石製)4000G!!!!


合計 10000G!!!!!

残金 70G(借金9000G)


・・・やばくないか、これ?

残金70Gってどういうことだよ!ハチミツ1個買えないよ!

借金返すのに初級ポーション改を100個作っても足りないよ!

ちょっとずつ買い足していけばいいのに、何で一遍いっぺんに買ってしまったんだよ!

俺はぁぁぁぁ・・・



・・・まぁ、やってしまったものは仕方がない。これからのことを考えよう。

今の所持金は70Gある。

Qしつもん.これを使って何ができる?→Aこたえ.いやし草を7本買って終わりである。

・・・ダメだ。もっとよく考えろ。



そうだ!まだフィールドボスを倒した報酬をギルドから受け取ってない。


急いで冒険者ギルドに向かう。



・・・・・

「はい、討伐を確認しました。報酬をお渡ししますね。」


いつもの、いている受付のお姉さんの所にやって来た。

報酬とギルドカードを受け取る。

ん?ギルドカードが紙から木に変わっている。


「おめでとうございます。ポイントがたまりましたので、

GゴミランクからFおちこぼれランクに上がりました。」

受付のお姉さんはニコニコの笑顔で言った。


あれ?おかしいぞ。今すごくひどいことを言われた気がする。

慌ててログを見直すが、特におかしい所はない。幻聴だったようだ。


「あ、ありがとうございました。」


俺はそそくさと退席する。

どうやら疲れているらしい。

所持金の少なさと、借金の重みで幻聴が聞こえるとは。


報酬はこうだった。


報酬 380G(ジャイアントホーンラビット討伐300G、ウルフ討伐80G)

冒険者ポイント 19P(ジャイアントホーンラビット討伐15P、ウルフ討伐4P)

現在のランク ランクF(25/100)


ウルフは15匹位倒した気がするが、4匹分のポイントしか入っていない。

4人パーティーだから、分割されたのだろうか?

ジャイアントホーンラビットもポイントが少ない気がする。

倒すのにもっと貢献していれば増えていたかもしれない。




Fランクに上がったのだ。

できるクエストも増えている。

何かないかな?と掲示板を確認してみた・・・良いのがある!


【ランクF 初級ポーションの作成10個 報酬200G】


材料のいやし草は、1本10Gで買える。倍の値段で売れる訳だ。

品質が良ければもっと貰えるかも知れない。


早速このクエストを受けてみる。



・・・・・

錬金術師の小屋に戻って来た。

いやし草は失敗してもいいように、余裕をもって20本買ってきた。


錬金釜の側の机に買ってきた錬金器具を並べる・・・

一気に実験室っぽくなった。ムフフ・・・と笑いが出てくる。


早速実験を始めよう!・・・違う、錬金術を始めよう!


作者は、莫大な借金を背負わされてから始まるあのゲーム、大好きでした。


次回 「錬金術開始2」です。

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