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Second Earth Online  作者: ジャック
第1章
14/37

錬金術開始

とうとう1000G貯まったのだ。これで錬金術ができる!

そう思った俺は、ユージ達と別れると錬金術の小屋へと急いだ。

既に装備も錬金術師に変えてある。


小屋から光が漏れている。人はいるはずだ。

コンコンコン、扉を叩いた。


「はーい。」

そういいながら出てきたのは金髪のスレンダーな女性だ。

顔はアルクさんに似ている。姉妹かな?ん?ちょっと待て。確か掲示板で・・・


「・・・アルク先生ですか?」

「そうですよー。何の御用ですか?」


アルクさんだった!この人会うたびに姿が変わるのか?


「アルク先生、この前と姿変わってませんか?」

「はて?何のことでしょう?ご用件はそれだけですか?」

「・・・いえ、1000G貯まったので、錬金設備を借りたいのですが。」


うわ、とぼけたよ!このNPCひと。

しかし、早くポーションを作りたいので、突っ込みを入れる余裕はない。

俺はすぐに本題に切り込んだ。

所持金から1000Gが減り、アルクさんに部屋の中を案内される。



「そこの錬金釜と隣の井戸は勝手に使っていいですよ。他の錬金用の機材や素材は自分で用意して来て下さいね。」


そう言うとアルクさんは椅子に腰をかけてから眼鏡を付け、机に置いてあった本を読みだした。

勝手に初めて良いという事だろう。


まず、初級ポーションを作ろう。


初級ポーションの材料はいやし草×1と水×1だ。

水が無い。井戸へ汲くみに行かないと。



井戸の前に来ると、ウィンドウで水を汲む数が表示された。

自分で一々桶を引っ張らなくても良いらしい。便利だ。


とりあえず、余裕をもって、瓶20個分の水を汲んだ。



今度こそ錬金術の開始だ!


いやし草(ランクD)×1 水(ランクC)×1

を錬金釜に入れ、かき混ぜる・・・・・

釜から光があふれた。

『初級ポーション(ランクF)を作成しました。』

できた!



ようやくポーションを持つことができる。

手持ちのいやし草は14本だ。全部錬金術に使いたいけど、明日初級ポーション(改)を作成しないといけない。少しは残しておいた方がいいだろう。


♪~

6本目のポーション完成時に錬金術師のレベルが上がった。

LVが2になっている。特にスキルが増えたりとかは無い。

1つレベルが上がっただけじゃ何も変わりないかな・・・と、思ったが。


7本目のポーションでランクがEになっている!

鑑定してみると、HPが12回復するらしい。前までの2割増しの回復量だ。


これはどんどんLV上げていかないといけないな!


俺は10本の初級ポーションを作成した。

ユージ達は飲むの嫌がってたし、自分用にするか。

俺は自分のアイテムストレージに初級ポーションをしまった。


あと、作れるのは解毒薬かな?


解毒薬の材料はなおり草×1と水×1だ。


なおり草(ランクD)×1 水(ランクC)×1

を錬金釜に入れかき混ぜる・・・

『解毒薬(ランクF)を作成しました。』

成功だ!


解毒薬は初級ポーションよりもランクが低い。

こっちの方が難易度が高いという事だろう。


なおり草は後5個残っていたので、全部解毒薬にした。


♪~

最後の解毒薬を作成したときにまた錬金術がレベルアップした。

やった!と思ってステータスを見ると、基礎のレベルも7→8に上がっている。

生産職のレベルが上がっても、基礎レベルが上がるのか!


ピピピ♪

いけない!もうそろそろログアウトの時間だ。

ステータスのポイントを振り分けるのはまた今度にしよう。


「ありがとうございましたー。」

アルクさんにお礼を言って、小屋を出てから俺はすぐログアウトした。


これだけレベルが上がれば、明日に初級ポーション(改)作成できるかな?



ジンク

LV7→8


HP 41→44

MP 60→63

STR:8→9

VIT:12→13

AGI:9→10

INT:20→21(+1)

DEX:12→13(+3)

LUC:11→12

(残り15P)

戦闘職:魔術師LV7

生産職:錬金術師LV1→3

所持金1700G→700G

次回 多分ハチミツ採りに行きます。


7本目のポーションのランクF→Eに変更しました。

ご指摘ありがとうございます。

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