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オオカミの出る家に  作者: よろしい、ならば人狼だwiki
第一章
9/16

謎解きゲーム

夜が明けると、和室には、圭、ナツ、笑男、キムら4人の死体が・・・

それも、腹がえぐられていた。

また、庭には、恋、恋次がどこからか落ちて死んでいた。


ビューン(風の音)

雲弧都呂々「風が強いな・・・。」

萎田せら「おい、俺らどうなるんだよ。」

雲弧都呂々「知らない。・・・死ぬかもな。」

萎田せら「俺たちに死ねっていうのかよ!?まだ屋敷の中に犯人がいるかもしれねえんだぞ!」

萎田せらは戌亥理音を連れて、家から立ち去った。

雲弧都呂々「おい!待てよ!せら!」

それを見た戌亥雪野はせらに殺意の目を向けていた。


台風の影響で、電柱が倒れ、無線電波は通じず、停電が起こっていた。

詩彩は、すばやく警察に有線の電話をしようとする。

狐塚詩彩「もしもし・・・。」

電話はツーツーという音だけを鳴らしていた。

雲弧鰤太郎が外の車を見ると、タイヤがすべてパンクしていた。

府内とは言えども、都心部ではなく、やや山手である。

逃げることができない。通報することもできない。

使用人の交代は、3日後である。

狐塚詩彩「どうしよう!!」

雲弧颯「どうなってるのよぉおおおおおおお!?!?!」

雲弧都呂々「犯人が・・・この中にいる。」

雲弧鰤太郎「赤の他人じゃないのか!?」

雲弧都呂々「それは分からない。」

狐塚舞知「そんな言いがかりやめろよ!風が強くて何かが当たったんじゃないのか!?」

雲弧都呂々「でも、車がパンクするわけないだろ?」

狐塚詩彩「うっ・・・うわぁああああああああ!!!」

子どもや旦那を失った狐塚詩彩は正常ではいられなくなっていた。

雲弧颯は電話機を地面に投げつける。

皆は呆然とするしかなかった。


一方、視界は暗転し、お茶を啜っていた戌亥優音がいた。

雲弧都呂々「一体、どういうことだ!?誰が、誰がこんなことを!?」

戌亥優音「簡単でしょ?」

雲弧都呂々「簡単?んなわけねーだろ!」

戌亥優音「都呂々お兄ちゃんには解けると思ってたのになー。」

雲弧都呂々「詩彩おばさんは自分の夫を失って泣いている。

だから、犯人は恋に恨みがあるお母さんか?」

戌亥優音「うふふ。それよりその前の話をしましょう?」

雲弧都呂々「その前の話?」

戌亥優音は腕につけている数珠を振りかざすと、過去の光景が映し出された。

雲弧都呂々「どういうこと・・・?」

1話:#狐塚恋

とか言って、姉さんは血が繋がってない僕たち弟に遺産を渡さないんでしょ?

2話:雲弧颯「血が繋がってないアンタが言ってんじゃないわよぉおおおおおおおお!!

育ててもらっただけ有難いって思いなさいよぉおおおおおお!!」

戌亥優音「これには意味があるの。」

雲弧都呂々「意味?」

戌亥優音「血がつながっていないと何回も発言していることが分かるわ。」

雲弧都呂々「え?」

その他にも映し出された光景は過去の歴史から変えられた歴史へと何回も颯が「血がつながっていない」と発言している。

雲弧都呂々「ってことは、俺のおばあちゃんはウンナではなく、別の誰か・・・。」

戌亥優音「そう。で、これを見てごらんなさい。」

そういうと優音の持っている数珠は光の色を変え、光景が別の物へと変わる。

戌亥優音「フウ・ロザリーゼは存在する。」

雲弧都呂々「え?」

戌亥優音「フウ・ロザリーゼは萎田颯の前にしか現れない。

この時、すでにフウ・ロザリーゼは死んでおり、フウ・ロザリーゼは犯人に含めない。」

戌亥優音は唱えると、光景が映し出された。

六話:フウ・ロザリーゼ「私はフウ、楓とも読む。

もう一人の人格の名前は・・・か・え・で。

そうねぇ・・・私は卑劣で極悪よぉ~?

有志・・・あの男は使えるわ。」

雲弧都呂々「フウ・・・ふう・・・。楓・・・。そうか!

楓の音読みがフウなのか!!

なぜ、フウはお母さんにもう一つの人格を作らせたんだ?」

戌亥優音「なぜなら、フウ様は颯お母様をずっと見ていたからよ。」

雲弧都呂々「フウがお母さんをずっと見ていた・・・ということはフウはお母さん以外見ていない。

理音ちゃんに現れたフウと圭おじちゃんの前に現れたフウは別人・・・?」

戌亥優音「お見事ね。」

5話:フウ「まず一つ目は

雲弧如津武利がシンナーに手を出していることを警察に報告。そして、ヤクザの団体が関わっていることを公表すること。

二つ目は

萎田せらが300万請求されている元を辿ること。

きっと藪医者か詐欺師だと思うわ。」

雲弧都呂々「圭に出てきたフウの言ったことはお母さんは得をしていない。

とすると、これは得する人、すなわち、せらか笑男おじさんだけになる。

笑男おじさんは中絶費用を払うと言っている。

それに学生の頃のお母さんだったと圭は言っていたから、声変わりをしていないせらになる。」

5話:戌亥理音「あっ!フウ様!」

雲弧都呂々「理音ちゃんから見えたフウはフウではない。

せらにはフウは見えてなかった。

理音ちゃんにとって、尊敬出来る人、それは自分の母だったんだ。

それを自分の母にせらと強引な性的交際をしていたことをバラしたくなかったんだ。」

戌亥優音「結構推理が上手いのね。」

雲弧都呂々「ああ。人を見るのが好きだからな。」

戌亥優音「それじゃあ、これはどうかしら?」

戌亥優音が数珠を振ると、数珠がまた別の色に輝き始めた、と同時に光景が別の物に変わる。

四話:恋音「私の名前は恋音と申します・・・。先生、覚えていますか?覚えてないですよね・・・。」

雲弧都呂々「恋音・・・。確か芽論おじさんの愛人だったと言っていた・・・。」

戌亥優音「そう。屋敷を出ない芽論を知っている人ということになるわ。」

雲弧都呂々「ん・・・?」

雲弧都呂々は記憶を辿った。

四話:狐塚詩彩「夫は帰ってこないんですよ・・・一ヶ月ぐらい・・・。」

羽田「一体どういうことなんだ!?結婚しているんじゃないのか?!」

狐塚詩彩「私にも分からなくてっ!夫は出張だと言っているんですけど、おかしいわっ!」

雲弧都呂々「一ヶ月もの間、恋おじさんはどこに行ってたんだ?」

戌亥優音「この時、恋は男ではない。」

雲弧都呂々「・・・ということはどこかの国で性器を取った。

恋おじさんは二重人格で女になりたかった。ということになる。

お母さんの発言にも恋おじさんに対して『女装』という言葉が何回も使われていた。」

戌亥優音「そうよ。」

雲弧都呂々「一体、優音ちゃんは何がしたいんだ?」

戌亥優音「それにウンナの血を引き継いでいる人は多いけど、萎田の血を引き継いでいる人はそう多くないわ。

私は萎田の血を引き継いでいない。

だって、おばあちゃんは萎田の一族じゃないんだもの。」

雲弧都呂々「ってことは、俺はウンナおばあちゃんの子どもではないのか?」

戌亥優音「ふふふ・・・。さあね。」

雲弧都呂々「おい!どうなんだよ!」

戌亥優音「都呂々お兄ちゃんはパーフェクトよ。何もかもね。」

雲弧都呂々「え?」

そういうと戌亥優音は自ら持っていた数珠を下に置き、暗闇の中へと姿を消した。

雲弧都呂々「一体、優音ちゃんは俺に何が伝えたいんだ?」

雲弧都呂々は疑問を抱えながらも、優音が落とした数珠に触れてみた。

すると、最後に映し出された光景は悲惨なものだった。


続く?

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