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オオカミの出る家に  作者: よろしい、ならば人狼だwiki
第一章
8/16

始まった事件

芽諭の死後から3年が経過し、泥沼化した親族会議は、ついに終わりを迎えることになった。

芽諭の3回忌法要での、喪主をめぐる争いがはじまった。

本来、押し付け合いをしたいはずの喪主だが、これは、喪主が、萎田家の遺産半分を相続し、

もう半分を他の兄弟で3等分する話が決まっていた。


雲弧颯「私が喪主をします。」

狐塚詩彩「それは反対ですっ!恋が喪主をするべきだと思うんです!」

萎田圭「何を言ってるんだお前ら。」

萎田ナツ「圭がするに決まってるわよ。」

雲弧颯「何言ってるのよ!!!アンタたちが出来るわけないじゃない!!

私が萎田の血を受け継いでいるのよ?」

萎田ナツ「そんなこと関係ないわ。それに圭は兄弟であり、家族だったのよ?」

狐塚恋「フザけるな!お前の戯言には散々だ!!まともな仕事してないくせによくそんなこと言えるな!」

雲弧颯「アナタだって、女装してキャバの経営をしているんじゃなくて?そういう裏仕事はやめたほうがいいわよぉ~?」

狐塚詩彩「女装なんてしてないわ!それに水商売の経営なんて素晴らしいことだと思うわ!」

萎田ナツ「鰤太郎さんはうんこの研究をしているの?汚いわねぇ~。辞めたほうがいいんじゃないのぉ?」

雲弧鰤太郎「君たちにうんこの良さは分からないだろ!うんこは芸術だ!君たちは分からんだろうな!」

戌亥雪野「私に喪主をお願いします!!」

雲弧颯「あなたは関係ないんじゃなくて?」

戌亥雪野「私はウンナ様の子どもなのです!!!」

ゆるこ「そうよっ!お姉ちゃんと私はウンナ様の子なの!もおおおおおっ!!」

雲弧颯「ゆるこさん!あなた使用人でしょ?」

ゆるこ「うるさいうるさいっ!使用人言うなっ!雲弧のばーか!!」

戌亥雪野「やめなさいっ!ゆるこ!」

ゆるこ「だって!だって!あの人があああああぁああああ!!」

萎田笑男「俺はどうするんだよぉおおおおおおお!!!!」

萎田ナツ「息子さんの借金はどうなったんです?」

萎田笑男「うるさい!部外者に関係ない!」


3回忌法要は、萎田家本家で行われたが、

喪主は決まらず、法事ははじまったものの、誰も出席せず、

お経中でさえ本家別棟で、怒鳴りあいが続いていた。


雲弧都呂々「ずっと怒鳴りあってるな。」

萎田人「はー?僕ちん切れそー!!!」

狐塚恋次「キレるなよぉー!」

狐塚舞知「そういえば、如津武利のやつどうしたんだよ。」

雲弧都呂々「あいつか・・・気分悪くて来れないらしい。」

狐塚舞知「そうか。せっかくのおじさんの葬式だというのにな。」


いとこたちは親族の怒鳴りあいに心配していた。


翌日の朝になると、萎田人が泣いていた。


雲弧都呂々「どうしたんだ?人。」

萎田人「ヴァァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!がぁさぁあん!!どぉさぁあん!!ヴァァァアアァアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

雲弧都呂々「ど、どうしたんだ!?」

狐塚舞知「いないんだよっ!俺の弟とお父さんがっ!!」

ドンッ

慌てて部屋に入ってきたのは狐塚詩彩だった。

狐塚詩彩「あなたたちはここで待ちなさい!私が探しに行きますっ!」

そう言うと、狐塚詩彩はふすまを閉めた。

雲弧都呂々「やばくないか?」

狐塚舞知「お前、行くって言うのかよっ!」

雲弧都呂々「面白いじゃないか。」

そう言って、詩彩の後に続いて雲弧都呂々までもが部屋を出た。


使用人の雪野さんが深刻そうな顔をして和室のほうを向いていた。

雲弧都呂々は部屋に入る。

誰もいないはずの法要が行われた和室で、

三男夫妻(圭、ナツ)、四男笑男、使用人キムら5人が、

不審死をしていた。

雲弧都呂々「これは一体どうなってるんだ・・・。」

雲弧鰤太郎「なんでお前は来たんだっ!!」

雲弧颯「都呂々っ!これは子どもの見るものではないわっ!」

狐塚詩彩「・・・アナタ・・・。」

戌亥雪野「残念ですが、全員死んでいます。」

ゆるこ「あなたたちの誰かがやったのよっ!!!」

戌亥雪野「こらっ!ゆるこ!そんなこと言うのはやめなさい!」

ゆるこ「だって!だって!!」

狐塚詩彩「うわああああああああ!!ひどいわっ!誰が!誰がああああああ!!!」

戌亥雪野「・・・。」

雲弧都呂々は死体に近づき、切り傷などを目視する。

5人はそれぞれ、腹をえぐられた後があった。

雲弧都呂々「・・・これは事件だな。」

雲弧颯「こらっ!都呂々!やめなさい!!」

雲弧都呂々「庭の池には恋おじさんと、恋次が死んでいる・・・。」

狐塚詩彩「都呂々くん・・・?」

雲弧都呂々は庭に落ちている死体を見た。

庭の池には恋、恋次親子が、6階から落ちて、死んでいた。


犯人は誰?


そこは別の空間。

宇宙空間的なそれはおぞましいとも言える。

そこは何か物騒で、怪しい。

都呂々が周りをキョロキョロしていると、優音が話しかけてきた。

戌亥優音「うふふ。面白いことになってきたわ。」

雲弧都呂々「な、なんなんだここはっ!?」

戌亥優音「ここはゲーム会場・・・とでも言えばいいのかしら?」

雲弧都呂々「違うのか?」

戌亥優音「さあね・・・。」

雲弧都呂々「なんで、優音ちゃんは来てなかったんだ?」

戌亥優音「うふふ。私が参加しちゃうと面白くないでしょ?」

雲弧都呂々「お前の妹が犯されてるんだぞ!?」

戌亥優音「うーん、都呂々お兄ちゃんはそういうの好きだと思ってたのになぁー。

ざぁ~んねん。」

雲弧都呂々「俺がそういうの好きなわけないだろ!!」

戌亥優音「パソコンの履歴見たけど・・・?うふふふ。」

雲弧都呂々「そ、それはっ!!」

戌亥優音「そんな戯言はさておき・・・都呂々お兄ちゃんにはこのゲームを解いてもらいたいのっ!」

雲弧都呂々「はぁ!?」

戌亥優音「この時、萎田芽論はすでに死んでいる。」

雲弧都呂々「ああ、分かってるよ。」

戌亥優音「んまあ、謎解きは最後にしてもらうね!」

雲弧都呂々「あぁ!?」

視界が暗転したと共に悲惨な光景が映し出された。

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