表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オオカミの出る家に  作者: よろしい、ならば人狼だwiki
第二章
15/16

第二ゲーム

年が明けて、親族会議では雪野親子、羽田を含め、言い争っていた。

戌亥雪野「あら、なぜ笑男さんここにいるんですか?

あなたの息子さん、教育が悪いことですねぇ・・・。」

萎田笑男「許してくれ!あの子はきっと悪気はなかったんだ!!」

戌亥雪野「悪気?いいえ、教育が悪いのだわ。」

見渡すと、そこには雲弧颯の姿はどこにもない。

萎田芽論「あのうるさい颯はいないのか?鰤太郎。」

雲弧鰤太郎「ああ、いないんじゃないのかなぁ。」

萎田芽論「そうか・・・。それならいいが。」

羽田「遺産は皆さんのものだと思いますよ。」

萎田ナツ「そうよ。それに私たちは得をしてなんぼじゃない。

ねえ?詩彩さん。」

狐塚詩彩「そうよ・・・お願い。」

狐塚詩彩は土下座した。

狐塚詩彩「私たちに遺産を分けてください!芽論さん!」

狐塚恋「僕からもお願いします。」

後からぞろぞろ、みんなで土下座する。

芽論は負けて、遺産をみんなで分けることになった。

羽田は一安心し、みな、安心したかのように思えた。


親族たちは会議室から帰ってきて、子どもたちと楽しい会話をするが、如津武利は悲しげな表情をしていた。

月音はそれを気にし、声をかけた。

戌亥月音「如津武利、どうした?」

雲弧如津武利「母さんがいないんだ・・・母さんがいないんだ!!

月音さん!僕と探してください!」

戌亥月音「颯おばさんがっ!」

そのとき、比呂利は長期休暇していた保育園の仕事をしており、一人暮らししていた家に帰っていた。

戌亥月音は如津武利と一緒に颯を探した。

雲弧如津武利「あれ・・・このトイレ開かない・・・。」

戌亥月音「おい!!いるのか!!おい!!返事しろ!おばさん!」

開かないトイレの扉は何回ドアノブを捻っても何回ドアをノックしても返事が返ってこない。

スタスタスタ

足音がするほうを向くと、トンカチを持った一人の男性が立っていた。

???「お前ら、俺に秘密でここに近づいたな?」

雲弧如津武利「お、お、・・・。」

戌亥月音「如津武利!逃げろ!!!」

雲弧如津武利「うわあああああああああああああ!!!」

???「逃がさないぞ!!!」

そういうと、大きな男はハンマーを振り、如津武利の頭を強打し、気絶した。

戌亥月音「よ、よくも如津武利を!!あんたの子どもだろ!!!」

雲弧鰤太郎「ああ。颯が死ぬまではそうだったよ。

颯と作った子ども?あんなのバケモノだ。

見たら分かるだろ?あんなヒステリックで勘の鋭いやつを家に入れておくと、嫌な予感しかしないからなぁ。」

戌亥月音「ゆ、ゆるせねえええええええええ!!!!」

雲弧鰤太郎「そんな遅い動きじゃあ、比呂利は満足出来ないぞ?」

鰤太郎がもう血のついたハンマーをもう一振りすると戌亥月音の頭に強打し、気絶した。

気絶した二人に留めを刺し、トイレの中に放り込んだ。


日が暮れた頃、銃声の音に気付いた狐塚舞知は銃声のした会議室に行く。

そこには

芽論、恋、圭、ナツ、ガスタ、颯、如津武利、理音、月音が頭をブチ抜かれ死んでいた。

近くにいたのは使用人の雪野、ゆるこ、キムと笑男、詩彩、鰤太郎、羽田、いとこ一同だった。

鰤太郎は颯と如津武利の死体を蹴り飛ばす。

羽田「おい!何をやっているんだ!!」

雲弧鰤太郎「おっと、足がスベっちゃいました。ごめんなさい。」

戌亥雪野「今すぐ、警察に電話します!!」

受話器を持つと、ツーツーという音を鳴らす。

電話線は全て切られており、車はパンク、明後日の送迎バスを待つしかないということを親族たちに知らせると唖然としていた。

キム・グームー「仕方ないでアルますね・・・。」

羽田「まあまあ、この中に犯人がいるとも限らんだろう。

もっとも怪しいのが鰤太郎さんですがね・・・。」

雲弧鰤太郎「なぜです?」

狐塚詩彩「なんで、自分の子どもである如津武利くんと妻である颯さんを蹴ったの?

それに一度も悲しんでいるところを見せていないじゃない。」

雲弧鰤太郎「俺は妻が嫌いだからだよ。

それに詩彩さんだって自分の夫を亡くされているようだけど、悲しんではいなかったよな?」

狐塚詩彩「私の夫・・・実は二重人格らしくて、それにあなたと浮気を・・・。」

雲弧鰤太郎「何のことだろうなぁ・・・あはは。」

狐塚舞知「あんたが犯人なんだろ?!」

雲弧鰤太郎「でも、圭さん、ナツさん、月音ちゃん、優音ちゃん、芽論兄さんを殺す動機ってなんなんだい?舞知くん。」

狐塚舞知「それは・・・。」

雲弧鰤太郎「それに僕は銃なんて使えない。銃を一回も使ったことがないからなぁ。」

羽田「まあまあ、犯人探しなんてやめましょうよ。」

萎田人「ああああああああああああ!!!があさああああああああああああああ!どおさああああああああ!!!」

狐塚恋次「早く帰りたいよ!なあ!」

空気が混乱する中、みんなはバラバラの部屋で鍵を閉め、篭っていた。


暗闇の中、姿を現したのは狐塚舞知だった。

狐塚舞知「こ、ここは・・・?」

姿を現したのは、戌亥月音だ。

戌亥月音「よお、舞知。ここはあたいのゲーム場所。

んまあ、あんたは推理人ってやつだ。

そして、傍観者を紹介する。」

カーテンの中から姿を現したのは、戌亥優音だ。

戌亥優音「こんにちは・・・。」

戌亥月音「優音ってなわけだ。

この時点で犯人は誰だと思う?舞知。」

狐塚舞知「誰って、そりゃあ、雲弧鰤太郎に決まってるだろ!!

嘘ならいくらでもつける!

それに自分が殺してないって言っておいて、月音ちゃん、如津武利、それに颯おばさんを殺している!」

戌亥月音「あぁ~、これは真理に辿りつくのに難しい。」

戌亥優音「・・・都呂々くん。」

戌亥優音は都呂々と呟いている。

それを無視する戌亥月音。

戌亥月音「使用人、親族、いとこ、誰も死体を調べていない。」

狐塚舞知「死体なんて調べれるわけないじゃないか!人が死んでいるんだぞ!」

戌亥月音「ヒントだよ。

舞知は頭が固いなぁ~。こりゃあ、推理人交代かぁ~?」

狐塚舞知「え?どういうことだ。」

戌亥月音は持っている水晶に手を当てる。

雲弧鰤太郎「それに僕は銃なんて使えない。銃を一回も使ったことがないからなぁ。」

狐塚舞知「銃を使ったことがない。とすると、極夜は銃を使えるんだ。

鰤太郎と極夜が犯人!それでいいじゃないか!!」

戌亥月音「んまあ、最後まで見せてないからあたいからなんとも言えないわ。

あんたからなんか言いたいことあるわけ?」

狐塚舞知「雲弧都呂々はここには存在しない。

狐塚舞知は犯人に含めない。」

戌亥月音「言えるじゃん。んまあ、その通り。あんたと都呂々は犯人に含めない。」

狐塚舞知「萎田せらはここには存在しない。

雲弧比呂利はここには存在しない。

存在しない人は犯人には含めない。」

戌亥月音「そうそう。」

狐塚舞知「それぞれには動機がある。

詩彩おばさんは圭おじさんとナツおばさん、それに恋おじさんを殺す動機があった。

鰤太郎おじさんには颯おばさん、如津武利を殺す動機があった。

それじゃあ、なぜ芽論おじさん、理音が死んでいる・・・?」

戌亥月音「いい点に気づいたねぇ・・・。

ここに気づけたなら後は分かるだろ?」

狐塚舞知は何度も何度も頭を捻らせてみるが、いい答えが生み出せなかった。

相変わらず、戌亥優音は一人でぼそぼそと呟いていた。

戌亥月音が水晶に手をかざすと次の光景が映し出された。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ