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オオカミの出る家に  作者: よろしい、ならば人狼だwiki
第二章
14/16

探偵ぞえ

一年が経過した。

萎田せらは戌亥理音と性的な関係になった。

よし子に別れを告げられた今、毎日家には戌亥理音、紅薔薇郁乃、萎田せら、靭が来るようになった。

萎田せら「おい、理音、なに抵抗してんだよ。」

紅薔薇郁乃「そうやで。こういうのは楽しむもんやのにー。」

靭は嫌がってる理音を押し倒す。

理音は抵抗しつつ、服を脱がされ、肌が露になった。

戌亥理音「せらくん、遊ぶってこういうことだったの?」

萎田せら「はぁ?健全ぶるの辞めろよ理音。」

紅薔薇郁乃「みぃは理音ちゃん好きやで。」

戌亥理音「・・・。」

部屋全体に喘ぎ声と泣き啜る声が響き渡っていた。

それが毎日続き、萎田笑男は見て見ぬフリばかり続けていたが、毎日聞かされる喘ぎ声にどんどん怒りを増していた。

怒りに達した萎田笑男は萎田せらに対し、怒鳴りつけた。

萎田笑男「そういうのは外でしろ!!いちいちいちいちうるさいんだよ!!

僕は仕事で疲れてるのに毎晩毎晩喘ぎ声を聞かされるのは散々だ!

せら、したいのは分かるが家に連れ込んでするものじゃないだろ?」

萎田せら「コミュニケーションを邪魔するっていうのかよ。」

萎田笑男「コミュニケーション?どう見ても違うだろ!!

大体こういう行為っていうのはな、友達としねえんだよ!!」

萎田せら「そういうプラトニックな話とかいいから。分かったよ。」

萎田せらは自室に戻ると、笑男はため息をつき、キッチンに行った。


次の日から萎田せらは仲間を連れてこなくなり、安心した矢先に警察から電話が来た。

警察「萎田笑男さんのお宅ですか?」

萎田笑男「私が警察沙汰になるようなことをしましたか?」

警察「実は萎田せらくんなんですが、友達と河川敷の下で淫らな行為をしていましてね。近所からの通報があったので、一回は注意したんですが、それでも辞めなくて、補導したんですよ。」

萎田笑男「私の息子が申し訳ございません・・・。」

警察「それなら済ませれたんですけどね。強姦の可能性もあると調査しています。」

萎田笑男「ど、どういうことですか!?!?」

警察「近所の通報から女の子が泣きながら性行為しているということも聞いているんです。それが戌亥理音さんでして・・・。」

萎田笑男「なっ・・・!!」

萎田笑男の顔が真っ青になる。

家に友達を連れてくるものの、友達らの顔は一切見ていなかった。

警察「お知り合いですか?」

萎田笑男「はい。私のいとこです。」

警察「萎田せらくんを一時逮捕しました。」

萎田笑男「まてまてまて!!それはいいんだ!戌亥理音の母親には言ったのか?」

警察「はい。連絡させていただきました。」

警察との話を終わらせてから、萎田笑男は羽田に連絡した。

萎田笑男「羽田さん!私の息子が警察に捕まったんだ!」

羽田「それは助けることが出来ませんねぇ。」

萎田笑男「なんでなんだ!!羽田さん!」

羽田「逮捕された人を助けるなんて、難しい。ましてや、あなたの息子さんでしょう?

噂には聞いてます。」

萎田笑男「くそっ!!なんでなんだ!!」

羽田「300万で解決いたしますが、いかがでしょう?」

萎田笑男「はああああああああああ!!!」

萎田笑男は持っていた受話器を地面に叩きつけた。

今までタダで助けてくれた羽田の裏切りに笑男は嫌気をさしていた。


突然、狐塚恋の姿が消えた。

狐塚詩彩には何のことか分かっていた。

狐塚恋次「お父さん、最近帰って来ないよなー。」

狐塚舞知「多分、出張なんじゃないのか?」

狐塚恋次「そおなのかー?遅いのは何かあると思うんだー。」

狐塚詩彩「ただの出張じゃない?」

狐塚恋次「そうだよな!」

狐塚舞知「んまあ、気にしなくていいんじゃないか。」

狐塚詩彩「それより、恋次、ちゃんと宿題した?」

狐塚恋次「ああ、そうだった。」

狐塚恋次は自室に戻った。

狐塚詩彩は何事もなかったかのように家事を始めた。

子どもが学校に行っている間、インターホンが鳴った。

狐塚詩彩「はい?」

萎田ナツ「あら、詩彩さんじゃないの。久しぶりねえ。」

狐塚詩彩「あら、ナツさんと圭さん。何があったの?」

萎田ナツは恋が働いてる風俗店の収益が書いてある書類を取り出した。

萎田ナツ「恋さんって着服してるんですって?」

狐塚詩彩「・・・汚い仕事してるんですね・・・。」

萎田ナツ「税務署より早く動くのが私たちの仕事じゃない。

そういえば、圭はあなたのことが好きなんですってねぇ。」

萎田圭「ああ。俺は詩彩が好きだ。」

狐塚詩彩「知ってるわ。ストーカーしてたのも全部あなたでしょ?許さない!私の弱みにつけこんでここまで・・・。」

萎田ナツ「それより旦那さんはどこかしら?・・・んまあ、いないって知って来たんだけどね。アハハハハハハ!!」

あざ笑うナツに対し、睨みつける詩彩。

ナツは指を鳴らすと、提案を出す。

萎田ナツ「そうだわぁ。これはどうかしら?

詩彩さんが恋さんの経営している店で働く。

これでチャラにしてあげるわ。」

萎田圭「おい、ナツ。俺の詩彩を汚すな。」

萎田ナツ「そうねぇ・・・。圭だけの嬢として・・・っていうのはどうかしら?」

狐塚詩彩「そ、そんなの許さない!!」

萎田ナツ「そう・・・。恋次くんや、舞知くん、仕舞いに颯さん達にもバラしていいのかしら。

親族会議で芽論さんが大慌てね。」

狐塚詩彩「分かった・・・分かったから恋次や舞知には言わないで・・・。」

狐塚詩彩は涙ぐむようにお願いすると、圭が強引に狐塚の家に入ろうとする。

狐塚詩彩「今なんて聞いてないわよっ!!!あなたっ!!!」

萎田ナツ「ふふふ・・・楽しむのよ?アハハハハハハハ!!」

萎田ナツは圭にビデオカメラを渡し、その場を立ち去った。

弱みを握られた詩彩は言われるがままにされるしかなかった。

また深夜にも圭が家に押しかけ、売り上げを渡すと、詩彩を強姦した。

弱みを握られた詩彩は警察にも言えず、ひたすら拷問を耐えるしかなかった。


一方、雲弧家は毎晩帰りの遅い鰤太郎を不審がって、雲弧颯は探偵のぞえに依頼を頼んだ。

雲弧颯「最近、旦那の帰りが遅くて・・・。」

ぞえ「どれどれ・・・私に見せてください。」

ぞえは山荘未解決事件と平行して調査していた。

ぞえ「雲弧さん。あのフウ・ロザリーゼさんに似てますね。」

雲弧颯「誰ですか?」

ぞえ「おっと、失礼。私の調査している事件でね。」

颯に渡された写真を胸ポケットに入れると、車に乗り、調査に向かった。

数日後、ぞえの撮った写真には女の子と鰤太郎が肩を並べて、ホテル街を歩いている写真が見受けられた。

その女の子には見覚えがあり、雲弧颯は恋だということが分かった。

雲弧如津武利「どうしたのそれ。」

雲弧颯「お父さん、浮気してたの。」

雲弧如津武利「浮気かあ。それはいけないことだな。」

雲弧颯「そうでしょう?だから、如津武利、お願いがあるの。」

雲弧如津武利「なんだい?」

雲弧颯「あの人には冷たい態度を取って欲しいのよ・・・。」

雲弧如津武利「いいけど・・・お母さんはそれでいいの?」

雲弧颯「いいわ。」

朝一番に帰ってきた鰤太郎に対し、無視する颯、如津武利に怒りを増した。

雲弧鰤太郎「一体、俺を無視するなんてどういうことなんだ!?如津武利、颯!」

何も知らない比呂利は鰤太郎の味方をする。

雲弧比呂利「そうだよ。母さん、如津武利。そのやり方はないんじゃない?」

雲弧颯は証拠写真を鰤太郎に見せつけた。

雲弧颯「鰤太郎さん?これはどういうことなの?」

雲弧鰤太郎「こ、これは・・・大学の飲み会であった生徒がなぁ・・・。」

雲弧颯「あぁ~ら?これはなぁに~?」

雲弧颯はその生徒と淫らな行為をしている写真を見せ付けた。

雲弧鰤太郎「こ、これは・・・あはは。襲ってきてねぇ。

どこの誰がこれを撮ったんだい?

趣味が悪いねぇ。」

雲弧颯「探偵に頼んだのよ?」

雲弧鰤太郎「探偵かぁ~。この子、芽論兄さんの愛人でさぁ~。最近、芽論兄さんが遺産の話でピリピリしてるから構ってくれないって言って、僕に甘えてきてねぇ・・・。」

雲弧颯「だから?」

雲弧鰤太郎「分かったから・・・もうこの話終わりにしようかぁ!」

雲弧颯「あなた・・・最後まで話し聞かせてもらうからね?」

雲弧颯は鰤太郎の耳を引っ張ると、個室へ連れていく。

如津武利は呆れたように鰤太郎を見た。

雲弧如津武利「比呂利お兄ちゃん、行こうか。」

雲弧比呂利「ああ、そうだね。」

如津武利と比呂利はリビングを後にした。

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