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philosophical

虚無感

作者: abakamu

どうも。この世の不条理を体験したabakamuです。


この詩は珍しく舞台があります。イメージだけですが。

分かったら活報か感想欄かメッセでつぶやいちゃってください。分かったら貴方は素晴らしいです。あ、ヒントは都内です。

道路に車は走る

歩道に人は歩く


風が吹く

雨が降る


空がある

雲がある

鳥が飛ぶ

鳥が鳴く


人が笑う

人が走る

人が喋る

人が笑う


プラスチックのゴミが

コロコロと

通り過ぎてった



人が喋る声が

聞こえない


人が笑う声が

聞こえない


何もかも

聞こえない


コロコロ……

コロコロ……


頭の中でこだまする



コロコロ……

コロコロ……


ざわめきに交えない音



宇宙は

まだ

大きくなるらしい


地球は

もう

大きくならないらしい


人間は

もう

大きくならないらしい



プラスチックが

また動く


コロコロ……



ほら

人に当たった


ほら

人に踏まれた


ほら

人に蹴られた


コロコロ……



空は青い

陽は赤い

海は白い

道は黒い


コロコロ……



プラスチックは

去っていった。

感想よろしくお願いしますです。

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― 新着の感想 ―
[一言] この詩があるのに気付かずに、同じ題名の詩を3月の頭に投稿していました。 私のとは全く違うもので、こんな書き方もあるのかと良い刺激になりました。
[一言] 虚無感ってか嘲りみたいなのを感じましたね。 プラスチックの微かな嘲笑が聴こえるようでした。 あ、基本的に個人的な見解ですから気にしないで下さい。 なかなか面白い作品です。 あとは、…
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