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第百五十話 一週間のお話(+ステータス・スキル・称号・装備一覧)

 

 メイドさんの話を聞いた翌日から一週間、俺は『IWO』に没頭し続けた。


 二月二十三日、水曜日。曇り。


 朝からログインすると、わき目も振らずに第六の街『アドルトーグ』の狩り場に直行した。北フィールドの適正レベルは93から100らしい。……俺のレベル? 今日で78になったよ言わせんな恥ずかしい。


 二月二十四日、木曜日。曇り。


『アドルトーグ』の北フィールドは、他の南、西、東のフィールドよりも若干建造物の保存状態がいい。城下町的雰囲気は相変わらずなんだが、ここら一帯はどうも、平民の居住空間という訳ではなさそうだ。区画整理もきっちりしていて、どこか上品さを感じる。

 レベルは80になった。


 二月二十五日、金曜日。曇りのち雨。


 北フィールドには、あちらこちらに教会のような建物が見られる。あと、無駄に宗教色漂う門とか、像とか。昨日発見した上品さ加減と合わせると、このあたりはどこぞの宗教の管轄区だったのかもしれない。なぜ中央にある街の中にないのかが疑問だが、きっと、北フィールドの奥にいるボスモンスターに絡んでいるのだろうと予想をする。

 レベルは81になった。


 二月二十六日、土曜日。曇り。春休み開始。


 北フィールドのボスは、レベル100らしい。適正レベル帯からして分かっていたことだが、今挑んで勝てるだろうか? 今日はレベルが二つあがって、83になった。17レベル格上……経験値の入りも15レベル以上レベルに開きがあると悪くなるし、せめてもう三つはレベルを上げてから挑むことにしよう。〝ベルセルク〟の経験値減少が結構効いてる感じ。

 あと、地味に【筋力強化(中)】が【筋力強化(大)】になった。基礎Str+10%から+15%、これは嬉しいね。


 そして、【多従の偽腕】の最大数を確かめている時に発見したのだが……どうやら『偽腕』って、五十本が打ち止めらしい。【多従の偽腕】の追加分も合わせて、合計で五十本。

 最初に二十六本出したとしても、追加で更にその倍を出して、『偽腕』を五十二本にすることはできなかったのだ。二十四本までしか出せなかったのだ。

 ……まあ、どうせインベントリの枠が六十に対して、剣で五十を占めるというバカげた数字なのは間違いないし、それ以上になられてもこまるっちゃこまるんだけど。キリがよくて結構。


 でもって、五十本の『偽腕』を出した時に、こんな称号を手に入れた。というか、〝偽腕の行使者〟が進化した。


 〝偽腕の行使者〟

【異形の偽腕】及びその上位変化スキルの消費MP減少-25% 

『腕』の発生起点を自身の半径5m以内で動かせる


 ↓


 〝偽腕の支配者〟

【異形の偽腕】及びその上位変化スキルの消費MP減少-25% 

『腕』の発生起点を自身の半径5m以内で動かせる

『腕』とのシンクロ率上昇


 シンクロ率って、何だよ……

 こんなファジーな説明文見たことな……くもないか。このゲーム、結構直感的というか、一見意味に迷うような説明文も平気で載せてきやがるからね。それだけ普通のゲームから外れたスキルなり称号なりが存在しているということで、元をたどればそれは異世界由来の、リアル不思議要素なんだろうけど。


 結局、この場合のシンクロ率というのがはっきりと表れたのは、まず『偽腕』の形が一つ。今までの『偽腕』は、本来の俺の腕と比べて微妙に長かったり、太かったりと……要するに、若干サイズがでかかったんだが。これが、ほぼほぼ完全に俺の腕の形と一致した。肩口から指先まで、おそらくこまかな筋肉量も同じに設定されているんじゃないだろうか。この世界では筋肉量なんてほとんど役に立つステータスではないけれど。

 それでも微妙な『ずれ』が無くなった分、いままでよりも『偽腕』を扱いやすくなった。あと、いままでよりも愛着が湧いた。……考えてみると、腕に対して愛着とか完全にアブナイ人だけど。でもゲームの時間の半分以上を、この無機質な黒い腕と一緒に過ごしているんだよなぁ。


 そして二つ目、これが多分、一番重要なことだろう。

『偽腕』に握った剣からでも、【バーストエッジ】を撃てるようになった。いままでは俺自身の身体に触れている剣からしか、【バーストエッジ】は発動しなかったのだが。これこそシンクロ率とやらの面目躍如ではないだろうか。【バーストエッジ】を俺から離れた所から、三つ以上同時に撃てるのだ。攻撃の可能性は広がりまくりですよ。やったね! というわけで、今日はテンションあげあげで遠距離から【バーストエッジ】をバスンボガン撃ちまくる日でした。


 二月二十七日、日曜日。雪。


 流石に装備に限界が来た。エリザに頼んで直してもらう。代えの装備を貰おうとしたら狩りに行くのを止められた。

 そういえば、スキル枠が一つ空いていたな。『グロリアス』の双子の片割れが使っていたような、武器創造スキルでも一時的に覚えようかとスキル欄を漁っていると、結局エリザは代えの装備をくれた。やはりやさしい。天使! 女神! エリザ!

 装備の耐久値は戻り、ついでに攻撃力が幾らか上昇し。レベルは84になった。

 エリザに晩御飯に誘われたが、断ってしまった。せめて第六のボスを倒すくらいまではストイックに行こうと思う。めっちゃ心揺れたけど。揺れたけど! 


 あと、昨日は気付かなかったけど【多従の偽腕】の説明文に若干の変化が起こっていた。


【多従の偽腕】AS

 『腕』が増える

 『腕』の発生起点を自身の半径25m以内で動かせる

 発動時に増やした『腕』の数まで、スキル発動中に新しく『腕』を増やせる

 効果時間:任意

 ※操作は個人によって適正有り


『偽腕』を動かせる範囲が、15mから25mになっていた。もうこれ遠距離攻撃だよ。小学校の大プールの端から端まで届くよ!


 二月二十八日、月曜日。雪。


 連日雪である。しかしこの寒さも、暖かくしてVRに旅立てば気にならない。今日中にレベルを86にするんだ、そんな強い思いで北フィールドのモンスターを狩りまくった。そういえば、北フィールドに出てくるモンスターは、四種類いるのだが、みな人型だ。そして、魔法使いタイプが半数、レイピアのような細い剣を使うのが一体、あとの一体は素手だった。外見はホムンクルス? といっていいのだろうか。のっぺりとした顔つき、蒼みがかった、妙につるつるした肌。その上に、神官服のようなものを着ている。

 ただし、最後の素手の奴、てめーはだめだ。完全にゴリラ。

 レベルは86になった。明日はボスに挑んでみよう。


 □□□


 クノ Lv86

 最大HP:720

 最大MP:8238

 基礎Str:3882

 基礎Vit:0

 基礎Int:0

 基礎Min:0

 基礎Dex:0

 基礎Agi:0


 □□□


 三月一日、火曜日。曇り。


「おはよーございまーす」


 小さな声で挨拶をしながら、『花鳥風月』のギルドハウス一階に降りる。最近俺は、かなり朝早くからログインしているのだが、それに合わせてエリザの顔を見かけるようになったのだ。


 彼女いわく、『たっ、たまには早起きしようかしら、とか、そういう、あの……』


 赤面して、もごもごと尻すぼみになっていくエリザだった。タイミング的に、俺に合わせてくれているのはほぼ間違いなかった。なんかいじらしくて可愛かった。


 だが、しかし。しかしだ。

 ここでエリザとまったりする訳にはいかないのだ。ほかならぬ彼女自身のために。年末までにはまだ時間は十分あるが、魔王を倒すのは、エリザを救うのは、早ければ早いほどいい。

 ……あの後メイドさんから得た情報によると、エリザの虚弱体質はもろに呪いの影響らしく、今もその度合いは進行しているのだという。あと半年ほどで、歩くこともままならなくなるかもしれないとも言われているのだ。毎日エリザの世話をして過ごす日々も悪くないが、それは全ての問題を片付けてからだろう。


 そんな訳で、メイドさんに大口叩いた手前結構焦っている俺は、今日も今日とてギルドハウスのカウンター前で、一日の最大の試練に立ち向かう。


「おはよう、クノ。少し元気が無いようだけれど、やっぱり疲れているようね。今日くらいは休んだ方がいいと思うわ。紅茶を入れるわよ?」

「う……い、いや……その……」


 おもわずたじろいでしまう。

 さぁ断れ、断るんだ俺! ここで頷いたら最後、今日はお茶会で終わってしまうぞ! ついでに膝枕とかもついてくるかもしれない! 耳かきもだ! ゲームの中で暖かな日差しを受けて、まどろみの中に落ちていくこと請け合い! 


 ……。


 めっちゃみりょくてきやん……


『今日くらいはいーんじゃない?』という気持ち(悪魔のささやき)と、『いや、今日それに甘んじてしまえばもう抜け出すことは不可能っ! はやく断るのだ藤寺殿!』という気持ち(むくつけき天使の怒号)がせめぎ合う。


 それにしても俺の中の天使はどうしてこう、強そうなんだろう。

 腕の太さとか、悪魔の胴周りくらいあるんだけど。お前本当に天使か。なので当然、天使と悪魔が戦えば、勝負は一瞬で決する。

 もうちょっと頑張れよ悪魔ぁ……

 毎朝悪魔を応援するが、どうあがいてもゴリマッチョのアックスボンバーの前では無力だった。


 そんな訳でしばしの逡巡のあと、俺はエリザに断りの言葉をかけてギルドハウスを後にするのだった。去り際のエリザの寂しそうな顔が、胸中に突き刺さる。

 あー畜生、魔王さえ、魔王さえいなければなぁ!! 

 まだ見ぬ魔王へのヘイトは、今日もガンガン溜まり続ける。



 ―――



「おっはようございまーす!」


 清く正しく元気よく。清々しい朝は清々しい挨拶と共に始まります。

 クノさんに『無駄に元気』と言われ続けてはや一年が経とうとしている御崎玲花です。おはようございます! おはようございます!


 私の学校はちょっと前に春休みに突入し、今日は朝から『IWO』にログインです。ギルドメンバーのログイン状況を確認したところ、クノさんは相変わらずどこぞで戦闘中。最近ずっと戦ってばかりです。たしか、前にメイドさんに用があると言って私の家に来た日からですね。何かあったんでしょうか。メイドさんに聞いてもはぐらかされてばかりですし、ちょっと釈然としません。

 クノさん以外は、エリザさんがログイン中でした。なので早速一階に降りて、先ほどの挨拶に繋がるのですが……


「……おはよう。フレイ」


 エリザさんはというと、どこか元気がありません。ここ数日、そうでした。クノさんの狩りの絶好調具合に反比例するようにです。

 ……まあ、多分、クノさんにあまり構ってもらえないからなんでしょうけど。構ってもらうという表現は語弊があるというか、私の主観が多分に含まれているかもしれませんが、おおよそ間違ってはいないハズです。乙女のカンというやつなのです。クノさん関係については、ほとんど外れた試しが無い高性能な奴を搭載しているので、信頼度は高いです。


 ……それがわかったところで、部外者の私にはどうにもできないんですけどね。

 クノさんもエリザさんも、既にお互いの気持ち(!)を伝えあった仲だそうです。正直悔しいですが、バレンタインから一週間くらいはずっとらぶらぶでした。しかもクノさんに聞く所では、お付き合いはしてないんだとか。わけがわからないよ……です。


 そんな二人が今、なんだかぎくしゃくしています。原因はというとクノさんにあって、完全にヒャッハーしすぎ、なのです。クノさんはちょっと戦闘狂なところは有りましたが、それでもエリザさんを放っておいてまで狩りにのめり込むなんて、そんな人ではなかったはずなんですけど……


 エリザさんは、そのわけを知っているのでしょうか。


「はぁ……クノ……やっぱり、姉さんからあのことを……」


 ときおり物憂げにため息をつきながら、こぼれる言葉は意味深です。やっぱりなんか知ってる感じです。それでもなお、二人が今の感じに甘んじているというのなら……本当に、私にできることはないに等しくって、


「ほらエリザさ~ん! 最近なんか暗いですよっ。そんなんじゃクノさんに嫌われちゃいますよ~?」

「え? あ、その……ク、クノとは別に、何も……」

「……え、なんですかその取りつくろい方。もしかして、ばれてないとか思ってました? あんだけここでいちゃいちゃしておいて?」

「う、その」

「別にいいですけど。いいですけど! 恋は戦争ですし。ですし!」

「なんか、ごめんなさい」

「いいですけどっ! ……まあそれはともかくとして。もっと楽しい顔してくださいよ。じゃないと私がなんか不幸です。むっきゃー! ってなっちゃいます」

「むっきゃー、ね」

「そうです。むっきゃー、です」


 ひとしきりエリザさんと見つめ合ったあと、どちらからともなく小さく噴き出します。よし、笑いました! ナイスフォローです私。これはクノさんに褒めて貰わなければなりませんね。ええ。


「なんか相談事があるなら、乗りますし。なんでもおっしゃってくださいね! たとえば、ほら、最近ジェットコースターの身長制限にひっかかったとか、牛乳を飲むのが苦手だとか、バストアップ体操の効果がでないとか」

「なにかしら、そのピンポイントな悩みは。喧嘩売ってるのかしら」

「ひゃ、いひゃいいひゃい、ひゅいまへん!」


 むにゅーん、と頬を引っ張られて、ぱちん、と離されます。ほんの小粋なジョークですよぅ。

 でもなんだか、いつものエリザさんに戻ったようなので一安心です。


「……ありがとう」

「え?」

「いえ、その。ありがとう、と。気を遣ってくれて」

「……ばれてました?」

「あまりきついジョークは、キャラじゃないわよ」

「なるほど。以後気を付けます~、あはは」


 察しがいいところも、完全に普段通りですね。こっちが恥ずかしくなっちゃいました。

 気恥かしさをまぎらわすために、「さーて、クノさんは何してるかな~」とメニューからクノさんの状態を見るともなしに確認して……


「……うぇ!?」

「どうしたの?」

「いえ、これ……」


 そこで私は、丁度クノさんのアイコンが『戦闘不能』に変わるのを目にしたのでした。


 ……あ、あのクノさんが倒されるとか……この街のフィールド、ちょっと魔境すぎませんかねぇ。


 スキル一覧:


【筋力強化(大)】PS

 基礎Str上昇+15%


【長剣強化(大)】PS

 武器『長剣』のStr上昇+30%

 武器『長剣』の損耗値を1/3にする


【賭身の猛攻】AS

 Str上昇+30% HP30%以下の場合、更に+10%

 Vit/Min減少-40%

 効果時間:発動後30秒間


【不屈の執念】PS

 自身のHPが0になるダメージを受けた場合、1度の戦闘中に1回までHP1で耐える

 このスキルが発動した場合、自身の次の一撃は相手のあらゆる防御(スキル・魔法・属性含む)を無視してダメージを与える


【攻撃本能】PS

 HP10%未満時、Str/Int上昇+25%


【覚悟の凶撃】AS/PS

 Str/Int上昇+150%

 戦闘中、1回まで発動可能

 効果時間:発動後最初の攻撃まで


 戦闘中に自身のHPが1より多い場合、強制的に1にする

 この効果でHPが減少した場合、その戦闘中は自身の"ダメージ無効化"系スキル・魔法・アイテム無効


【狂蝕の烈攻】AS

 発動後、毎秒自身のHP減少-2%(この効果によっては1未満にはならない)

 HPの残存量に応じてStr上昇+1.0%~+100%(HP1をStr上昇+100%とする)

 発動中HP回復不可

 戦闘中のみ発動可能

 効果時間:戦闘終了まで


【危機把握】PS

 自身のHPが0になる威力の攻撃のみ、位置・軌道・規模・到達時間が察知できる

 自身のHPが30%以下の場合、自身の周囲の空間に対する感知能力が強化される

 ※強化の程度、強化される範囲には個人差有り


【武器制限無効化(真)】PS

 武器制限を無効化する

 武器の所持数制限を無効化する

 武器アーツ使用不可


【多従の偽腕】AS  

 『腕』が増える

 『腕』の発生起点を自身の半径25m以内で動かせる

 発動時に増やした『腕』の数まで、スキル発動中に新しく『腕』を増やせる

 効果時間:任意

 ※操作は個人によって適正有り


【投擲】PS

 投擲可能物を投擲した時のダメージ1.2倍

 投擲の命中精度上昇


【斬駆】AS 

 剣系統武器での攻撃時、威力上昇/剣身を伸ばす

 攻撃の威力・剣身は消費MP10%ごとに増大

 戦闘中、3回まで発動可能

 効果時間:発動後最初の一撃のみ


【特化型付加魔法】MS

 一つのステータスの上昇に特化した付加魔法が使えるようになる

 『筋力付加』

 〝彼の者に強き力を与えよ〟

 対象のStr上昇+20%

 対象条件:自身の半径20m以内に存在する敵対していないプレイヤー1人

 効果時間:発動後40秒間

 『筋力重加』

 〝彼の者に更なる力を与えよ〟

 対象のStr上昇+20%

 対象条件:自身の半径20m以内に存在する、『筋力付加』の効果を受けており、敵対していないプレイヤー1人

 効果時間:『筋力付加』の効果終了まで

 『筋力倍加』

 〝赤き魔血の奔流よ 我に従いその強大なる力を顕せ〟

 自身の基礎Str上昇+100%

 24時間に1回まで発動可能

 効果時間:発動後10秒間


【バーストエッジ】AS

 武器にエネルギーを纏い、爆発させる

 エネルギーの最大値は自身のStrによって変動

 効果時間:発動後2秒間


【死返し】AS

 相手攻撃を無効化し、

 その予測ダメージ分威力を上乗せした攻撃を自動で仕掛ける

 自身のHPが0となる相手攻撃にのみ発動成功

 相手攻撃が当たる直前のみ発動受付

 このスキルの発動が失敗した場合、自身のHPは0となる

 戦闘中、1回まで発動可能

 効果時間:自動攻撃終了まで


【シックスセンス】PS

 感知系スキル・魔法を1つ選び、効果を強化する


【(空き枠一つ)】


【惨劇のせん攻】SEスペシャルエフェクト

【賭身の猛攻】と【狂蝕の烈攻】をそれぞれ消費MP1/2で同時発動

【賭身の猛攻】の効果時間を“戦闘終了まで”に変更

【狂蝕の烈攻】のStr上昇率1.2倍

 “血色の瘴気”に触れた敵対者のHPを無条件で減少させる

(接触中継続ダメージ、減少量は自身の基礎Strによる)


 称号一覧:


 〝非情の断頭者〟

 相手HPが50%以上の場合、与ダメージ1.5倍


 〝機械仕掛けの精密攻撃〟

 効果時間が”一撃”限定のアーツ・アクティブスキル・魔法を使う場合、以下の条件を満たした複数の攻撃に対して効果が適用されるようになる

 条件:その複数の攻撃で”複撃統合”をできると確信すること


 〝ベルセルク〟

 戦闘開始と同時に、戦闘終了まで状態異常〈憤怒Ⅴ〉付与、移動力低下

 適正レベル以上の敵対者を倒した数によって基礎Strを加算

 ただし、加算上限までに倒した敵対者から得られる経験値-80%

 この称号の効果はパーティー非結成時のみ有効となる。パーティー結成時には、称号の効果により加算した分の基礎Strは一時的に0となる


 〈憤怒Ⅴ〉

 Str上昇+50%

 Str以外の全ステータス減少-50%

 被ダメージ2倍


 〝耳栓の加護〟

 一定以上の音量を緩和する


 〝復讐者〟

 自身のHPが0になってから25分間、

 基礎Str上昇+30%、与ダメージ1.35倍、被ダメージ2.5倍

 取得条件:168時間以内に1100回以上HPが0となる


 〝偽腕の支配者〟

【異形の偽腕】及びその上位変化スキルの消費MP減少-25% 

『腕』の発生起点を自身の半径5m以内で動かせる

『腕』とのシンクロ率上昇  


 "神樹を救いし者"

 HP/MPポーションの効果上昇

 固有スキル【神樹の癒し】


【神樹の癒し】PS

 自身のHPが0になった場合、戦闘中に1回のみ残存HP100%の状態で復活する

 この効果が発動した戦闘で死に戻りを行った場合、強制的にレベルが3つ下がる


 〝玉兎の加護(筋力)〟

 基礎Str上昇+7%


 装備一覧:


『《邪具》黒蓮・魔式 No.001~050』Str+425

 特殊効果:

 武器Strに、自身の基礎Strの25%を加える

 武器の損耗値を1/2にする

 装備中の防具のVit減少-80%

 装備者に状態異常〈麻痺Ⅱ〉を常時付与

 装備者に状態異常〈呪いⅣ〉を常時付与

 装備者に状態異常〈石化Ⅳ〉を常時付与

 装備者に状態異常〈出血Ⅴ〉を常時付与


『《邪具》黒百合・魔式』(inner~shoes)(四種)Str+297(合計)

(四つ合わせた)特殊効果:

 最大MP上昇+45%

 自身の攻撃威力上昇+10%

 与ダメージ1.05倍

 最大HP減少-60%

 被ダメージ1.5倍

 防具の損耗値を2倍にする

 装備者に状態異常〈衰弱Ⅲ〉を常時付与


『《邪具》茨の黒手』(others) Vit-500

 特殊効果:

 Str上昇+80%

 武器Str+100%

 最大HP減少-75%、Vit/Int/Min/Agi/Dex減少-80%

 この防具の耐久値が0になった場合、以下の効果が発動

 ①360分間獲得経験値減少-90%

 ②60分間武器装備不可

 耐久値 1/1


『MVP記念リング』

 スキル枠+1


『黒百合・縛』

 Str上昇+15%


『黒妖希石のペンダント』

 Str上昇+15%


『《呪具》誘香の腕輪』

 フィールド上のモンスターを引き寄せる

 このアクセサリによって引き寄せたモンスターは、以下の効果を得る

 ①Str/Vit/Int/Min上昇+75%

 ②全状態異常無効

 ※効果発動一時間ごとに二時間のクールタイムを要する


『スキルリングα』

 スキル枠+1


『スキルリングβ』*3

 スキル枠+1

 このアクセサリは、アクセサリの装備枠を消費しない


(アクセサリ枠5/5)


『ドラク・レイヴィアス/レイレイ』

 服従度:☆☆☆☆☆

(最大実体化時間は二時間。実体化時間の半分の時間分、クールタイムを要する)


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