告白行列
ドキドキ、ドキドキ。
あ、みなさん、すいません。
私の心臓の音から始まっちゃいました。
この音の真相はなんだ、って?
そりゃ私の心臓の音ですよ?
私、島崎月は、今好きな人に告白しようと思い、木の後ろにいます。
え?なぜ木の後ろかって?
そりゃあ、今彼が告白を受けているからですよ。
そう、彼に告白しようとしていたのは私だけではなかったのです。
こんなに敵がいたなんて……
ふと気づけば周りのすべての木の後ろにひとがいます。
十本はありますか……
十本全ての木の後ろに女の子がまだかまだかと待っているんです。
先ほどリーダーっぽい女の子が私のところに来て、
「あなたは告白五番目ね。あそこの木の後ろで待ってて」
と言ってきたんです。
おとなしく私は、その言われた五番目の木の後ろで待ってる、ということなんです。
あ、四番目の子が終わりました!
泣いて帰って行きます。
もう木の後ろに隠れているのは残り五人。
あ、今私の名前が呼ばれました。
ではみなさん、行ってきます。
初めてコメディーを書きました!
あんまり面白くなかったかも知れませんが(T ^ T)
どうでしたか?