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東方鬼魂伝  作者: 璃燐
1/5

プロローグ:生の終りと終りから始る来世

ええ、新しく又東方を書きましたのでどうか見てってください


キーンコーン、カーンコーンっと授業の予鈴がなり、放課後になる・・・・・・・・・


俺はその音で目を覚ます・・・・・・・・・・・・


「・・・・・・・・・・・・んぅ~、机で寝ると首が凝るな・・・・」俺はリュックに教科書を積め

 教室を出ようと机から離れた時に、教室の扉が開いた


「荒哉先輩は、居ますか?」その声で俺は、誰なのかが分かった


「芹奈ちゃんじゃないか。如何したんだい?」

 俺の名前は荒哉(あらや) 霧影(きりかげ)。極々普通の高校3年生だ

 そして、話しかけてきた女子は俺の2歳年下の幼馴染で後輩の芹奈ちゃんだ


「いえ、良かったら一緒に帰りませんか?」


「ああ、良いよ?あ、その前にデパートよっても良いかな?買いたい物あるから」


「はい。では行きましょう」






「よかった、まだ売り切れてなくて。この本続編出るって知った時から決めてたからね」

 デパートに寄った帰りの俺は、芹奈ちゃんに満足そうな感じで話していた


「其れにしても、先輩って本好きですよね?」


「まぁね?本読んでいると落ち着くんだよ。でも、そのせいで寝不足に成ったりも

 するんだけどね?」苦笑しながらも、俺は会話を楽しむ。


そうして、俺達は横断歩道の真ん中辺りまで来たその時だった。一台の大型トラックが

信号無視して突っ込んできた。

このままじゃ、両方轢かれてしまう・・・・・・・・せめて、せめてこの子だけは守るんだ!!


「くっ!!芹奈ちゃん!!」俺は力一杯、芹奈ちゃんを元来た方向へ突き飛ばし安全な歩道の

 所まで何とか届かせた


「きゃ!へ!?せ、先輩!!」しかし、俺はその声を聞くと同時に信号無視をしたトラック

 に撥ねられ、ドッゴンっと音を立てながら宙を舞っていた


そして、周りから凄まじい程の悲鳴が鳴り叫ぶ


「おい、君!?確り、確りするんだ!!誰か、救急車を!早く!!」近くに居た中年の男が

 駆け寄ってきた・・・・・・・


「先輩!!荒哉先輩!?しっかりしてください!?」芹奈ちゃんも直ぐに俺の処へ駆け

 寄ってきた・・・・・・・だけど・・・・・もう意識が・・・


「あ・・・・はは・・・参ったな・・・・折角買えた本読めると・・・・思ったのに・・・・

 其れより・・・・・・芹・・・奈ちゃんは・・・・怪我・・・ない・・・かな?」俺は、声を振り絞って喋る


「喋っちゃ駄目です!もう直ぐ救急車が来ますから、確りして下さい!!」


「何か・・・・・もう・・・目が霞んで来たな・・・・ああ・・・・芹奈・・・ちゃん・・・何処だい?

 真っ暗で何も・・・分かんないよ・・・」


「お願いだから・・・・もう喋らないで・・・・」彼女が泣きながら語りかけてくる

 ああ、何で真っ暗なんだ・・・・あの子がこんなにも泣いてるのに


「ああ・・・ごめんよ・・・芹奈ちゃん・・・・この本、実は、君の誕生日あげるはずだったんだ

 そして・・・・・大好きだったよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 俺は其処で意識を失い絶命した


「せ・・・せんぱい?・・・・・先輩?目を開けて下さい・・・先輩、先輩!!嘘ですよね?

 ・・・・・・・うわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!?」そして、彼女は泣きながら

 死んだ俺を抱きしめていた・・・・・・・・・・



















・・・・・・・・ん?あれ?俺は確か、トラックに撥ねられて死んだはずじゃ?


「その通りです、確かに貴方は死にました」真っ白な空間を見渡しながら悩んでいると

 目の前には少女の姿をした女の子は立っていた。そして次の瞬間


「本当に申し訳ありませんでした!!??」目の前の少女は土下座してきた・・・・・・・・

 意味が分からない・・・・・本当に・・・・・


「えーと、意味が分かんないんだけど?どういう事だい?」


「本来、貴方はまだ死ぬはずでは無かったのですが、此方の不手際で誤って貴方を

 死なせてしまいました・・・・・・本当に申し訳ありませんでした!?」そう言って

 少女は、また深く土下座した


「その前に、君は誰なんだい?」


「私は、貴方達人間で言うところの神様です・・・・・・・」


「つまり、君は神様で、間違って俺を死なせてしまった。そう言いたいのかい?」


「はい・・・・・」その言葉で、さらに凹んでしまった神様


「まぁ、怒っても仕方なしねぇ~生き返る訳でもないんでしょ?」


「はい、元の世界に戻すことは出来ません。そんな事をしたらどんな影響があるか

 分かりませんから」


「しかし、元の世界とまではいきませんが、代わりに別の世界への転生と

 様々な知識と能力などが施されます」


「因みに、どの世界なの?」


「えーと、平行世界の東方projectと呼ばれる世界の過去の時代に転生して頂きます」

 うん、どんな世界か全然わかんないな・・・・・・


「それで、様々な知識と能力ってどんなの付く訳?」


「まず、知識としては、一般常識とか生きていく為の知識ですね。能力はその世界に

 合ったもので『鬼の力を操る程度の能力』と、服と鎧一式とこの鬼の篭手です

 あと、種族なんですが人間ではなく、半人半鬼です。不老なので老いはしませんが

 殺されると死んでしまうので、頑張って生きてください」


え?人間じゃないの?てか、最後にメチャ嫌なこと聞いちゃった・・・・・・


「で、なにこれ、ちょっと気味悪い篭手だな・・・・・」ちょっと不気味な篭手を見る

 てか、甲の部分が目蓋見たく動いてるんですけど・・・・・・


「では着替えて下さい、着替え終わったら転生させますので」


「ええっと、ココでかい?て言うか、今の俺はどんな姿な訳?」


「その、えっと、ポッ/////」ちょっと!?なんで顔赤くしてんの!


「あの、実は、下着(男性用スポーツパンツ)姿です・・・・・・/////」


「えっ!ちょ、なんで!?普通死んだ時の姿じゃないの!!」


「死んだ時の姿だと、全身血塗れだったので」ああ、確かに血塗れじゃ気持ち悪いか?


「じゃあ、着替えるよ・・・・・・」



少年着替え中・・・・・・・・・・・・・・・・・



「コレで良いかい?鎧なんて着たこと無いからなぁ~」ちゃんと着れてるのかなぁ?


「はい、大丈夫です!では、最後に篭手を着けますから、右腕を前に出して下さい」

 言われた通りに、利き腕である右腕を翳すと、神様の持っていた鬼の篭手が

 淡い青色の光を放ったと思ったら、俺の腕も同じ光を発して目を開いたら

 何時の間にか、俺の腕にさっきの鬼の篭手が装着してあった


「では、準備が出来たので転生しますね~」そう言って俺の足元が光り出した


「それでは、新しい人生を満喫してくださいね~」その言葉を最後に

 俺の目の前は真っ白になった










少年転生中・・・・・・・・・・・・・







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?どうやら、転生が終ったみたいだな?


「さて、とりあえず如何するか・・・・・ん?何だろ、これ?手紙か?」


『えーと、コレを読んでいるって事は転生に成功したようですね。』

 ええ、そりゃもう見渡す限り森ですね


『一様、荒哉さん居る東方の世界に付いて何ですが、ココはその東方の過去の世界です

 因みに、時代的に言うと現代から遡る事、約1700年以上昔だと思いますが

 不老なので老いはしませんから、挫けずに、新しい人生を歩んでください。

 by、ノルンより』って、北欧神話の女神様だったのか!君は!?


「さて、コレから如何するか・・・・・・・・・とりあえず、歩くか・・・・」俺は転生して

 直ぐに森を歩き始めるのであった



さて、コレから色んな事が有るんだろうけど、頑張って生きていくか!




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