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千切りキャベツで生き延びる  作者: メロンパンの耳
千切りキャベツの出会い
5/6

番外編 行方不明の青年

千切り初の番外編!

次回は本編です

僕は三井和人

アパートの管理人をしている。僕は今、今月の家賃を滞納している一人の住人について考えていた。

名は木谷圭人と言い普段料理人として活動している、圭人と僕は同じ高校の同級生であり、仲が良かった。

もともと彼は地方の中学の生徒だったのだがいじめの仕返しでクラスメイトに重傷を負わせそれで東京の中学に転校、そして進学し、僕と同じ高校に通うこととなった。圭人はクラスでも浮いていたが卒業の頃には打ち解けていた。そういえば圭人に好意を持っていたあの女子の名前なんだったかな?まあそんな回想は置いておいて、彼は普段家賃をしっかり払っており、遅れたことは一度もない。そんな圭人が滞納しているのだ。そして動画投稿も一週間以上前に投稿されたっきり投稿されていない。別に視聴者が減ったわけでは無い、むしろ増えていた。毎日投稿をモットーにしていると前に言ってたので一週間も投稿していないのはおかしい気がする。最後に圭人と飲んだ時なんか言ってたかな?そう思い考えて見る

「和〜見ろよこの包丁カッコいいだろ〜」

圭人が酔って包丁自慢をしてたのを思い出した

関係ないか。直接聞いた方がいいと思い圭人の部屋に行くことにした。

ドアを開けて内側からノックする。

「圭人さーんいませんかー?」

よくやるギャグだ。普段だと「ノックは外側からするもんだろ!」とツッコミが来るが今日はツッコまれなかった。これは何かあったなと思いキッチンに向かう。キッチンには強で付いたままの扇風機、三脚についた充電の切れたスマホ。そして少しカビた千切りキャベツ、自慢していた包丁があった。

千切りキャベツは床の下にいっぱい落ちてあり、箒を持ってきて集めた。すると千切りキャベツの下に服があったサイズ的に圭人のものだろう。

とりあえず服は後で洗っておこう。そう思い回収する。

とりあえず扇風機は止めて、スマホは何か手がかりがあるかも知れないから持っていこう。

僕の部屋に戻るとポストに紙が入っていた。

中を見ると1ヶ月後に同窓会があるから来いよという事が書かれた紙だった

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