サーティ王国の姫様騒動?
「ヒャッハァーー!!」
翌朝 俺の寝ている横に 見覚えのある赤色のモヒカン男がそこに立っていた
「うぅぅんんん…あと…5分…いや10時間…Zzz」
俺は、まだ夢を見ているようだ 良し二度寝をしよう
「おいおいおい!まさか忘れたのかブラザー?
今日はあのXデェーだぜ? 仕方ねー ブラザーだぜ おい!」
なんか俺の身体をもぞもぞさせられ 担ぎ上げられる
「うぅぅん…えっ?ちょ!? 何これ?」
モヒカン男が3人…だと…
原始人 形式で持ち上げられ
「「「ヒァーウィーゴォーーー!!」」」
「ちょ!? うぇぇぇーーー!!」
担がれたまま ささっと走るモヒカン男達
俺 まだやるとは言って無い!!
ものの数分で 現場に到着し 道端の草影に隠れる
「いいか?プラン通りに進めよ?わかったな?」
「わかっているって相棒! 俺達は男だからな!」
「任せろ その為だけに 枝を拾い上げ 頑丈の槍を完成させたんだからな!」
知り合いのモヒカン男が 4本の木の槍を みんなに渡す
俺 参加しないんで いりませんよ?
「ほら、坊主 ちゃんと持って」
無理矢理 強制的に 槍を握らされる
「待って!待って! とりあえず落ち着こ?」
俺はモヒカン男達に 呼びかける
「しっ!!静かに…来たぞ…あの馬車だ」
そう言われて モヒカン男の指をさされている場所を見ると
3台の馬車が 道路沿いに歩いて
護衛人として 馬車の先頭に4人
真ん中に左右片方ずつ4人 そして後ろに4人 計16人である。
一方こちらは、3人… 分が悪する これは襲わない方が…
「面白ぇ…1人頭 4人葬ればいけるな…」
あのぉ…どこをどう見たらいけるんですかね?
えっ!?今攻めるの? 待て待て待て待て!!
「ヒァッハァー!! 姫をよごせぇぇぇぇぇえ!!」
「うぉぉぉお!!」
槍をぶん回し 護衛の男を攻撃しようとするが
「…ふん!」
護衛している男にあっさりと剣で流されて そのまま モヒカン男1人を斬られる
「ブラザーの仇ぃ!!」
もう1人のモヒカン男が 槍をぶん回す
さっきと同様に あっさ(ry
「クッソぉぉお!! くらえぇぇえ」
以下省略 見事にコテンパンにされる3人
ちなみに俺は草影に隠れています
「おーい?大丈夫かぁ?」
先頭の馬車から 鎧を着た 厳つい男が 顔を覗かせる
「いえ 第三十騎士副団長が 出るまでもありません!」
「おー!そうかー とりあえずこいつら 縄縛っておいて
ギルドに渡すぞ?」
護衛の人達が ロープのようなものを縛られ担ぎ上げられる
そして 何事も無かったのように 馬車が過ぎ去って行った
とりあえず 馬車の姿が見えなくなったので
俺は草むらから 出て 葉っぱを落とし 姫様が何ごとも無かった事に安堵するのだった。
モヒカン男 おまえらが悪い…牢屋に入って反省するんだな…
♢
現在12時 お腹が空いたので
いつものように 喫茶店で軽いサンドイッチを食べる
今日は卵サラダである 120ドイルを支払い 堪能する
そして 始まりの森に入るが 何故か知り合いのレイナさんが
いるのであった。
もしかして 俺と同じ ドロップアイテムを回収しているのかもしれないので 邪魔にならないように
別の場所で ドロップアイテムを回収する
今日は ジャックの出番である
しかし ここで問題が
無数のピストルを両手で抱えながら 放銃するジャック
ピピィィーー!! レッドカード!!退場だ 退場!!
狙撃音がうるさいし 弾丸の跡がえげつない…
ここで選手交代 頼むぞ マリア!!
しかし 怪我の癒しと 攻撃力防御力の一時的倍増しか出来ない為 あえなく退場
いや、ジャックよりマシだよ?
ユウイチにバトンを渡し
ソフィアとジャックとマリアはドロップアイテムを回収
そして俺とシルフィで スライム討伐をする
シルフィは手加減が一番上手いので レベリングを行う
時々 ユウイチとソフィアとジャックとマリアが
こちらをチラチラと見る
何故か シルフィは頬を染める …何故だ…
1時間で A級収納庫が満タンになってしまうので
レベリングの配分がスライム2匹しか倒せず。
冒険者ギルドで換金し もう一度 始まりの森へと往復を開始する
ひと段落 落ち着いたら 空いているベンチに座り
ギルドカードを確認する
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葉山 涼太 職業:|召喚士
Lv:5 ギルドランク:A
HP:−15/ー
MP:▽/▽
物理攻撃:A
物理防御:A
魔法攻撃:▽
魔法防御:A
移動速度:E
ストック:1
スキル:究極召喚
【伝説級勇者】【上級魔法術師】
【影忍者(極)】【守護神】【銃器錬金術師】
【神話級聖職者】【未登録】【未登録】
『必要経験値1/100』
所持金 1万0165ドイル
次のレベルまで 580/600
《A級収納庫》
学生服・白服
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流石に レベリングしているとは言え
闘う体力と気力が段々と薄れ
最終的には ユウイチにおんぶされる始末である。
いや、ごめん…役立たずで…
おんぶされる姿を街で晒す訳には行かないので
とりあえず 今日のところは終わろう はぁ…疲れたぁー
今日の晩御飯は高タンパクが欲しいので肉料理を頂き
250ドイルの支払い
同じく 格安相部屋代500ドイル
コインランドリー行って 200ドイルを支払う
もちろん洗濯中は ギルドカードの確認を行い
ストックを移動速度を上げる
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葉山 涼太 職業:|召喚士
Lv:6 ギルドランク:A
HP:−15/ー
MP:▽/▽
物理攻撃:A
物理防御:A
魔法攻撃:▽
魔法防御:A
移動速度:F
スキル:究極召喚
【伝説級勇者】【上級魔法術師】【影忍者(極)】
【守護神】【銃器錬金術師】【神話級聖職者】
【未登録】【未登録】【未登録】
『必要経験値1/100』
所持金 1万4215ドイル
次のレベルまで 480/700
《A級収納庫》
学生服・白服
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結構 所持金が増えていったので
色々買い物を済ませておきたい
明日は ドロップアイテムを回収作業をお休みにして色々買おう
いつも通りに 大浴場に向かい しっかり身体を癒し
就寝を済ませるのだった。
…何か忘れていませんか?
今日 ギルド運営の非番を貰った レイナです。
葉山さんに 始まりの森で あの白色鎧を着た
カッコいいイケメンを探しています
もちろん スライムみたいな あのぷよぷよした 液体には
近寄りたくありませんので
魔除けスプレーと忘れずに かけてきました
しかし 探しても探しても 私の一目惚れした あのお方が
見当たりません…
うぅ… なんで 現れないの…
こうして 真っ暗な夜になるまで 隅々まで調べるレイナ
途中で 知り合いの魔法使いに会うが
レイナにとっては あの勇者を1点に探すのだった。