表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/9

サーザンド男爵家にて 〜継母〜

〜お見合い決定日〜


「ナリア、仕立てにはミリアーヌ()の要らないドレスや装飾を使いなさい。貴女にはそれで充分よ」



〜お見合い終了後〜


「ようやく起きたのですね。まったく、貴女には失望ばかりです。

化物か何か知りませんが、相手は侯爵家、貴女の恥はここサーザンド家の恥にも繋がるのですよ。肝に銘じておきなさい」



「…お見合いを受けるそうですね。貴女自分が気絶して寝ていたのを覚えていないの? まあいいわ。

後日、解呪を得意とする術師が訪れる予定だからそのつもりで」



〜侯爵家へ奉公〜


「そうですか…くれぐれも失礼の無いようにするのですよ。

では、これを持っていきなさい。呪いを打ち返すと言われているブローチです。

それと邪眼を防御する眼鏡、後は邪眼を潰す聖水、もう一つは魅了を……え、必要無いですって? 私に口答えしないで頂戴」



〜結婚報告&侯爵様顔合わせ〜


「」



〜結婚報告&侯爵様顔合わせその後〜


「私は今まで貴女に対し優しくは無かったとは自覚しています。正直疎ましく思うこともありました。

それでも、信じてはもらえないかもしれませんが、決して貴女の事は嫌いではなかったのです。

今更だと思うでしょうね。本当にその通りです。


けれど、けれども! 私が辛く当たってしまった所為でナリア、貴女の心はこんなにも歪んでしまった!


私は決してこんな結末は望んではいなかったのよ! ああ、ナリア、何も出来ない継母を許し……え、侯爵を愛しているから大丈夫? 全然大丈夫ではないじゃない!!

そもそもあの日にあの人(旦那様)がうんたらかんたら…」




ナリア「すごく面倒くさい」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ