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Fragile Color  作者: 暫定とは
8/12

第肆話:晩夏の少女がリリカルなのは 上

 城之内美鶴(じょうのうちみつる)は、基本的に何をやらせてもどうやら人並み以上の能力を発揮する。

 というのが、この一ヶ月で俺が彼女を見てきた結果分かったことのうちの一つだ。

「カリカリカリカリ」

 特に学業の面に於いて、彼女はこの高校に置いておくには勿体ない程の能力を有している。

「カリカリカリカリ」

 ただひとつ残念なのは、俺がモノローグでここまで褒めてやっているというのにも拘らず、その間彼女はシャープペンの擬音を延々と口で再現してくる、ということだ。大変遺憾である。

「あんまりカリカリしないで」

 それはこっちの台詞(せりふ)だし、それを言うなら『そわそわ』だ、城之内。

「そして夏期講習とはいえ授業中だ。私語は慎め」

「分かったカリ」

 今日の城之内は、少しうざい。


 八月も後半へ差し掛かり、暑さのピークが迫る中、俺たちはわざわざ学校へ赴いていた。いや、最近は珍しく部活動が盛んなので学校に行くことはしばしばあるのだが、今日の用事は違った。夏期講習だ。

 今日の内容は数学、数学、数学、数学の徳用数学詰め合わせで、授業の最後にはおさらいの小テストがあった。そして今はその帰り道。

「六十二点、数学の小テストに於いて過去最高」

「珍しく真剣に授業受けてたもんね、大地(だいち)

 自信満々だが、そんな点数が最高な人生は最低だよ。

「あたしは八十六点。シュンは?」

 大地はやれば出来るがやらねば出来ない典型で、(れん)はガリ勉の典型だった。()く言う俺もガリ勉で、それも常に或る程度は上位にいないと不快感を感じるガリ勉なので、或る程度の勉強はしているつもりだ。

「九十四点」

「くーッ、悔しいねえこのガリ勉! てか暑い! あついあついあつい!」

 蓮、リズムに合わせて叩くな、そこそこ痛い。

「みっつーは? 百点?」

 ハードルを上げ過ぎだ!

「百点、と言いたいところだけど、九十八点よ。一問を凡ミスで落としたわ」

 城之内が凡ミスとは珍しいな。

「マンガみたいには行かないもんだな」

 と大地。「んだね」と蓮。

 でもまあ、カリカリカリカリふざけていた割には、授業の内容はしっかり聞いていたんだな。

「あら、記憶にないわね」

 涼しい顔をしやがって。

「言ってただろ、三限の途中からずっとカリカリカリカリ」

「何時何分何秒ニオ・アシリアが何回周った時かしら?」

 小学生か!

「ところで皆さん」

 と蓮。

「夏休みももう半分が終わってしまいましたが、宿題のほうは如何(いかが)なさってますか?」

 (いや)らしい顔をしやがって。どうせ『写させてくれ』、だ。

「宿題ってのは最終日に泣きながらやるのがロマンなんだよ。なあシュン」

「俺はそこまで無謀なことはしない。夏休み入ってすぐに行程表を作って着々と進めているよ」

「クソッ、小学生の夏休みには共同戦線で宿題と戦った、かつての俊介(しゅんすけ)は何処に行っちまったんだ……」

 そんなことをした記憶はない。

「二人共あたしに泣いて(すが)ってきたもんねえ」

 そんなことをした記憶もない!

 大地は学校近くのコンビニで購入したエナジードリンクを飲み干し、次を言う。

「みっつーは? もう終わった?」

 お前たちは城之内に対して打ち立てるハードルが高過ぎる!

「私にはこの夏休み、宿題は出ていないわ」

 そんな馬鹿な話があって堪るか、と思ったが、城之内の表情は嘘を吐いているそれではなかった。

「然し夏休みギリギリで転入してきたとはいえ、宿題が出ない、なんてことがあるのか?」

 城之内は人差し指を突き立てて俺を見る。

「簡単な推理だよワトソン君」

 誰がワトソンだ。

「夏休みの宿題は発表されたその晩に全て終わらせるのが習慣なの。夏休みを謳歌(おうか)する為に邪魔なものは全て事前に処理しておく。例えそれが何であったとしても。それが戦場で生き残る為の鉄則なのよ」

 お前は一体何と戦っているんだ。

 とはいえ城之内らしい、悪くないやり方だ。そこそこの学力と執念がなければ出来ない芸当だろうが。

「ちなみに読書感想文は既に来年の分も書き終えたわ」

 気が早過ぎる。

「そしたらみっつー、あたしの分も書いちゃってよ!」

「お安い御用よ」

 やった~、と喜び掛ける蓮の声を(さえぎ)る。

「ダメだ。来年は受験生なんだから、もう少ししっかりしろ」

 あなたは蓮のお母さんなのね、と城之内は言った。シュンは昔から面倒見が良いんだ、と大地がそれに続く。

 斯く言う俺は、自分で言っておいて、来年は受験生、という言葉が頭で引っ掛かっていた。こんな阿呆(あほ)みたいな会話をしていられるのも、今だけかも知れない。

「来年からしっかりするから~~~」

 そう言う奴は来年も同じことを言っていると相場が決まっているんだ、蓮。


   *


 翌日、我らが映像研究部の四人は、顧問の平井(ひらい)の娘さんの香苗(かなえ)ちゃん、そして大地の弟の(ひびき)と共に、かつて俺と大地、蓮が通っていた――今は響が通っている――小学校に、徒歩で向かっていた。

「悪いけど、高校のほうで急な仕事を頼まれて、午前中は行けなくなってしまった。集合場所は香苗に伝えてあるから、よろしく頼むよ」

 と、朝五時から俺のカソウパッドに平井から電話に依る連絡があった。

 まず、俺は平井に連絡先を教えていない。次にその連絡は俺ではなく、部長である大地にするべきだ。そして何故、午前五時に他人に着信を入れる気になれるのか。

 あらゆるツッコみをしたかったが、眠気と相手が教師であることからどうにか抑えた。幸い香苗ちゃんは集合時間には既にその場所に着いていてくれた。

「平井香苗です。お父さんがお世話になってます、今日はよろしくお願いします」

 彼女は少し強張った声でそう言っていた。

 ついでに言っておくと彼女は、俺たちの「平井に似た熊のような女の子だったらどうしようか」という懸念を打ち破るような、美しいストレートの黒髪と、澄んだ黒い瞳を有した美少女であった。

「よく調教されているわね。持って帰っても良いのかしら」

 頼むから純粋無垢な小学生二人を前にして、そんな危険なことは言わないでくれ。

 確かに小学五年生とは思えない落ち着きを、彼女は(まと)っていた。然しそれは、城之内の役の幼少期を演じる上では寧ろ好都合であった。

「あら、持って帰って何をするかはまだ言ってないのだけれど」

「持って帰ってる時点で(ほとん)どアウトなんだよ!」


 小学校は夏休みまっただ中であった為、遊び場としてグラウンドを利用している者がちらほらいる外には、生徒の姿は見当たらなかった。

 事前に使わせてもらうことは承諾済みだったので、俺たちは先生たちに挨拶をして、目的の教室で撮影準備を開始した。

「こんなセリフ漫画でしか言わね~よ~~~言いたくね~~~~」

 と、響は台本の読み合わせの時点では小学生らしい駄々を()ねていた。

 ちなみに(とばり)響は、兄の大地同様、薄茶色の髪に黒の瞳であった。俺の役の幼少期を演じるには髪の色に若干無理があったが、わざわざ染めさせる訳にもいかないので、映像の色合いを編集してそれっぽくしよう、ということになっていた。

 というかこれは映画なんだ。漫画でしか言わないような台詞があっても何らおかしいことはない。

「やるって言ったんだから、自分の発言には責任持て」

 弟の前では、大地は普段より幾らもしっかりしている。何だかんだ言っても、彼は兄なのだ。

 ちなみに俺と蓮は、響が生まれた頃から知っているので、響は俺たちに敬語等使った試しがない。流石に今日初めて顔を合わせた城之内には敬語だったが、初対面の感想は「でけぇ……」だった。この年代の女性を蓮くらいしか知らないと、確かに城之内は背が高い。

 読み合わせのあと、男女に分かれて役者のメイクをし、俺たちは撮影に入った。

「この町から出ていくことになったの」

「……え?」

「お父さんの仕事の都合で、一週間後には、もう」

「ま、また会えるんだよな? 出ていくって言ったって、隣の町とか……」

「ううん。首都よりもずっと東の町。電車に乗っても」

「―――カット」

 城之内は一度カメラを止め、香苗ちゃんに、もう少し苦しそうな表情と声で、と指示をした。

「はいっ、やってみます」

 再びカメラが回り始める。

「この町から、出ていくことになったの」

 正直言って、響も香苗ちゃんも、小学五年生としては文句の付けようのない演技だった。城之内もそれは分かっているだろう。

「―――カット」

 然し、だからこそ城之内は、特に香苗ちゃんの演技に関して、自分のイメージに対して一ミリも譲りたくないのだろうとも思う。仮に香苗ちゃんがどうしようもなく演技が下手で、何回撮り直しても変わらないのであれば、城之内も諦めようがあるのだろうが、香苗ちゃんはそうではなかった。

「―――カット」

 だから城之内は彼女を使って、完璧な映像を作る覚悟を持っていた。そして香苗ちゃんはそれに十二分に応えてくれようとしていた、のだが、

「―――カット。香苗ちゃん、今の『怖くて言い出せなかった』は」

 同一シーンの十二テイク目だった。撮影に集中していた城之内は、香苗ちゃんの顔色までは見えなくなっていた。

「城之内、ちょっと休け―――」

 休憩にしよう、と大地が言い掛けたところで、香苗ちゃんは走って教室を出て行ってしまった。多分、泣いていた。

 誰も何も言えなかった。香苗ちゃんが悪い訳でもなければ、城之内だって悪気があった訳じゃない。

「あーあ、兄貴悪いんだ~泣ーかした~~」

 響、誰も何も言えなかったってモノローグで言っちゃったところだから、ちょっと黙ってろ。


 俺たちは学校中を探し回ったが、香苗ちゃんの姿は見当たらなかった。そうこうしているうちに、用事を終えた平井が小学校に駆け付けた。

「あれ、皆随分暗い顔してるじゃない」

 城之内が謝罪と共に事情を説明すると、平井は笑いながら、

「そういうことか、娘が済まなかった。多分、香苗はトイレにいるよ。こういう時は基本的にトイレなんだ」

 そう言って教室から最寄りの女子トイレにズカズカと入って行った。

 やはり、というか何というか、小学校で尚且つ夏休み中とはいえ、女子トイレに何の躊躇もなく入って行ってしまうこの男は、少し変わり者なのだ。

 その背中を見送って(しばら)く待っていると、香苗ちゃんを引き連れて平井は戻ってきた。俯き加減だった香苗ちゃんは、城之内と眼を合わせるなり次を言った。

「皆さん、スミマセンでした……。あの、もう一度やらせて欲しいです」

「こちらこそ、大人げないことをしたわ。ごめんなさい。是非、もう一度撮らせてもらえるかしら」

 城之内も深々と頭を下げながらそう言った。なかなか珍しい光景である。

「らしくない、とでも言いたげね」

 まあ何だ。香苗ちゃんだって大人びていても小学生だし、平井は変人なりに父親だし、大地はここぞという時には部長で兄貴だし、響はおちゃらけてるけどしっかりしてるし、城之内はプライドは高いが自分の非は認める。皆の普段は見えないところが垣間見えた一日であった、ということで。

「さあ、日も傾き始めていることだし、撮影を再開しようじゃないか」

 平井の声をきっかけに、撮影は再開された。

「ごめんなさい。ずっと前から決まっていたのに、怖くて言い出せなかったの」

「怖いって、どうして……!」

「……」

「黙ってたって、分からないだろ!」

 響演じる理久(りく)が教室を出ていく。

「理久君のことが、好きだったから……」

 沈黙。

「―――カット。……完璧よ」

 こうして、回想シーンの撮影は無事に終わった。残るシーンは三カット。夏休み終了までは、残すところ一週間を切った。

 ギャグが少ない、と天から声が聞こえてくるような気がしたが、映像研究部にもこんな日はある。


   *


「怖いって、どうして……!」

 城之内演じる()()は、俺の膝に仰向けに倒れたまま、閉じていた眼を静かに開いた。

「理久君のことが、好きだったから」

 俺は眼を見開く。

 カチンコを持った大地が監督椅子から立ち上がる。

「―――カットだ! 部活動中にイチャついてんじゃねぇ!!」

 こういうシーンなんだよ! 俺だって恥ずかしいんだから茶々入れてんじゃねぇ!!

「そして蓮、早く俺に涙をくれ」

「はいはーい」

 蓮はウェストポーチから目薬の容器を取り出し、上を見上げた俺の眼に落とす、のだが落とす位置が高過ぎる!

「これが二階から目薬だよ!」

 実践する奴があるか!

「そして垂らし過ぎだ!」

「備えあれば憂いなしだよ!」

 蓮がことわざの用法を(おおむ)ね間違えていないことは評価するべき点だが、顔中びしょ濡れにされた俺には憂いしかない。


 今日、俺たちは最後に残しておいたラストシーンの撮影に、我が家の裏手の林を抜けた先にある、湖の堤防に来ていた。ちなみにこの日、夏休みの最終日であった。

 そして今はその休憩中。

 大地は日陰で監督椅子に座り、濡れタオルを額に倒れている。蓮は文化祭で配布するチラシに使用する写真を撮っていた。

 堤防の手すりに突っ伏して風を浴びていると、後ろから不吉がやってくる。

「グサリ」

 それは擬音だし、何故俺の脇腹を指で(えぐ)る、城之内。

「人刺し指、というじゃない」

 何て危険な誤字だ!


「時に赤葉」

 珍しく合っているのにそれも誤字だ。そして刺さったままの人差し指を抜け。

「あら失礼、こういう形のオブジェなのかと思っていたわ」

 どういう形なんだ!

「ところでアカバ、チョコレート、好きかしら」

 お前の話はいちいち怪しいんだよ。

「……嫌いではないが」

「じゃあ要る? チョコレート。今なら無料よ」

 かつて金がかかったことがあるかのような言い草だな。

「……では貰っておこうか」

 はい、と城之内は俺の手の上に個包装のチョコレートを一つ、置いた。

 中身は見えないが、触れば分かる。どう考えてもこの暑さでドロドロに溶けている。

「集めて応募すると豪華景品が当たるわ」

「集めた傍から溶けていくよ!」


「時にアカバ、今撮影しているラストシーンについてなのだけれど」

 お前が唐突なのは今に始まったことではないが、偉く唐突だな。

「別に良いじゃない。気になるんだもん」

 何だその言い方は。かわいこぶるな。

「かわいこぶっていないわ。可愛いのよ」

 ああそうだな、お前は世界一可愛いよ。

「やめなさい、気持ちが悪いわ。略してキモい」

 ノってやったのにこの仕打ちか!

「話を戻すけれど、今撮影しているラストシーンについて」

「ああ、それがどうかしたのかよ」

「どうかしたかと聞かれればどうもしていないわ。いえ、いっそどうにかなりそう、とでも言ったほうが潔いかしら」

 どっちなんだ。

「どうもしていないのだけれど、ただこう思うの」

 何やら面白そうな話が始まりそうなので、俺は湖のほうを向いたまま聞き耳を立てた。

 ちなみにこの湖はそこそこ広い面積を有しており、丁度反対側にも同じような堤防があるのだが、(うっす)らと見えるだけで人がいるかどうかは分からない。一応、ダムとしての役割も持っているそうだが、詳しいことはそんなに知らない。

 (ぬる)い風が吹き抜けて、堤防に沿って咲き乱れる蓄光(ちくこう)性のある青い花を揺らす。俺の赤い髪を揺さぶる。城之内の黒髪も、同じように揺れる。少しだけ、シャンプーの香りがした気がした。

「夏は儚い、そして夏の終わりは一層儚い、と刷り込みのように私たちは知っているけれど、どうしてなのかはよく分かっていない」

 確かにそうかも知れない。多くの作品に依って夏は儚く描かれているが、実際の夏が儚いかどうかという問題とは別の話である。

「ではどうして夏は儚いのか? それは夏が恋の季節であるからかも知れないわ」

 一拍を置いて城之内は続ける。

「人間には発情期はないと言われているけれど、暑い夏、必然的に人は薄着になる。詰まり異性の素肌を見る機会が増える。そして発情し、それが恋に変わる」

 理解は出来る。飛躍していないでもない。

「そして人は夏を恋の季節と認識する。そして夏が終わる時、恋もまた終わると錯覚することから、夏の終わりは一層儚いものと認識される。終わりが来るものは儚く、また終わりが近いものは尚更儚い」

 俺はその話を黙って聞いていた。

 俺は城之内の理論づいた話を聞くのが、この一ヶ月ちょっとの間で、随分楽しみになっていたようだった。

「一般的な感性を持っている人間なら、このラストシーンを観て儚いと感じる筈だわ。私がそのように演出しているから、と言ってしまえばそうなのだけれど、これは夏が終わり、恋が終わるから、というだけではなく、羽美という少女の存在が大きく起因していると思うの」

 羽美、というのはこの映画に登場する、城之内演じる転入生の少女の名前であった。

「少女は美しい。でも美しさはいつか終わる。詰まり儚い。リリカルなのよ」

 何となく、この話のオチが読めてくる。

「今回の映画を含め多くの作品は、夏と共に少女を描く。そこに共通した儚さを持っているから」

 城之内をふと見る。

 少女、と言うには少し大人びているが、その美しさは確かに儚げであった。

「晩夏の少女がリリカルなのは、遠くない未来に終わりを抱えているから、と私は思うの」

 そう言い切ると城之内は話の終わりを告げるように俺を見た。

 成程詰まらなくない話だが、何やら変身して戦う茶髪の魔法少女が出てきそうな言い方は、ちょっと危ないのでやめてくれ。

「あら、何のことだかさっぱり分からないわね」

 そうこうしているうちに後ろから蓮に呼ばれる。休憩終了の時間だ。

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