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鬼の居ぬ間に−神代の少女−  作者: saΦre(蒼樹勇魔)
1/3

プロローグ*神代のとある夜*

「全く、うちの当主マスターは人の都合などを考えぬお方だ…」


そう言いながら男は高層の廃ビルから夜の摩天楼を見下ろす。

遠くに見える時計台の針は7時50分を過ぎていた。


「まっ、いーんじゃないの?そんな深く考えなくても。よーするに、目の前に敵がいたらすかさず突きとばせって意味でしょ?そのくらいなら難しくないさ。」

男の隣で佇む少女が、ニヤリと笑う。

紅玉のように赤い瞳を輝かせながら…



その赤き瞳を持つ少女。

彼女の名は、【大和 夕李ヤマトユウリ

大雑把な性格で、どんなことがあろうと何かしらの方法で解決できると思っているノリの軽い少女である


「夕李、お前は事情を軽く見過ぎだ。もう少し物事をよく考えるようにしろ。」

男は夕李に注意を呼びかけた。


夕李の住む街は【異能】と呼ばれる超能力のような力を操れる者達が集う学園都市であり、異能によって行われる犯罪などは数知れないものである。

そんな街に暮らす夕李は大学の広報部長であり、数々の異能犯罪に限らず、怪奇事件や都市伝説を暴き、学園に掲載する新聞の記事ネタにすることを生業にしている。だが、怪奇事件や都市伝説は当然のように一筋縄ではいかないようなものだ。そんな奴らを相手にするには相当な覚悟が必要だ。

もし油断して、自分が死んでしまった。ということになってしまったら取り返しのつかないことになるだろう。


しかしそうはいっても、男は別に夕李のことを心配しているわけではない。

ただ厳しく注意しただけである。


「はいはーい、以後気をつけまーす。」

夕李は軽く受け流した後、黒い手帳を開いて男に見せつけた。

「んで、今日私が見つけたネタなんだけど…

ほら、最近噂されている連続襲撃事件。それの情報を集めてみたんだ。ちゃんと痕跡の写真も撮ったよ。」

手帳の中には連続襲撃事件についての聞き込みや噂を書き留めた文章や襲撃された場所の証拠写真があった。


「今のところ分かるのは、襲撃事件の犯人の僅かな特徴と、被害者の共通点、そして被害場所と時刻の共通点。まず犯人の僅かな特徴は、黒髪で和装を装った女性だってこと、次に被害者の共通点は若者。特に女性が多いこと、そして被害場所の共通点は、赤色のものがある場所だってこと。ポストとか、赤いペンキで塗られたものとかね。赤色フェチってやつ?んで、最後に犯行が行われた時刻の共通点は、夜であること。んで今日の夜また犯行が行われる可能性が高いから、今日は犯行の下見ってところかな。」

夕李はそう言いながら外した証拠写真をまたクリップで手帳へ留めた。


「ったく、お前は危険なものばかり調べようとしている。それだからこんなに性格も荒くなったんじゃあないのか?」

そう言って男は夕李の頭を掴んだ。


「な、何すんのよ!?落ちるじゃないの!離して!」

夕李は焦って男の手を掴んだ。

すると男は

「馬鹿、手を離すな!」

と怒鳴った。

「……は?」

夕李は一瞬戸惑った。下を見てみると、そこは廃ビルの残った骨組みではなく、廃ビルの近くの公園だった。


「うわあああああああああああああ!!」

夕李は真っ逆さまに下に落ちていった。


「世話のかかる小娘だ…」

男は軽く舌打ちした後、呪文を唱えた。

そして、呪文を唱えると同時に彼の水色の瞳には、藍色の龍の紋章が浮かび上がった。

「水よ、蒼き源よ…我が身に集い、玲瓏なる龍の魂に姿を変えよ……以水滅火ストリーム!!」

男が呪文を唱えると、所々の川や海から滝のように大量の水が男の身に集まった。

水が男を飲み込むと、その衝撃で周囲は白い霧に包まれた。


霧が晴れると、そこには男の姿はなく、代わりに蒼玉のような輝く鱗を持った美しい龍の姿がいた。

男の正体は、【青龍】という龍の式神だったのだ。


青龍は雪崩のように豪快に体を動かし、夕李を自らの背に乗せた。


「大丈夫か?阿保が。」

青龍が呼びかける。

「ほぼ大丈夫じゃないよ!今のは私の頭を鷲掴みにしたのが悪い!」

夕李が負けじと反論する。

「馬鹿。手を離したからだろうが。」

だが青龍は冷静にそれを回避する。


「うぅっ!この借りは必ず返してやる!」

夕李は怒りながら青龍の背中から降りた。

それと同時に後ろから何かが爆発する音が聞こえた。

二人は後ろを振り向いた。

すると、灰色の煙が一気に二人を包み込んだ。


「遂に犯行が行われたか!青龍、行くぞ!」

夕李は再び青龍の背中に乗った。


「やれやれ、あいつはどこまでもボケたやつだな。」

青龍は愚痴をこぼしながら、どこまでも広がる煙の中へと突入した。


煙が一気に晴れたところで、夕李と青龍はだんだんとスピードを落とし、煙の元を見つけ出した。

どうやら、煙は繁華街の路地裏から出ていたようだ。

二人は早速、繁華街へと向かった。


繁華街は、色とりどりのネオンと遠くまで響く軽快な音楽、そして街を歩く人たちの賑わう声で溢れていた。

情熱を表す朱色のチャイナドレス、

ありとあらゆる実力や権力を持っていることを伺えるほどの豪華なスーツ……

独特な衣装を装いながら、彼ら彼女らは、其々の欲を満たそうとしている。


だが、ここへ来たのはあくまでも潜入捜査だ。浮かれた気持ちになってはいけない。

二人は人混みの進む方向とは逆の方向へ進み、例の路地裏へと向かった。


路地裏は、さっきまでの繁華街とは違って薄暗い雰囲気を装っていた。

ボロボロになったポスター、飢えを満たす為自らの獲物を探す痩せ細い野良猫、ゴミ箱いっぱいに溢れ出すガラクタの山…

人々を楽しませる繁華街の暗い裏側が見えるような気もした。


早速煙が出ていた場所に向かうと、

大怪我をして倒れている小学生くらいの少女がいた。


夕李は青龍の背中から降りると、少女の元へ向かい、安否を確認した。

「おい…大丈夫か?」

しかし、少女はそっちには反応してくれなかった。


「まさか、もう死んでしまったわけじゃないよね……」

夕李は少女の心臓が動いているか確かめた。

だが、心臓はドックンドックンと動いていた。

「気絶しているだけか…よかった。」

夕李は肩の荷が下りた。


しかし、青龍の眉は緩まなかった。

「安心するのは早いぞ、このまま放って置くわけにはいかないからな。救急車を呼ぶぞ」

青龍は勝手に夕李のポケットから黒いフレームのスマートフォンを取り出した。

「あっ!勝手に私のスマホを取り出さないでよ!プライベート崩壊だろ!!」


「ちげーよ。んなわけあるか阿保。」

そう言いながら青龍は119番をかけた。


しかし、その直後にまた爆発音が聞こえた。

行き止まりの場所から聞こえたようだが、煙は、その壁を通り過ぎていた。


「妙だな、行き止まりのはずなのに」

気になって壁に触れてみると、壁はスライムのように溶けていた。

「うえっ!なにこれ!?ぬるぬる…というよりベタベタじゃないか!!」

夕李が手を振るった後もう一度壁を睨みつけると、夕李が触れたところには赤い目のようなものが生えていた。

「気味が悪いな、この壁…」

夕李はそう言いながら目に触れようとしたその時、


目は一瞬にして牙を生やした口に変形し、夕李の指をかみ砕こうとした。

夕李は素早く指を引っ込めた直後に、茶色いブーツで壁から生えた口を蹴った。

蹴り技は壁に見事命中し、壁から黒くてドロドロしたトカゲのようななにかが出てきた。

トカゲのようななにかはこちらを睨んではグルルルル…と蛇らしからぬ警戒をたてている。


「青龍、こいつは相当やばいやつかもしれない。」

「ああ、そうだな。」


しかしそう言っている間に、トカゲのようななにかはだんだんと大きくなり、しまいには電柱と同じくらいの大きさになっていた。


体から生えている血のような赤い眼球がこちらを見下すかのように睨んでいる…


そんな様子を見て夕李がだした決断は…


「……逃げるか。」

その一言そのものであった。


そう言った直後に夕李は傷ついた少女を担ぎながら青龍の背中に荒々しく飛び乗り、一目散に路地裏を飛び出した。


「お前にしてはなかなかの決断だな。」

こんな状況でも青龍は落ち着いた雰囲気でこう言った。

「当たり前でしょ!?あんなのと戦ったら一撃で御陀仏だよ!」

夕李は怒りながら反論した。

「それで、どこまで逃げるつもりなんだ?」

青龍が問う。

「え…えっと、それは…ほら、あれだよ!その…なんつーか…その…ねぇ?」

だが、夕李はそんなものは考えていなかった。


するとその直後に、後ろから何かが吹っ飛んだ音が聞こえた。

その直後に、二人の前へと瓦礫、錆びついたなんらかの部品、枯れた葉っぱなどが飛んでいった。

それを見て二人は悟った。

“あいつ”が追っかけて来た。と


「スピードを上げるわよ!青龍!」

「言われなくても分かってるぞ!」

青龍はだんだんとスピードを上げ、

最終的にはライオンから全速力で逃げるシマウマのような速さになった。


繁華街を色とりどりに照らすネオンが共に走っているかのように明るい帯を作っていく。


だが、トカゲもどきも負けじとスピードを上げていき、青龍らを呑み込もうとしているかのような状況が出来上がった。


「うぅ…このままじゃあキリがない!青龍、少女おんなを防衛して!」

そう言って夕李は立ち上がり、灰色のジャケットのポケットから淡い橙色の棒付きキャンディを取り出した。

すると青龍が夕李に目を向けた。

「こんな状況でもおやつを食うのか?虫歯になるぞ。」

「歯磨きすればいいでしょ?それに、これはただのおやつじゃないわ。」

夕李はそう言って淡い橙色の塊を舌に向け、その塊を舐めた。


みずみずしいオレンジの香りと味が口の中に広がっていく、それと同時に彼女の紅い左目に映る光が瞳の中を巡回し、一つの輪を作った。そしてその輪は瞳の中央に縮み、そして衝撃波を作ったかのように大きく広がっていった。


その直後に、彼女の目から衝撃波が広がった。その衝撃波は繁華街の殆どを吹っ飛ばし、大爆発を起こした。

異能チカラを増幅するための抗生剤よ。」

すると彼女の目からはあっという間に沢山の炎を上げていた。

「測定不能、限界突破をモットーに鍛錬して練り上げた炎の異能よ。業火絢爛パイロキネシスって言うらしいけど、わざわざカッコつけて技名を言うなんて面倒だわ!」

夕李が左手をボールを投げるかのように振ると、そこから赤色と橙色が混ざり合う熱い塊が出て、トカゲもどきの元へと命中した。


「よっしゃ!アタリ!」

夕李は両手をグッとして拳を作りながら微笑んだ。


だが、トカゲもどきは完全にはやられていなかった。




火の粉が飛び交う煙を嘲笑うかのように吹き飛ばした。


「強すぎるだろ…あんな炎のダメージを受けないなんて、化け物でもありえない。」

夕李は握った拳を緩めながらその光景を点になった目で見ていた。


「いや、あいつは完全には攻撃を防ぎきった訳ではないぞ。」

青龍が呟く。

「それってどう言うことだよ、青龍。」

「後でのお楽しみだ。」

青龍が微笑むかのように夕李を見る。


しかし、そうしているうちにトカゲもどきは

青龍らを鋭い牙で噛み砕こうとしていた。

「うわあああああああ!後もこうもないよお!」

夕李は血の気が引いた。


奴の牙がギロチンのように素早く振り下ろされたその時、噛み砕かれる直前で牙は退けられ、トカゲの体から赤い炎が溢れ出た。


「え?」

「スピードを上げるぞ!座れ!」

「あ、分かった!」

夕李は言われた通りに直ぐに青龍の背に座り込んだ。

そして後ろを振り返って見ると、そこには全身に湧き上がった炎を振り払うトカゲもどきの姿があった。


「炎が後ろから当たったんだ。恐らく、防がれた炎が跳ね返り、トカゲもどきに命中したんだ。」

青龍は頭の整理がつかない夕李に詳しく説明をした。

「跳ね返る…だとしたらなんで跳ね返ったんだ?」

夕李は疑問に思った。

攻撃を跳ね返せるほど強い力を持つ者は自分は今まで見たこともないし聞いたこともないからだ。

少し考えていると、夕李達の後ろからまた何者かの気配が迫ってきた。

慌てて後ろを見ると、そこには白い光が稲妻のごとく現れた。光っては消え、また光っては消えるのを繰り返し、やがては潔白の体毛を身に纏う虎の姿に変貌した。

よく見ると、赤く長い髪の女性が背中に乗っている。

「白虎!それに朱雀まで!……あれ?玄武はどこいったの?」

夕李は歓喜した後、すぐに質問をした。

「あー、あいつか…体調が優れてなさそうだったから寝かせてやった。」

すると、白い虎が口を開いた。

白虎、朱雀、玄武は青龍と同じく夕李達の式神で、森羅万象を司る者達だ。

夕李は姉と二人暮らし、一人じゃ成し遂げることは困難な状況を乗り越えさせるのに、この式神たちはそんな彼女らを支えるサポーターでもあり、厳しい指導員でもある。

「青龍殿と夕李殿に緊急事態が発生したとの情報が入り、助太刀に参ったぞ。」

赤髪の女性、朱雀も口を開いた。

「情報…てことは、誰かがそれを見たっていうの!?」

夕李は少し青ざめた。異能を操れる者達が集う街であっても、自分たちの行いが誰かにバレたら、悪い印象をつけられるに違いない。

「いいや、違う。多分玄武の予知だ。あいつは勘が鋭いからな。」

青龍は青ざめる夕李を宥めながら言った。


そうこうしているうちに、トカゲもどきは己を包む炎と共に消えていった。


「なんだったんだよ、あいつ。」

「さあな、だが一つ分かることは、『あれは、人間ヒトというには程遠く、怪物バケモノというには安っぽい存在だ』ということだ。」

青龍の例えは何かとおかしかった。


すると夕李のお腹がぐぅーっとなった。

「はあ、異能を使ったからなのかすごく疲れたからなのか…なんだかお腹空いたなあ」

「さっきキャンディを食べたばかりだろう。」

「あれは飢えを防止するためだよ。」

そうやりとりしながら、

夕李、青龍、朱雀、白虎は繁華街にある中華料理店へと向かった。

もちろん、少女も一緒だ。

「しかし、さっきまでの騒動でよく起きないものだな。」

朱雀は少女を見て感心したかのように言った。

「気絶しているから当然だろ。というか大丈夫なのか?夕李。見知らぬ奴を連れてって」

人間に戻った白虎は怒りながら言った。

「適当に見つけた店だもん。誰も知らないってば。」

夕李は軽いノリで言った。

すると白虎は苛立ちを抑えきれずに怒鳴り散らした。

「お前なあ!いっつもそんな軽い様子で言ってるけど普通だと犯罪になりかねないことかも知れないんだぞ!そんなものをお前は大丈夫、大丈夫って言ってなんとかできると思い込んでるけどそれは大きな…嫌!地球規模の間違いだからな!!お前はもう少し現実を見ろ!過酷な状況を見て見ぬ振りしているからみんなに迷惑がかかんだよ!俺も今迷惑三昧

だよ!あーっ!なんで当主マスターはこんな奴と式神として契約しろと言ったんだよ!頭おかしいだろ、ったく!こんな世界大っ嫌いだ!とっとと何もかもぶっ壊れちまえばいいんだよっ!!!」

夕李は白虎の心の叫びに唖然としていた。

それなりの苦労はあったんだな…と夕李は思った。

「こんなことで落ちぶれるとはな、白虎。こんなことだから、貴様はまだ二流なんだ。」

青龍は煽るような言い方で落ち着かせた。

「何だと!?お前それでも常識の整ったアンポンタンか!?」

白虎は怒りを込めた拳を何発か出した。

だが、青龍はその拳を軽々と全部回避した。

「矛盾しているぞ白虎、冷静な判断も常識の一つそのものだ。」

「んだとぉ?だったら、てめえの脳みそをすっぽり抜かしてやる!!」

白虎は白銀色の爪を出し、怒鳴り散らしながら襲いかかった。


すると、その怒鳴り声に気づいたのか少女の目が開いた。その目は丸く、栗色の目をしていた。

それと同時に白虎が出していた爪も引っ込んだ。


「おっ!言ってるそばから目覚めたか!」

夕李は少女の方を向いて微笑んだ。

少女は辺りを見回した後、夕李の方を向いて質問をした。


「あなたは誰ですか?それに、ここは…」

少女は困惑していた。


当たり前だ。知らない奴らと対面して、知らない場所にいるのだから。


「繁華街の路地裏であなたが倒れているところを偶然にも発見したんだ。怪我は大丈夫?乱暴に持ち上げたからさ…」

夕李はある程度のことを誤魔化しながら語った。

「繁華街の路地裏で、ですか?変だな、そんなところに行った覚えもないのに…」

夕李は驚いた。少女は路地裏にいたが、そこに行公という意思も覚えもないのだ。

「あっ、でも気を失う前にツノが生えた女性を見かけたような気がする…確か、『黒い髪で和装を装ってて、私よりも大分年上』の女の人だったな…」

すると少女は襲撃事件の犯人の特徴を、サラリと言った。



「どうやら、襲撃事件の犯人の特徴がだんだんと分かってきたようだな。」

青龍は、凛々しい声で言った。


「ああ、ネタの量がまた増えそうだな…」

そう夕李は悟った。


月の光が、鮮やかに夜の街を照らしていた。



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