宿屋探し
国の中に入ると早速宿を探した。エリスに泊まるところは早めに決めておいたほうが良いといわれたからだ。いろんな人に安くてうまい飯が食えるところはないか聞いた。
「安くてうまい飯が食える宿ね〜。あ!!そうだこの先まっすぐ行った所に<キャリーの天使>っていう宿屋兼酒場があるからそこに泊まりな。多少値は張るが飯はめちゃくちゃうまいしなんといっても看板娘のナミちゃんは最高にかわいいしな。」
「へ〜そうなんですか。分かりました。じゃあ行ってみます。」
「ああ、ついでに俺のことも言っておいてくれ。今度なんかサービスしてくれってよ。ちなみに俺の名前は、ガイジだ。よろしくな〜。」
そういうとガイジさんは人ごみにまぎれて消えていった。
「いい人だったね黒帝。」
「ああ、そうだなぁ。どうでもいいから早くいこうぜぇ。こんな所で立ち止まっててもしょうがないねぇだろ。」
「うんそうだね。いこうか。」
一人と一刀は歩き出した。
「ここ?」
「ああ、そうだよ。<キャリーの天使>って書いてあるじゃねぇか。」
「いや俺ここに来たばっかで文字とか分からないんだよね。」
「そういえば異世界から来たとか言ってたよな?後でその辺の事を聞きたいんだけどよぉ、教えてくれるか?」
「うん。いいよ。ただし部屋についてからね。」
「わかったぜぇ。」
カランカラン!!
ドアを開けた。
「いらっしゃいませ〜!!」
カウンターの方から1人の女の子が来た。
「適当に席に座っててください。注文取りにいきますから。」
「いえ、あの俺ここに泊まりたいんだけど。」
「あ!宿泊をご希望の方ですか。ちょっと待っててください。部屋空いてるか確認してきますから。」
女の子は厨房らしきところに行って30秒位で戻ってきた。
「お待たせしました。。部屋は空いてるんでこの鍵使ってください。」
「はい。ありがとうございます。それでここはガイジさんという人に紹介されたんですが。」
「ガイジさんにですか?」
「はい」
「そうですか。ガイジさんはうちの常連客なんです。あなたを連れてきてくれたガイジさんには今度なんかサービスしなきゃいけませんね。」
そういって女の子はカウンターに戻っていった。
そして僕は部屋に行った。
ガチャ。
「ああ〜つかれたな。もう寝て良いかな黒帝?」
「ダメに決まってんだろ蓮。お前には聞きたいことがあるって言っただろうが。」
Ryouです。
今回は中途半端ですいません。
次の話ではなんと蓮の過去があきらかになる・・・・かも?