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武道大会4

しばらく待たせてすいません><

朝、いつもどおりに起きた蓮はミラを起こし朝食を摂っていた。


「なぁミラ、今日の調子はどう?」


「私は最高だよ〜本戦に出場する選手は全員強そうだから楽しみなんだ〜蓮は?」


「俺も最高だね。今日戦う奴が可哀想になるくらいな」


「ふ〜ん、でも今日蓮が戦う人強そうだよ〜簡単に勝てるとは思えないけど・・・」


「大丈夫だ、俺は強いからね。で、ミラはどうなんだ?勝てそうなのか?」


「うん、多分ね〜」


「なんだよそれ〜ん??もうこんな時間か・・・早く会場に行かないとやべぇな。」


そんな感じで朝の会話を終え会場に向かい走り出した。

数分後には会場に着き、控え室に入る。

控え室にはすでに何名か来ていてその中にこれから蓮と戦うグラムが居た。

グラムも蓮を見つけたのか話しかけてきた。


「よう、蓮!!今日は最高に楽しい戦いをしようぜ!」


「ああ、今日はよろしく頼む。あと手加減はするなよ?」


「あたりめぇだ、誰が手加減なんかするか!!俺は誰が相手だろうと手加減はしねぇ、その時その時で最高の戦いをするのが俺の主義だ。だから逆に言わせて貰う、一撃で終わるなんていうのはなしにしてくれよ?」


グラムは返事を聞かないで控え室から出て行った。蓮とミラが来る前に放送が入っていたらしく蓮と戦う為に反対の選手控え室に行った。

そして蓮とグラムの戦いが始まる!

司会の男が蓮とグラムを戦いの場に呼んだ。


[第一回戦第一試合、今大会初出場その驚異的な力で予選を勝ち抜いてきた黒き剣士水月蓮〜!!!そして南の島アイル島出身今大会3度目の本戦出場を果たし、今年こそはチャンピオンになると豪語していた巨大な斧使い!!グラム〜ゾルグ〜!!!]


闘技場には右に赤、左に青のゲートがあり、蓮は赤、グラムは青のゲートから姿を表した。

二人とも中央に行き握手を交わす。そして手を離したと同時に二人は後ろに下がる。

審判が開始の合図をし、戦いの火蓋が切られた。


[始め〜!!!!]


司会の男が始まりの合図をしたと同時に蓮は黒帝を抜き、グラムは巨大な斧を出現させ突っ込んでいく!蓮は下から、グラムは上から切りかかった。


ガキィィィン!!


二人の斧と剣がぶつかりそしてまた離れる。二人とも動かず相手の出方を覗っている。先に仕掛けたのは蓮。


「いくよ!!桜爛流歩法桜幻花おうらんりゅうほほうおうげんか!」


蓮は構えを解き真正面にグラムを見る。

グラムは、何をやる気だ?と警戒心を強め蓮の動作一つ一つに気を配る。

しばらくすると蓮は剣を構えグラムに向かって走り出した!グラムは即座に構え斧に魔力を溜める。蓮がグラムの射程距離に入った。


「ばかめ!!斧龍斬!!!」


魔力を溜めたその一撃を蓮に放つ!!魔力を込めた斬撃は確実に蓮を捕らえた。


ドォォォォォォォン!!!!!!


斧の一撃が地面に当たりその衝撃で砂煙が巻き上がる。闘技場の様子が分からなくなった。

砂煙が消え始め黒い影が見えてきた。

果たして立っているのはグラムなのか!?


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