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勝手な門番

「なっ・・・なんだお前達は!?」


門番は二人居た。一人は現在進行形で蓮達に剣を向けている。もう一人の門番は・・・・寝ていた。

(えええ!!寝てんの!?この人すごいな〜)

蓮は目の前で剣を向けてギャアギャア騒いでいる門番よりその斜め後ろで門に寄りかかって寝ている門番の方に目を向けている。

(こういう時に寝ていられるのっていいよね〜面倒ごとに巻き込まれないしさ)

蓮が寝ている門番を見て思いを巡らせていると、


ムクッと起きだして辺りをキョロキョロし、俺達に剣を向けている門番を見つけたのか声を掛けてきた。


「おはよう・・・朝っぱらからナンパなんてするもんじゃないぞ・・・ゴウ」


ゴウと呼ばれた門番は、さっきまで寝ていた門番に聞き捨てなら無い事を言われ憤慨したように返した。


「そんなわけがないだろゼン!!!!!こいつらはいきなり俺らの前に姿を現したんだ!!

もしかしたらこの国を攻めに来たのかもしれない!!」


蓮は攻めに来たといわれそれは誤解だと寝ていた門番ゼンに言った。


「俺達は旅人だ!この国を攻めに来たわけではない!!

ただ近々この国で武道大会が開催されるって聞いたから来たんだ!」


ゼンは二人の話を聞き、やれやれといった感じでゴウに言った。


「ゴウ落ち着け。その子達は本当に武道大会に出るためにアルカ二アに来たんだよ。」


「なんでそんなことが分かるんだ!!こいつ等の言うことを信用するのか!?」


「信用するもなにもその子達は本当事を言っているだけ。それをゴウがいきなり現れたからって剣を向けて攻めに来たって勝手に思って騒いだんだろ?その子達の話も聞かないで。

ゴウ、ゴウはもう少し落ち着いて物事を考えるようにしたほうがいいと思う。」


ゴウは反論したいところだがゼンは何一つ間違ったことは言ってないので反論できなかった。


「まっ!!そういうことだからごめんね!ゴウも悪気があってやったわけじゃないから許してやってくれ。

さあこっちに来てくれ国に入る許可をあげよう!!」


ゼンは門の中に入って行き蓮達も後に続く。するとゼンが門のそばにあった小屋の中に入って行き書類を持ってきて蓮達にそれを渡した。


「とりあえずこの書類には、ここに名前とこの国にきた目的を書いて。

こっちの書類には名前だけ書いて。こっちの書類は武道大会のやつだから使う武器があるならそれも書いて。」


二人は書類に言われたとおりに書いた。


「うん。これで良いね。じゃあ大会は明日からだからがんばれ。応援するから」


「ありがとうございます。武道大会で絶対優勝しますから!!」


と蓮が言うと、ミラも対抗心を燃やし


「私も絶対に優勝するからね。」


と言いゼンとゴウと別れ宿を探して明日に備えて早めに眠りに着いた。

更新遅れてすいません。

やっぱり高校生はいそがしいです。

部活に勉強と書く暇がなかなかなくて困ります。

今後不定期になってしまうかもしれませんがどうか見てやってください!!

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