表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/28

龍(ドラゴン)討伐

現在俺とミラはドラゴンが住み着いている古い遺跡にいる。ドラゴンが入るせいか他の動物やモンスターが見当たらない。

俺とミラは遺跡の奥にドラゴンがいるだろうと推測し歩いている。


「なあミラ、ドラゴンにも色々な種類があるんだよな?」


「うん。そうだよ〜ドラゴンにはね大きく分けて2種類がいるんだ。飛龍と陸龍っていって〜その中でも炎龍、土龍、水龍、雷龍、風龍の5体は属性龍といって自然の力が使えるんだよ。で、今回討伐するのは炎龍だよ〜炎龍は5体の属性龍の中でも一番気性が荒いんだ〜攻撃力もあるしやっかいなんだよね。」


そう言うミラの顔は笑顔だった。


「まあでも安心してもしもの時は私が守ってあげるから。」


「身代わりにして置いていくんじゃないのかよ。」


「あはは、まだそれ言ってんの〜あんなの冗談に決まってるじゃん。」


いやあの目はマジだった。冗談を言う奴の目じゃなかったよ。

そんなことを口にだそうかと思っていたとき、

ゾク!!!

突然強烈な殺気を感じた。その殺気をミラも感じたのか上を向いた。するとそこにいたのは口を大きく開けたドラゴンだった。

グォォォオオオオオオオオオオ!!

ドン!!

大地を震わすような咆哮と共に視界を覆いつくすほどの炎が俺とミラに向かって放たれた。

俺はかわせないと思い迎え撃とうと剣を抜いたときミラが、


「動かないで。私が防ぐ。『大いなる水の精霊よ我等を守りたまえ』」


片手を前に突き出しミラが呪文のような言葉を言った。すると、俺らの周りに水のバリアーができ炎から俺らを守ってくれた。


「すげぇなミラ。どうやったんだ?」


すげぇ興奮しまくりな俺。無理も無い。俺がいた世界では魔法は無かったし、この世界に来てからも見たことがなかったからだ。


「どうって言われてもね。これ精霊魔法だからただ水の精霊達に私たちを守ってってお願いしただけだよ。たいしたことないよ。」


「いや、そんなことねぇって。たいしたことあるよ。だって俺は魔法使えないから、使えるミラはすごいと思うよ。」


「そ、そうかな?」


少し照れた様子でミラは答えた。

そしてその照れを隠すように言った。


「ほら蓮、まだ戦いは終わってないんだよ。私たちの目的はドラゴンを倒すことでしょ。さっさとやって帰ろう。」


そう言うとミラはドラゴンに目を戻した。

俺もそうだったと思いドラゴンに目を向けた。


「さて、ミラにはすごいもの見せてもらったから、今度は俺の番だ。ミラは下がっててくれ。」


「え・・でも・・」


「下がってろって。すごいの見せてあげるからさ。」


俺の自信に満ちた声を聞いてミラは数メートル離れた。


「いくよ黒帝、ドラゴンを切り刻む。」


そう言うと蓮は黒帝を構えた。

スッ


桜爛流おうらんりゅう烈風桜波斬れっぷうおうはざん




 

更新遅れてすいません。一日一回を目標にしてるのですが、色々と予定が重なったりしてうまく更新できなかったんです。

これからもなるべく一日一回の更新でがんばりたいなと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ