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草原

ニキの町には、敵モンスターが来れないように見えないバリアがあり、町の中でプレイヤーがプレイヤーに攻撃してもHPは減らない。

このような場所をプレイヤーはそのまま「安全圏」と言っている。

逆に町の外

つまり草原などのエリアでは、一部の安全圏を除いてHPが減る。

というのが常識


さて、二人はいま草原の安全圏にいる。

見た目は、山小屋。

ただ二人に余裕はない。

「はあはあ」

貴史は、ブロンスソードを先程拾った、砥石で研ぎポーションを飲み干した。

苦い味が口に広がり、少し遅れてHPが回復した。

隣にいるのぞみも、残りの矢を確認して、ポーションを飲み干した。

これで二人のポーションは各自ひとつ。

「何なのあのライオン!」

山小屋から少し離れた岩の上に炎を纏ったライオンがいる。

「アイツのせいで何度死にかけたことか」

そうあいつにさえ会わなければ、もっと早く町に帰れた。

何が会ったかというと




五時間前 


周りには何体ものモンスターが倒れている。

だがまだ敵モンスターは、何体もいる。

「しっ」

貴史は、剣術スキル「平切り」を発動し、ペドロゴブリンを一閃する

「ビギャガッ!?!?」

ペドロゴブリンを倒した事を確認する間もなく次のモンスターに切りかかる。

とそこにペドロゴブリンの毒泥が放たれる

「たか!」

のぞみは、弓スキル「シューティングスター」を発動。

毒泥をかき消しそのまま他のペドロゴブリンに直撃する。

「サンキュー」

貴史は倒れたペドロゴブリンを体術スキル「流星踵落」で倒し、そのまま「月輪回蹴り」を発動ペドロゴブリンを束ねているエリートゴブリンの側頭部を蹴る。

と同時にアテナ族系魔法「チープサンダー」をエリートゴブリンの頭上から放つ。

同時に二方向から攻撃されエリートゴブリンは混乱状態に陥った。

「のぞみ!!」

「わかった」

のぞみは何十本の矢を掴みつがえる。

そして引き絞り上空に射る。

上位弓スキル「サテライトスコール」

矢が雨のごとく降り注ぎ二人の周りにいた何十体もの敵モンスターをポリゴンの砂に変える。

「トドメ!」

貴史は最後の一体となりまだ混乱状態のエリートゴブリンに上位剣術スキル「縦横連斬」を使う。

縦、横と次々に切られエリートゴブリンもポリゴンの粉となった。


「倒しましたよ。アルテミスさんレトさん」

二人がモンスターを倒して向かった先は棕櫚の木。

この島の水源となっている湖の近くここでなぜか出産に立ち合うことになった

ただその女性レトさんは訳ありのようで魔物に襲われていた。

それも尋常でない数の

この三時間で倒した敵モンスターのおかげさまで貴史はLv35のぞみはLv34まで上がっていた。

スキルと魔法も上位クラスのものまで使えスキルスロットはいまうまっている「剣術」「体術」「心眼」「ヌンチャク」「投剣」と空きが三個ある。

元々武道の大家「青柳」の分家「松井」なだけあり剣術、体術、ヌンチャクはうまく使えるとはいえスキルアップが激しい。

特に体術はオンリーワンスキルといわれるらしい、型技の部分化ができる。〔これについては後々説明する〕

さて話を現実に戻そう。

その時だった二人の後ろに炎を纏ったライオンがいたのだ

そいつは幸いにレトさんには興味を持たず貴史と望を追っている



そしていまに至る。

「たかどうする??」

「なあアイツ捕まえない?」

「アノネ確かにアルテミス族系魔法はモンスターをテイムする為の魔法で倒していないモンスターをテイムする魔法もある」

「だったら」

「でもね。その魔法は時間がかかりすぎる大体五分はかかるわよ」

「大丈夫俺が守るから」

「、、、、、、、、、、それ反則」

というのぞみの呟きは聞こえなかったようだが、のぞみの顔はライオンの炎より赤くなっていた。



一応戦果を報告する。

ライオンのテイムに成功し、ライオンのテイム成功時宝箱から新装備が出てきた

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