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ブラック企業での日々  作者: 黒井 新
第四章
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大手進学塾⑩

今日は全社会議の日


毎月月末に全社員が本社に集まる。

社長や幹部社員からの話もある。

座席は自由なので、前の方に陣取った。


「それでは、只今より全社会議を始めます。」

模擬授業の際に、俺が指名した白髪の男性が言った。副社長の岡本さんだった。


「社訓の唱和を行います。」

岡本さんが言った。


朝礼同様の流れで社訓の唱和が行われた。


その後、生徒満足度アンケートの上位者が表彰された。このアンケートが校舎運営の際の1つの指標になっているらしい。


「10位 満足度86% 川島駿太さん」

川島という男性社員が前にでて、賞状と金一封を受け取った。


(すげー、俺もいつか必ずここで表彰されたい。)


その後、順々に上位の社員が発表されていく。


……

……

……


「1位 満足度100% 遠藤勝利さん」


(え、100%?)


俺は隣の細川さんに尋ねた。

「すごいですね! 100%なんて取れるもんなんですね?」


「そうですね、遠藤さんは何回か100%をとってますね。毎回、上位に入ってますよ。因みに、水城社長もずっと100%だったんです。」


(え、社長も!! マジですげー! 尊敬しかない……)


「毎回100%なんで、殿堂入りしてるんです。」


(殿堂入り……)


「俺なんて、68%だったんですよ。70%未満だと休日に研修が入ってくるんです。」

細川さんは、そう言っていたが、「殿堂入り」という言葉に衝撃を受けていた俺の耳には届いていなかった。


(よし! 俺も殿堂入りを目指そう!!)

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