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職探し③-3
「いらっしゃい。お待ちしていましたよ。黒井さん。」
オールバックで、40代くらいの小綺麗な身なりの男性が声をかけてきた。
(え、イケおじ…)
「初めまして。社長の水城です。」
(しゃ、社長~!? チョーカッコいいんですけど。)
(ワシみたいな底辺の男に、大手企業の社長が、な、何の用ですか…?)
「あれ、聞いてなかったかな? 採用担当者が合同企業説明会で出払っているもので、私が面接を担当させてもらうんですよ。」
(マジ、マジですか? 黒井新、千載一遇のチャンス! ここで、社長に認められれば、即採用、即昇格、間違いなし!)
「では、早速ですが面接を始めさせていただきます。」




