前へ目次 次へ 36/68 幕間③ 小中高と野球をやってきた。 だから、何事も努力と根性があれば何とかなると思っていた。 数々のブラック企業を渡り歩いた結果、会社ってこういうものなんだと思い始めていた。 会社のため、お客様のために、自分を犠牲にしてでも、できる限りのことを尽くす…。 「自己犠牲の美」 それが自分の中に生まれていた。 誰かに喜んでもらえること、それが自分の生きている価値 大金を得たいなんて思わない。 やりたい仕事をして、生活できる最低限の給料がもらえれば良い。