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ブラック企業での日々  作者: 黒井 新
第二章
16/68

ショッピングモール内の飲食店⑥

店長会議の後、学生時代からの友人に相談すると、「労働基準監督署に行った方が良い」とアドバイスを受ける。Fランだったためか、「労働基準監督署?」という感じだった。


翌日、見知らぬ番号から連絡があった。

社長の息子を名乗る人物だった。


要約すると

①「これからは、俺が社長になるから安心して働いてほしい」

②「未払の給与は、直接支払うから店まで取りに来て欲しい」

③「お客さんは、黒井くんの料理を楽しみにしている」

だった。


正直、店に行くのは嫌だったが、未払いの給与を受け取って早々に立ち去るつもりだった…


けど、できなかった。お客さんやアルバイトさん達への感謝の気持ちを表すために、厨房に入ってしまった…。


ブラック企業は、人の優しさにつけこみます。あなたにとって大切なのは、あなた自身のはずです。自分の生活を犠牲にしないでください。


アルバイトさん達に感謝の気持ちを伝えて、未払いの給与を受け取り、正式に退職した。

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