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梅を見てお堀を浚(さら)ったはなし  作者: ぽすしち
 九

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70/70

また 春がくる

ここで終わりです。 かなり小分けであげてみました。



 先生がヒコイチの横にきて、障子をあけた。


 ひゅう、とつめたい冬の風がふきこむ。


  

「ヒコイチさん、 ―― まだ、『みやげ話』が増えそうでございますねえ」


 庭の池をながめ、先生がうれしそうにうなずいた。


 池にはまだ、蓮の葉もなにもない。




「 ―― あのじいさんたち、きっと、冥途めいどってところで、『百物語会』でもやるつもりなんじゃねえですかね」



「あら、それでは話しをそろえるまで、『冥途』はまだ、遠そうでございますねえ」



 ころころと先生がわらい、黒猫がくしゃみをして『さむいじゃねえか』とよってきて、先生の膝にのろうとしたのを、ヒコイチがすくいあげてあぐらの中におく。




「 ―― まあ、しかたねえから、おれも桃見につきあうか」


『 しかたねえなあ、ヒコもさそってやるさ 』 




 風がすこしあたたかくなってきたころに、黒猫をいれたかごをかつぎ、ヒコイチたちは桃の花をみに旅にゆく。




                      季節はまた、春になろうとしている。






おつきあいくださったかた、目をとめてくださったかた、ありがとうございました!

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