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だから 地蔵さまといっしょに
「 ここは地蔵様もいるのに、前とちがうとこみたいで、おれはせまいとこしかはしりまわれないし、ととさんの声も、しねえんだよ。 ―― なあ、あんた、おれのととさんみなかったか?」
ここでダイキチは、すわりなおし、じつはね、とこどもにむきなおる。
「 このじじいは、おまえのととさまに、たのまれてきたんだよ。 地蔵様といっしょに、こどもがたくさんいる家に、おまえをつれていってほしいとね。 ととさまは、・・・先にすまさないとならないだいじな用があるんで、おまえさまはそこで、地蔵様と待っていてほしいとね」
それで納得したように消えたこどもは、きぼりの地蔵様といっしょに、子だくさんの親方の家にひきとられた。
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