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学校帰りに異能バトルに巻き込まれたんだが  作者: 朱色の梟
第二章「エキシビションマッチ」
12/47

戦闘開始

今回から新作『二十歳の誕生日プレゼントは異世界召喚でした。』の連載を初めました!!!そちらも宜しくお願いします!!!!


 部屋にあった鉄球と金属片の使い方が恐らくではあるが分かり、それを元に作戦をたてていたら時間はあっという間に過ぎていた。


 どんな風に対戦相手とかを伝えるかと思ったがもう一度ホールに集まれと放送で言われた。

 そこに居た皆は顔が強ばっていて、どこか落ち着きが無いが、こんな状況でもリクトは突発的なことでもない限り冷静である。


 「皆さん!!数時間振りでございますが、元気ですか?!」

 「.....」

 「さて、では1stラウンドの説明に移ります」


 エマがリクト達にレスポンスを求め、ガン無視されてもいつもの調子である。


「ただ、ルール説明は先ほどでほとんど終わってるので省略します。まず勝負の会場はあちらです。」


 そう言って指を指した先にはまだ行ったことのない通路だった。


 「後々あそこの奥で殺し合ってもらいます。」


 エマが要らないことを言ったためクラスの雰囲気がまた強ばった。


 

「さて、では手間を省く為にも今ここで組み合わせを発表しちゃいます。」

「...」


 リクトは少し驚くがエマはそんなことを気にも留めない様子でホワイトボード(一瞬で現れた)に組み合わせ表を貼っていく。


 リクトは自分の名前を探した。

 対戦相手は西方にしかた広光ひろみつだった。彼はクラスの人気者の一人でリクトとの面識は特に無く、やり易い相手と言えた。


 「皆さん、確認しましたでしょうか?  大丈夫ならこちらです」


 エマはそう訪ね、リクト達を通路へ連れていく。


 (西方さんとか...まぁ面識ないのが幸いか)


 リクトは歩きながらそんな事を考えていた。


 (やっぱり俺達がこうなる理由は分かんないけど....)



 (戦闘開始だ)


 リクトは決意を固めた。

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