揺れる夕暮れ
公園のぶらんこの独り言がギーコギーコ
照らすオレンジがまたねって返した
花壇の花が萎んでくのをイヌは見てた
淋しさが沢山拾える帰り道
美味しい不安が心くすぐる
ほら、焼き魚がケラケラ笑うよ
ねえ、もっともっとちょーだい
くらくなるのはすこしでいいよ
このくらいがちょうどいいよ
おうちにかえりたくないんだ
取り残された洗濯物が揺らいでる
結局さ、同んなじなんだよね
繰り返して、下見て、見上げてソラ
切なさを吸い込んで笑うよ
哀しみを噴き出してうたうよ
ツライことはときどきくるかな
楽しいことはときどきあるかな
僕の影が引っ張られる帰り道
夕暮れがじわじわ想い揺らすよ
さあ、帰ろう 帰ろう 帰ろう
僕の影を僕の中にちゃんとかえして
バイバイ