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風のグラスゴー 旅立ち編  作者: 玲於奈
7/41

なぜか いきなり敗北感

なし

あれは、

どっかで見覚えのあるお方が


なんじゃろな。

誰だろう。


おおあれは

久しぶりの

深谷じゃないか。


なんであんなに焼けているんだ。

ハワイでも行ったか?


こちらを見ずに挨拶もせずに

さんぺいTに

すごい勢いで

英語をしゃべってる。


すごい。


深谷。

おっとり

ぼんぼんと思っていたが

やるときゃやあ、

やるね。


いきなり江戸っ子口調。


しかしながら

何を言ってるのか

会話しているのか

さっぱりわからず。


ときどき

二人で笑い合うのが

小憎らしい。


会話が一息ついて

深谷、黙って私を見つめ


「なぜ、あなたが

 外国を目指すのか。

 ポリシーが知りたい。」


「それを聞いてから

 私はあなたにレッスンをするか

 決める。」


とのこと。


ポリシー。

そういやあ、俺の外国行きは

なんだろね。


どうしてなんだろうね。


私立の中学受験や

学部選びや

大学選びの時のように

?が多数点灯。


こうして

何年か後は就職で

また点灯するのか。

下手したら、結婚まで。


重い。

そしてわからない。


それが次回に会うまでの

宿題とのこと。


なぜか私を置いて

二人は去っていく。


なぜか、いきなり敗北感。



なし

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