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風のグラスゴー 旅立ち編  作者: 玲於奈
14/41

深谷の庭

なし

1週間後。

秋晴れのよい天氣。

東京でオリンピックが

開催されたのもこんな快晴か。


普段着で来て

会場で着替えればよい。


なんとセレブな。


けっこう

百歩譲って

少し嫌みなメール。

まあ

はたまた

彼らには普通か。


さらに迎えも寄越してくれた。

深谷専属のハイヤー。


本人はホテルに泊まっているので

よいとのこと。


下宿前15時で待て。

ここだけ

戦時中の暗号化


そして送迎とは

またまたセレブな。


っていうか

考えれば

よくおれの下宿知ってるよな。

住所言ってないのに。

さすがの情報網。


少し怒りもありながら

失礼があってはと

当日は、

5分前行動。

ここは神主の教育の成果か。


さてさて

大鳥居前に。

服装はまったくの普段着。


15時少し過ぎで

ハイヤーが到着。

時間ぴったり。


車後部の社名。

苦労したローマ字。

今こそ読めるが

黒のクラウン。


それはわかったが

どうしていいかわからずに

ドアを開けようとしたら


「吉岡様ですね、お送り致します」

老運転手が

素早くもなく

自然な動作で

ドアを開けてくれる。


必要な事以外はしゃべらない。


高速を使ってきっちり

パーティ1時間前に

到着。


送ってもらって正解。

この車がなければ

ここへは

この格好で入れまい。


正面につけたが

ドアマン


扉を開けるや

「吉岡 純様ですね。」

お待ちしておりました


奥で深谷様がお待ちです。


ただいま案内をさせます。


とのこと


高級車から

やぼったい

学生青年が出るとは思わず。


顔に出ないのが

素晴らしいと思ったが

車のナンバーか


やはり

深谷の庭。


あな恐るべし。


なし

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