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異世界探検レポート  作者: 零崎虚識
まえがき
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まえがき

こういうタイプの小説もありじゃないかとしょーこりもなく新規投稿。


続かないと面白くないだろうに、また飽きそうなのが悲しいところ。

このレポートを読んでいるということは君も異世界から来たのだろう。


突然、目の前にこんなものが現れて混乱していると思うがどうか落ち着いて読んでほしい。

いや、読んで落ち着いてほしいというのが正しいかもしれない。


頑張って描いたので出来れば壊さないでほしい。


突然目の前に現れたのは、この世界のルールに少しなら干渉できると自慢していた精霊王に私のように異世界からこの世界に転移してきたものがいたら自動で目の前に転移するように魔法を書けてかけて貰っていたからである。


地球出身で『魔法』という単語に違和感を感じたものは私と近い世界の出身の可能性が高いかもしれない。

これを読んでいる君は私の出身とはまた別の世界かもしれないし、同じ地球でも時代が違ったり並行世界のようなこともあるかもしれない。

言語が違っているかもしれないが、自動翻訳の魔法も精霊王にかけて貰ってあるのでおそらく問題なく読めていると思う。

魔法は実に便利である。


私は目が覚めたら突然この世界に来ていたし、なんの説明も受けることは出来なかった。一応、チートと呼ばれるであろうものは持っていたので何とか生きて、こんなレポートを纏めることも出来たがこれを読んでいる君がどんなチートを持っているかもわからないし、私は合うことが出来なかったがこの世界の神や召喚者などにあってこの世界の説明を受けているかもしれない。


それでも、わからないことは多いであろうからこそこのレポートが役に立ってくれることを願っている。


ただ、申し訳ないがこのレポートの全てを鵜呑みにするのほあまりおすすめしない。

多分に考察なども含まれているし、私自身ごく普通の一般人だったため、対した実験などを行って裏付けを取ったり出来ているわけでもない。

転移前もただの技術職だったため、そもそもまともに読めるような文章なのかすらわからない。

誤字、脱字、そもそも漢字を思い出せなくて平仮名になっているなど我ながら非常に適当なレポートである。


それでも、なんの知識もなくこの世界に転移してきた私のようなものが少しでもこの世界に早く馴染むことが出来るようこうしてレポートを残している。


とりあえず、自己紹介をしておこう。

と、言っても名前なんて聞いても仕方がないだろうからこの世界の先達として先輩とでも名乗っておくことにする。

2021年の地球から転移してきた一般人で、チートは自分の行ったことのある場所を3ヶ所まで記録し、自由に転移できる能力である。戦闘能力はこの世界基準でちょっと強い位だった。

伝わるかはわからないが、よくある異世界小説の冒険者ギルドの登録で絡んでくる輩をちょっと頑張れば倒せる位のイメージで問題ない。

他に例えるとしたらRPGの序盤に仲間になってその時は強力だが、中盤辺りで死んだり戦力外になってくるキャラクター位の強さと言ってもいい。


話はズレたがこの話題の中で重要なのは私のチート能力である。

この能力、チートと言えるほど強いか?と思ったかもしれないが正直これのお陰でこのレポートを書けている。

ぶっちゃけると、この能力で行商をしたのだ。

拠点とした町と離れた町で双方の特産品などを買って転移するだけ、誰でも出来る簡単なお仕事だった。

そうして、生活にも時間にも余裕が出来たので転移の枠の残り1つを使って旅を始めたのがこのレポートが製作されるに至った経緯である。


どんな危険地帯でも、どんな遠い場所でも生存可能な場所でさえあれば休むときはポイントをセーブして、拠点の町の宿屋で休む。正直、なにもしてないニートのように思われていたのか宿屋の女将の目は少し怖かったが、実に適度な刺激と冒険と安全のある楽しい旅だった。


前書きはこんなところで次のページからは、私が見聞きし、調べた限りのこの世界のことについて書き記していこうと思う。


まぁ、自分の冒険に前情報は必要ない!と言うのであれば別に見る必要はない。その場にこれを置いて行って貰えればしばらくすると精霊王の元に帰るだろう。


あまりにも世話になっていて申し訳なくも思うが、私がこの世界を旅して得た中では一番とんでもない縁なのは間違いがない。

かなりイタズラ好きというか、愉快犯的なところがあるのが玉に瑕だがもしこれを読んでいる君もあったら頼るといい。

きっと力になってくれる。

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