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過去の記憶
あれが人間、けれど私の意思で動いていた、じゃあ何?
「神No.003!!」
「はいっ!」上の神に呼ばれた。
「なっ、なんでしょう大天位様。」
「お前この百年間の記憶を覚えているか?」
「はいっ!ここ百年間は、第一次元に異常があり、それ以外は正常でした!」
と、震えながら言った。
「やはりか。」
大天位は、気まずそうに言った。
「ここ最近、お前の通信が、ぷつりと途絶え、お前は行方不明になっていたのだ。」
この時私は、考えようにも考えれず、ただ、呆然と立っていた。
そして、少し間があき、私は無意識に言ってしまった。
「私の名は松鹿輪廻だっ!!」