例えば…
『例えば…』
まるで俺たちは
悲劇の主人公みたいだ
でも誰かが書いたその悲劇を
俺が喜劇に書き変えてやるから
例えばお前が
誰かに閉じ込められたとしても
俺一人だけでも
助けに行ってやるから
例えばお前が
世界中の全ての
敵だとしても
俺だけでもお前を
庇ってやるから
例えばお前が
何かに負けそうなら
俺はお前を
支え続けてやるから
例えばお前が
死にたくなっても
俺が全力で止めてやるから
例えばお前が
ボロボロになって
立てなくなっても
立てるようになるまで
俺が背中を貸してやるから
例えばお前が
一つ上のステップに進むなら
俺は喜んで
お前の踏み台になってやるから
例えばお前が
命を狙われても
俺がお前の盾に
なってやるから
例えばお前が
その後ろの翼に
気づかなくても
俺はいつまでも気づくのを
待っているから
例えばお前が
迷惑だと思っても
お前が死ぬまで
一生お前の隣にいてやる
例えばそれが
俺のエゴだとしても
俺が死ぬまで
お前に尽くしてやるから
だからお前も
いつまでも我慢しないで
泣きたい時に
思い切り泣いてくれ
怒りたい時に
思い切り怒ってくれ
笑いたい時に
思い切り笑ってくれ
俺は決して迷惑じゃないから
いつでも俺に注文してくれ
俺はお前の注文に
必ず答えるから
厨王より読者の皆様へ…
いかがでしたでしょうか?
Ifと例えば…は本当に彼らが作り、贈りあった詩です。
彼らの許可を得て掲載させていただきました。
それではここまでご覧下さってありがとうございました。