【10】
【10】
ぼろぼろになった二人が帰ってきて、宿屋のマスターは驚いた。そして村から出て行くと言ったダンテを、マスターは静かに止めた。
二人とも傷だらけで、とてもすぐに出て行けるような状態ではなかった。マスターに説得され、ダンテはしぶしぶもう一晩泊まることを承諾した。確かにその日のうちに出発するのは、ダンテは良くてもルーウィンには辛いだろう。
湯を沸かしてもらい、服を着替え、泥と血で汚れてしまった身体を拭くとそれだけで気分が良かった。ルーウィンは清潔な布で、マスターにしっかりと腕の傷の手当てをしてもらった。
そして二人は、出された料理を片っ端から競うように食べ始めた。次から次へとマスターは料理を作る。そうでなければ、二人の食欲に追いつかなかった。
ダンテはルーウィンの衰弱具合を気にしていたが、これだけ食べられれば大丈夫だろうと安心した。しかし心なしか、いつもより若干食べる量が少ないような気がした。
やっと二人の腹が満たされ、ダンテは遅めの晩酌を始めた。
その日の出来事の一部始終をダンテから聞かされて、マスターはグラスを磨きながら目を丸くした。
「そんなことがあってこの食欲とは、大したもんだよ」
「こんなの日常茶飯事だ。いちいち気にしていられないからな」
ダンテもルーウィンもかなりの緊張状態にあったため、それが解けた後の反動が食欲となって表れたのだろう。見事にたいらげられた皿の山を見渡して、マスターはため息をついた。
「いやはや。まさかあのギルド潰しのダンテが、年端も行かない娘さんに命乞いするとは。それも土下座までして」
「しょうがなかったんだよ。こういう日もある。おいルーウィン、酒」
ダンテは夕刻のしおらしい態度はどこへいったのやら、すっかりただの酔っ払いになっていた。そして隣でせっせと料理を食べていたはずのルーウィンに声を掛ける。
しかし、ルーウィンの返事はなかった。
ルーウィンは器用にも、山のように詰まれた食器と食器との間に顔を置き、すやすやと寝息を立て始めていた。
「おーい、ルーウィンちゃん? 酒、おーさーけ! 聞こえてましゅか?」
ダンテも完全に出来上がっており、酒臭い息をルーウィンに吹きかけた。ルーウィンは眉間にしわを寄せて顔を背けた。心なしか、ルーウィンの顔はいつもより赤い。
マスターはルーウィンが口をつけていたグラスを見て声を上げた。
「おいダンテ、嬢ちゃんが持ってるそれ、お前さんの酒じゃないのかい?」
「こいつ、おれの酒飲みやがって。まったく近頃のガキはいったいどういう教育受けてやがるんだ! 親の顔が見たいぜ! あ、おれかあ」
ダンテは豪快にそう言うと、一つしゃっくりをした。カウンターに寝そべっているルーウィンを見て、ダンテは重たい腰を浮かせた。
「悪いなマスター。うちの姫さんはそろそろおねむの時間らしい。今日も上借りるな」
「はいよ」
ダンテはルーウィンを軽々と担ぎ上げると、ゆっくりと階段を上っていった。
ルーウィンはうっすらと目を明けた。
髪の毛は下ろされ、防具も取られて楽な格好でベッドに転がっている。なんだか身体が熱っぽい。天井がぐるぐる回っている気がする。
自分が酔っているのだと知る由もないルーウィンは、夢を見ているのだろうと思った。しかし夢のくせに宿屋の一室とは、ずいぶんとなんの面白みもない夢だ、とルーウィンは思った。
隣のベッドにダンテが腰掛けている。酒を飲んでいるわけでもなく、ただ黙って座っていた。
ダンテにしては珍しく物静かだ。ああ、とルーウィンは納得する。だってこれは夢なのだから、ダンテが静かだって不思議じゃない。
この際何をしたって、何を言ったって構わないはずだ。
自分を何日も不安にさせた罪を償わせるべく、ルーウィンは右手の拳を振り上げる。
「……あんたのせいで、ここ数日はろくにごはんも食べられなかった」
眠気と酒気でろれつの回らない口で、ルーウィンは呟いた。
「食欲がなかっただあ? さっきあんなに食ってただろうが」
暗闇の中で、ダンテは呆れたように返事をした。
「うるさい」
まったく、夢の中なのに憎たらしいことを言う。ルーウィンは気分を害して、身体を反対に向けた。
そしてぽつりと呟いた。
「……行かないでよ」
ダンテはわずかに顔を上げた。
ルーウィンは背を向けたままだった。
「置いていかないでよ。なんなのよ突然」
この数日間、ずっとそのことで頭がいっぱいだった。
胸が苦しくなり、食欲も減った。夜すぐに寝付けなかった。
ダンテの言葉は、それほどルーウィンを悩ませていた。
夢の中なのに、なんでここでもあたしは悲しい思いをしなきゃならないんだろう。
こんなに不安で、寂しい思いをさせられるんだろう。
「教えてよ、直すから。二度とヘマなんかしない。あたしの何がいけなかったの」
言葉に出して、ルーウィンはそれを悔やんだ。
失敗なら、今日したばかりではないか。
取り返しのつかなくなるかもしれない失敗を。そんな自分は、ダンテに置いていかれて当然だ。
何の役にもたたない。
ただの足手まとい。
「そうじゃない」
ダンテはルーウィンのベッドに腰掛けた。
父親が子供にするように、ルーウィンの小さな頭をそっと撫でてやる。
「前も言ったろう。お前にはお前の幸せがある。普通に暮らせる幸せが、まだ残ってるんだ。こんなどうしようもないおっさんと、いつまでも放浪していていいわけがない」
「なによそれ。あたしの幸せが何かなんて、あんたに決められる筋合いはない。どこの街で暮らすのも同じよ、変わらないわ」
ダンテは、一緒に旅をしているのは第一発見者としての義務だと言っていた。ルーウィンを放浪者にさせたかったわけではなく、これから自立し、暮らしていく場所を選ばせるためだと。広い世界を見ろと言って、共に旅をしてきた。
それなのに、どうして突き放すの?
「あたしはあんたが隣にいたら、それでいいのに」
それがルーウィンにとっての世界だった。今自分の見ている範囲だけが、世界。
他所でなにが起ころうと知ったことではない。それは自分の認知できる範囲外での出来事なのだから。
ルーウィン自身と、隣にいるダンテ。それがルーウィンにとっての世界だった。
ちっぽけだと言われようが構わない。
それだけで十分で、他には何も要らなかった。
ルーウィンは再び静かに眠りについた。
枕は涙でぜんぶ濡れてしまって、ダンテはこっそり自分のものと取り替えた。
こんなに涙をこぼすルーウィンをダンテはこの日初めて見た。人質にされようと、刃物を突きつけられようと、殴られようと泣くことのない子供だったのに。
静かな寝息を確認して、跳ね除けた布団をかけてやる。ダンテはルーウィンの横顔を見つめた。
自分の一言が、愛弟子をここまで追い詰めていたとは思いもよらなかった。
らしくもなくため息をつき、両手で顔を覆った。
「あんたが隣にいたらそれでいい、か」
ダンテはその言葉を口の中で転がして、苦笑した。
「すごい殺し文句だな。お前の将来が楽しみだよ、さぞ怖い女になるだろうな」
昼間のことが嘘だったかのように、夜は静かに更けていった。
開け放した窓からは心地よい風が入り、寝入ったルーウィンの前髪を揺らした。
今宵は満月。ぽっかりと浮かんだ月が、二人を優しく照らしている。
平和で安息な、夜の世界。
目の前のルーウィンはただの子供と同じように、安らかな寝顔で眠りについている。
「……おれはそれを、見届けることが出来るのかなあ」
ダンテのか細く切ない呟きは、夜の闇に溶けていった。
朝。ルーウィンは目を覚ました。
小鳥がチュンチュンと鳴いている。隣のベッドにダンテの姿はなかった。
ルーウィンは弾かれたように体を起こした。しかしベッドの向こうに立てかけられた荷物や弓を見てほっとする。どうやらまだ、置いていかれたわけではないようだ。
ほっとして、ルーウィンは再びゆっくりとベッドに身を沈めた。雨漏りの染みが残る天井を見上げて、ルーウィンはため息をつく。
どうしたら置いていかれなくて済む?
お前を完璧に護ることはできない。
ダンテの昨日の言葉が浮かんだ。
ルーウィンは目の上に腕を置いて仰向けになっていた。そもそもダンテはどうして自分と離れたがっていたのか。
ダンテの行く道は危険だからだ。それにルーウィンを付き合わせる必要はないと考えている。
しかしルーウィンは、一緒に行きたい。
ではそれなら、どうしたらいいのか? いったい、どうすれば……。
―――ちょっと待てよ。
ルーウィンはぱちりと目を開けた。
ダンテが下の食堂でカウンターに座り、マスターの淹れたお茶をすすっていると、ドタドタと騒がしい音がした。
それとともに、ルーウィンが寝巻き姿で階段から転げんばかりの勢いで駆け下りてくる。
「こらルーウィン! お前、そんな格好で人様の前に下りてくるな。誰が見てるかもわからんのに」
「ダンテ! あたし、わかった!」
ルーウィンは意気揚々とダンテに顔を近づけた。
「……大人しくおれと別れることを承諾した、っていう『わかった』じゃないよなあ。それは」
ルーウィンの顔は久しぶりに見る晴れ晴れとしたものだった。瞼は昨日の怪我で腫上がっているはずなのだが、瞳はきらきらと輝いている。そして口元は、いたずらを隠している子供のようにむずむずさせていた。
なにを言い出すのかと面倒くさそうな顔をして構えるダンテとは対照的に、ルーウィンは笑った。
「護ってなんて言わないわ。あたしがあんたを護ってあげる! どう?」
ルーウィンはどうだと言わんばかりに胸を張った。
なんとも清々しい気分だった。
今までの自分は、どうかしていた。
ダンテに別れると言われてからは、そのことばかりをうじうじと考え込んでいた。そんなのは、ルーウィンらしくなかったのだ。
どうしてあんなに後ろ向きになっていたのか。
なぜ追いすがるような考えしか出てこなかったのか。
どうして自分がダンテの上を行くという発想が湧かなかったのだろうか!
ダンテはぽかんと口を開けた。
朝の仕込みをしながらそれを聞いていたマスターは、ダンテの様子を見て小さく笑った。
「ちょ、ちょっと待て。そりゃあ、いったいどういう」
突然の宣言に口をぱくぱくさせるダンテに、ルーウィンは強気のままで畳み掛けた。
「要は、あんたはあたしを守る自信がないんでしょ? だったら、あたしはもっと強くなって自分も守って、ついでにあんたも守ってやるわよ。そうしたら一緒に来るな、なんて言わないでしょ? むしろついてきて欲しいでしょ?」
ルーウィンはすっかりいつもの調子を取り戻した。
目の前がぱあっと開けていくようだった。十歳の女の子は、護られる対象でなくてはならない決まりなどないのだ。
突如完全復活したルーウィンを前にして、ダンテは頭を抱えてカウンターに突っ伏した。
「……どうしてこんなに頭の悪い子供に育ったんだか。いったいその根拠のない自信はどこから来るんだ?」
しかしダンテも、気まぐれでこの話を切り出したわけではない。ダンテなりにルーウィンのことを考えての決断だった。
ダンテは勢いに呑まれそうになっている自分を奮い起こすと、ルーウィンの目を見た。
「知ってのとおり、おれは普通の冒険者とはちょっと違う。お前にとっても、安心して身を任せていい保護者じゃない。一緒にいるのには覚悟がいる。今回みたいな目にも、また遭うだろう。そんなやつと、いつまでも一緒にいることはないんだ」
「だからあんたのこと保護者だなんて思わないって。ダンテの足手まといになるのはいやだ。でも、どんな目にあったって、あんたと一緒にいるのはいやじゃない」
しかしダンテは食い下がった。
「だがおれは、世の中ではギルド潰しで……」
「いいわよ。あんたが自分を許さなくったって、世界中の人間があんたを非難したって。そんなの関係ないわ。あたしはあんたの傍にいるって、そう決めたんだから」
ルーウィンは両腕を腰に当て、胸を張って言い放った。
ダンテはそれ以上言う言葉が見当たらなかった。探してはみたが、どれもこれもルーウィンの決意を捻じ曲げるのには役に立ちそうもないものばかりだった。とうとう頭から湯気が立ち昇り、ダンテは自分の語彙の乏しさを恨んだ。
勝ち誇った顔でにやにやと笑うルーウィンを見て、ダンテは頭を掻き毟った。
「あーっ、くそったれ! どうしておれはこうもバカなんだ。こいつを言い負かす言葉が、何一つ浮かんでこない!」
マスターははっはっはと笑いながら、皿を磨いていた。
「無駄だよダンテ。見てみなさい、この子のふっきれた顔。こりゃもう天地がひっくり返っても意見を変えないだろうよ」
「ええ。女に二言はないわ」
ダンテはカウンターに勢いよく突っ伏した。
しばらくそうして項垂れていたが、やがてゆっくりとルーウィンのほうに顔を向けた。
「……お前、本当にバカだな」
しかしその顔は言葉とは裏腹に、嬉しさを隠しきれていなかった。
「あんたに似てね」
ルーウィンは笑った。
日が昇った頃。カレンは水を汲みに小屋の外へと出た。
昨日はあれから帰って、唸っている父親を無視して泣き寝入りした。瞼はぱんぱんに腫れ上がり、目は真っ赤に充血している。自分の根性のなさとダンテを呪いながら、カレンは暗い小屋に引きこもっていた。
しかしいつまでも、そうしてはいられない。昨日でカレンの人生が終わったわけではないのだ。残酷にも陽はまた昇り、一日はまたやってくる。真面目な性が祟って、次の朝が来ればカレンは身を起こさざるを得なかった。
外へと出ると、風が気持ちよかった。家の中はそうとう空気がこもっていたのだろう。
まるでこの世の終わりみたいな顔をして、カレンはゆっくりと一歩を踏み出した。
そして、何かを蹴飛ばしたことに気がついた。
「……リンゴ?」
小屋の前に、リンゴが五つほど並べられていた。カレンが蹴ったのは、そのうちの一つだった。
ころころと転がっていく。
カレンは唇を噛んだ。こんなことをするのは、一人しか思い当たらない。
気だるさが吹き飛び、刺々しい感情が一気に蘇った。
「……こんな、こんなもので!」
カレンはリンゴを踏み潰した。
しかし、出来なかった。単に転がってしまったためだ。
馬鹿にされているようで無性に腹が立った。カレンは乱暴にリンゴを一つ掴み取ると、地面に投げ下ろした。しかし、リンゴはまたも転がっただけだ。悔しくなってむきになって、何度も投げつけた。
何度も、何度も。
井戸にぶつけて、やっとのことでリンゴは割れた。赤い果実はぱっくりと中身を晒して、悲しげにその場に転がった。割れた果実が、カレンを見返す。
不意に、傷だらけになった友人を思い出した。
ピンクの髪を結い上げ、赤い果実を差し出してくる少女。
自分の焼いた菓子を無邪気に口に詰め込み、連れのことを楽しそうに話し、気が向くと糸紡ぎの手伝いをし、父のために薬草を採ってくると言ってくれた、彼女。
バカな子だった。
利用されているとも知らずに。
最初から騙されているとも知らずに。
でも。
カレンは割れてしまったリンゴを拾い上げた。土で汚れてしまっている。
何を思ったか、カレンは井戸から水を汲んだ。桶の中に割れたリンゴを入れた。
そして、一口、食べた。
土が取れていなかったのか、じゃりっとした食感があった。甘酸っぱかった。
井戸に手をかけてその場に崩れ落ち、カレンは声を上げて泣いた。
空は憎らしいほどに青く澄み渡り、白い鱗雲が悠々と泳いでいる。
収穫された畑は閑散としており、残された藁が舞い上がって、風に運ばれていく。
いやに広々とした景色の中で、実りの季節は足早に通り過ぎようとしていた。
ダンテはわざとらしく、とぼとぼと肩を落として、まだ緑の残る小道を歩いていた。
「はあ。夢にまで見た独身貴族ライフが、またひとつ遠のいた。愛されてるなあ、おれ」
ダンテがそう言って視線をやると、そこには意気揚々とついてくるルーウィンがいる。
ルーウィンは満面の笑みを浮かべた。
「残念だったわね。どこに行ったって、逃がしゃしないんだから」
「こりゃたまんねえな」
ダンテは肩をすくめてみせた。しかしその口元は、しっかりと笑っていた。
村から続いた小道が終わりを迎え、街道に出た。ここからは冒険者も多いため、厄介ごとが飛び込んでくる可能性も多くなる。
ダンテは自分の隣に並ぶ、小さな弟子を見下ろした。
自分の背丈の半分ほどもない、まだ小さく細い体躯。ピンク色の髪を頭のてっぺんで結い上げて、いかにもやる気満々といった様子だ。
大きな茶色の瞳と視線がかち合って、ダンテはにやりと口元を歪めた。
「よし、行くぞ。ルーウィン」
「うん!」
ルーウィンは元気よく返事をした。
とある村を後にし、街道を進む。
そして二人の旅は、この後三年ほど続くこととなる。
【エピローグ】
この廃墟に唯一、その赤子以外にも色を持つものがあった。
それは、なぜか廃墟に自生することが多い不思議な花だった。人の棲まなくなった土地に生え、人がいなくなるのと入れ替わりで繁茂するので、南大陸では衰退の花と不気味がられている。しかしこちらの北大陸では、荒れ果てた地にも生える生命力豊かな花として好まれる一面もあった。
ピンク色の淡い花弁は廃墟を吹き抜ける風に揺られていた。
街が焼かれてからまだそんなに日は経っていないはずだが、すでにその花は新たな廃墟に根を張っていた。茎に産毛のような棘がついており、手折ることが難しい花としても知られている。
男は腕の中の赤子と、足元に揺れている小さな花とを見比べる。
かわいらしい姿をしているのに、案外図太い。
そう考えて、男はふっと笑った。
「……ぴったりだな。よし、決めたぞ」
男は赤子をあやしながら、上機嫌で廃墟を後にした。
【少女とギルド潰し おわり】
【あとがき】
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
最後に少しだけ、ご挨拶させていただきたく思います。作者のとしよしと申します。
本編『不揃いな勇者たち』を知らずとも読める短編、としていましたが、いかがでしたでしょうか。もともと別サイトで、本編第5章と平行して投稿したかったものだったのですが、その時は本編を書くことに必死で余力がありませんでした。今回こちらでそれを叶えることが出来、嬉しく思っております。
この話は某国民的新喜劇のような展開だと、私は思っております。なにかのために一芝居打つことになって、芝居を始めたらそれが本当になって悪い人がやって来て。そんなよくある展開でしたが、私なりに書くことが出来て楽しかったです。
単品として読んでいただいた方も、本編から来て頂いた方も、ここまで読んでくださりありがとうございました。後者の方、本編はもう少し続きますので、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。
もしお時間よろしければ、感想、評価などいただけますと大変励みになります。よろしくお願い致します。
お読み頂き、ありがとうございました!