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先生  作者: 鈴虫
改稿前  旧ver
7/20

第七話 ゆうひ   (改稿)

わたしは城の一角にいる。


何ということだ!鍛冶区での一件以来、わたしは他の魔法剣士達から軽蔑の目を向けられていた。

最初は、

奴隷の分際で楯突きおったので斬り捨てようとしたが殿下がお止めになった。殿下はなぜ彼女を罰しないのか。皇帝の威光に泥を塗ろうとしたのだぞ!奴隷の分際で!殿下は何を考えているか!


と反ハリックス派の連中に愚痴っていたのだが、当初わたしは彼らは同調してくれると思っていた。

しかし、現実には彼らはわたしの事を、

「己の学が足らん故に我らへの侮辱を正せ無かったことを正当化しようとしおって!」

とほざき始めたのだ!


この話は殿下の耳をはじめメリカフ財務官やラルチャーク軍務官の耳にまで入り、もはや出世の道は絶たれたも同義。


わたしは魔法剣士である。魔法剣士は魔術師の中でも下のほうの位に位置する。

唯単に魔法の出来が悪いことだけではなく、家もほかと比べると裕福ではない。


それもそうだ。わたし達は奴隷を労働力として買ってはいるが、同時にその又上の、魔法剣士隊に労働力として買われているのだから。その魔法剣士隊もその又上に買われているが、際限が無いのでここでは言わない。


だから出世をしなければ!かつて私は金が無いばかりに病気を患った母の治療をしてやれなかった。

家の周りの水も、浄化魔法を掛ける費用がなかった。

自分で掛けてみたが、効果は薄く、専門家には全くかなわなかった。


金さえあれば。


と思い魔法剣士隊へ入った。


戦時ならば簡単に武功を立てれるが、平時ともなればそうは行かず、どうしたものかと思っていたら、配属されたナジュムの鍛冶区で皇帝の威光を疑う奴隷が居た。


―此れをひっとらえれば一つ功を得られる。


警備へ配属されたものは、反抗的な奴隷等をひっ捕まえると、功がえられる。すなわち収入が増えるということだ。


知り合いの中にはでっち上げで、奴隷に言いがかりをつけてひっ捕らえる者もいる。

その点、わたしのなんと誠実なことか!


わたしはきちんと両の耳で聞いたのだ!彼奴が侮辱の言葉を吐いたのを!しかし斬り捨てようとするところで殿下は止めた。


わたしは正しいことをしたはずなのだ!それなのになぜこの様な仕打ちを受けねばならん!


今では既に出世はなく、解雇される寸前かもしれん。


どうしてこうなった!


そうだ。凡てあの奴隷が悪いのだ!

奴隷の癖に、よく分からない論理を振りかざしおって。


あやつを殺さねば気がすまぬ!


そう思い立って奴隷区へ出向いた。

相も変わらず貧相なところだ。


居住区を歩くと水の流れる音がするが、見てみると、なんだとっても汚いではないか。自らで掘って作った水路であると思うが、彼奴らはこの水を飲んだりしているというのか!


魔法の使えないことの何と哀れなことよ。

魔法が使えれば、水など一回大量に汲んでおけば魔法で何回も清められる。

流石に大量のは専門家にしか出来ないが、自分が飲む分くらいなら私にだって出来る。


奴隷達はこんな水路をつくってまで汚い水を飲んでいるのか。


だが同情はせぬ。


あの黒髪の女奴隷の収容されている場所は調べた。

たしかここのはずだ。


その棟の前で赤髪の少女が何やらよく分からんもじゃもじゃ髭と話している。


通り過ぎた瞬間、会話が聞こえた。


その会話によるとどうやらこの赤髪は件の黒髪奴隷と親しいらしい。


こいつは使えるぞ!


流石に公衆の面前でいきなり斬り捨てるのもどうかと思っていたところだ!利用させてもらおう!


その赤髪少女はなにやら移動するようなので、地べたで露店をやってる奴隷から、陳列してあったローブを徴収し後をつけた。


後をつけると奴隷の花が大量に生えている場所についた。


奴隷の花は奴隷らがいる場所にしか咲かないのでそう呼ばれている。


暫く様子を伺っていると、独り言を話していた。


その話を聞くに、ここに居れば例の黒髪が迎えにくるそうだ。


なんと運の良いことか!

日々誠実に過ごしていた甲斐があった。


わたしは赤髪少女をひっ捕まえ、わざと足跡を残して森の中に入った。


森の中なら、他の巡回している魔法剣士にもみられまい。


殺して死体を残すと、殿下に殺したとばれるだろう。


何やら殿下はあの奴隷に興味がある様子。殺したとばれれば、益々わたしの立場が危うくなる。


しかし、脱走を企てたとしたら?


街の外には追いはぎがうろうろしている。


この農業区は城壁でカバーできていない。ならばこの森で殺した後、死体を城壁の外の原っぱにほかっておけば、脱走を企てたが追いはぎに殺されたのだ、ということに出来る!


ちょっと開けていて、尚且つ目立たず、足跡が残りやすい場所まで行き、赤髪少女を気絶させ、彼奴が来るのを待った。












鍛冶区の件からはや1週間と何日かたった。


アンもだいぶよくなったようだ。今では私が外に出るときはよく付いてくるようになったしアルも其れを認めていた。


私とアンはよく農業区へいった。

彼岸花を見たり、川の底を泳ぐ鮮やかな魚などを面白いと思って眺めたりした。

私たちはよくそこらで適当な岩を見つけて、腰を下ろして、私は本を広げ、アンは羊皮紙を広げた。

私が読んだ本は、薬草学だとかこの世界の神学だったり奴隷経済についてだったりした。


アンはいつも羊皮紙とペンとインクを持ち歩いていた。

私が本を読みながら、労働についてだとか、資本についてだとかを話すのを、しきりに書き留めているようだった。


ある日、ふと私が、絵は描くか、と問うたら、無い、とのことだったので、

ぢゃあスケッチをしよう。と言ってやった。

アンは絵ではなくて、経済に付いての方が知りたいとか言っていた。


幾ら好きでも学問ばかりでは体に毒だ。たまには息抜きも必要だろうと言ってやったら、わかりましたと言った。

最初は渋々やっていると言うような様子だったが、しだいに楽しくなったのか、川を泳ぐ青魚や、その辺の野草などを描いたりした。

しかし本命はやはり学問に関してだったので、ついでにと思い火薬の精製法やら戦術についても雑学として話をしてやったりしながらすごしていた。


時間があれば色々なところを見て回っていたので、奴隷区の人たちとも大分顔なじみになった。


しかし労働者達の給金も下がり、人々は困窮している。

不満の声も上がっているが、何とかやっているようだ。


私は相も変わらず、アルの助手をしながら今朝はアンへ余剰価値について教えた。


その一週間の間にサウサンの手術をした。


私の予想通り盲腸であった。


その日はうまくいった。彼女の父、兄からはとても感謝された。


しかし三日後に死んだ。


アルは斬るときにメスを使った。(前世の様なものではないが便宜上そう呼ぶ)

そのメスの刃に鉛が含まれていた。

おそらく彼女は其れによって死んだのだろう。もしくは衛生環境によってか。


私たちはとにかくサシュワルとサタハフに頭を下げるしかなかった。

サウサンの亡骸は例の私が倒れていた付近の彼岸花の下に埋められた。


彼らは、しかし感謝していると言った。サタハフは泣いて睦むいていたが、サシュワルはなにか別のものを見据えているようだった。

それはサウサンの葬儀(といっても簡単なものだが)の帰りにわかった。


その日の帰りにサシュワルは話があるといって、私を呼んだ。

なにかしらと思って林の中まで付いていくと、彼は私にこう打ち明けた。


「俺達はもう虐げられる生活には我慢ならない。サウサンの件でわかった。俺達は奴隷と言う立場にいるからだめなんだと。娘だって奴隷じゃなかったら、こんな事にはなら無ったかもしれないだろ。

俺はこの国をひっくり返す。俺達も魔術士も同じ人間だろう?魔術師は毎日腹いっぱい食ってるんだろう。だったらなぜ俺達は日々のパンに困っているんだ。

この国、いや世界を変えなきゃならない。これは私利私欲からくる野望だとかではない。この世界に暮らす凡ての赤髪白髪の生活の為に戦おうと思っている。」


私はわかったと言った。


「あんたの噂は俺の耳にも入っている。魔術師どもに、お前達は口ではかてないから手を上げるんだ、とかいって言い負かしたそうじゃないか。娘とそう変わらない年の女の子なのに、随分と気が勇気があるな。

ああ、すまない。侮辱だとかそういうのぢゃないんだ。俺達の同志になーいや協力してくれないか。」


彼は政府転覆をねらう地下組織の一員だった。

彼の目は燃えていた。

革命の炎に燃えていた。

同胞の為に

家族の為に

死んだ娘の為に

彼は絞首台に立っても構はない。と言ってのけた。


私はローブを脱ぎ、白装束になってから、彼の目に向かって、ひとつ肯いた。


サシュワルは一週間後彼の部屋に来いと言った。

そこで同志たちに紹介すると言うことだそうだ。


同志!なんといい響きだろう。

かつてのレエニンやヒットラアもこんな心持だったのだろうかと思った。


何はともあれ、約束の日は明日である。


取り敢えず、この話はアルには話さなかった。

アンにはどうするか迷っている。

彼女も立派な革命家となれるだろう。

しかし、巻き込んでよいものか。


彼らのことなど関知せずと言ったが、どうにもアンにはあまり危険な目にはあわせたくない。


頭をひねっていたら、一人のもじゃもじゃ髭が運び込まれてきた。


アルと共に、一体どうしたのかと問う。


見ればもじゃもじゃ髭は所々ススの様なのが付いていて、所々焦げていたり、やけどをしているところから、なにやら爆発に巻き込まれたと見える。


坑道の粉塵爆発か、と思った。

たまに鍛冶区で粉塵爆発がおこる。


理由は坑道で粉塵爆発に対する対策を打ち出していないことにあった。

わたしはそこのまとめ役のような男に、坑道の高さ、幅をもっと広くして、塵がたまらないようにすると良いと言ったら坑道が広くなり幾分か解消されたようで、最近は余り起こっていない。


ふと、火薬の香りがした。

なにやら硫黄のようなにおいまでしている。


治療を施した後、暫く眠っている様子だったので、ちょいと気になって彼の上着をみると羊皮紙がポケットに入っていたので失礼かと思ったが見てみた。


どうやら設計図のようなもので、クロスボウの図面だった。だが、何か足りないなと見ていたら、あぶみが無い。

鐙がなければクロスボウなどとても弦はひけぬ。所々に走り書きで弦の引く際の云々と書かれていたので、鐙の図面を書き足して、その走り書きの下に

「鐙にある矢踏みを踏んで」と書き足しておいた。


他にも図面があり、中世の攻城用兵器の「トレビシェット」(いうところのカタパルト)に似ている図面もあったが、所々おしい所が欠けているので、怒られるかもしれないが、書き足して完全な形にしておいた。


そんなことをしていたら、もじゃもじゃ髭のお爺さんが目を覚ました。


硫黄の匂いやすす、爆発に巻き込まれた痕跡等から、もしやと思い、君は黒色火薬を作っていたのか、と問うと、黒色火薬とはなんぞやと帰ってきたので、磨り潰した木炭と硫黄が云々と言ったら、


「そうだ!其れを作ってたんだ!しかし黒色火薬とはいい名前だな。貰った!こいつの名前は黒色火薬にしよう!」


と言った所でアルが、こいつは奇人で通ってる爺さんだと言ったのでどの辺が奇人かと聞いたら、よく分からないものを作っては怪我しているからだそうで、よく運ばれて来るそうだ。


私は、これは面白いなと思って、「お爺ちゃん、お名前は?」と言ってやったら「わしは「レシン」だ」と言った。


レシンとはまた聞き覚えのある響きであるなと思っていたら、


「それにしても黒色火薬の生成法を知っているとは、わしでさえ今日作ったばかりなのに、君は唯の医者ではないな!」


と言ったところで、私は自らの名前を述べると、あゝなるほど!君が奇人のヒットレルか!女の子だとは思わなかったよ!との事で、

「君は随分と科学に嗜みがあるようだな!今度お茶をしないかね!」

等といっていたので、機会があれば、と言っておいた。


それにしても奇人のヒットレルとは……己も奇人と呼ばれているのを知っての発言か。

彼は何処担当の労働者だろうか。こんな真昼間に火薬作って爆発してるのが許されるのか。


ともかく面白いお爺さんを見つけたものだ。機会があれば、等ではなく、今度こちらから出向こう。

等と思って、何処に住んでいるか、と聞こうとしたら、鎮痛剤と火傷用の軟膏を貰うなりさっさと帰ってしまった。


あれだけ面白い人なら、その辺の人に聞けば分かるだろうと思い、よしとした。


昼過に軽い食事――小さい蒸芋一つだが――を食っていたら、アルに

「一つ落ち着いたところだし、休憩していても良いよ」

と言われたので、アルはどうするのかと問うたら、サウサンの失敗に学んで、道具を鉛の含まれない物に換える為に鍛冶区へ道具の作成を願いに行くとの事だ。

ついでに他の区の医者にもこの件に関して連絡しに行くとの事だったので、有難うとだけ言っておいてアンを探しに行った。


何処にいるのかと思って居住区を小川の音をBGMに歩いていたら例の鍛冶区のまとめ役のような男(~ようなとは彼が自ら言った)に出くわして、あれから爆発は起こらなくなった有難うと言われた。

「何かあれば何でも言ってくれ。「ハッダード」の名前を出せば協力するように言ってある」

との事だったので、では今度製鉄と溶接をお願いするかもしれないと言った所で彼から、取り敢えず例の注文の品だけ渡しておくよ、と言われて布に巻かれた長い棒状のものを受け取った。

何に使うかは今度でいいから教えて呉よなとの事だった。


棒を持って農業区に行くと背負子を背負ったゼアニと出会ったので、ダスモニの栽培の様子とアルの居場所を知っているかと問うた。


どうやら彼岸花の花畑にいるとの事だ。


布で巻き巻きした棒を背負って花畑に行くと、アンの人影はなかった。

しかしその代わり鍛冶区の一件で見た金髪少年がいた。相も変わらずタイツに半ズボンである。


地面を見ると少しばかりぬかるんでいるので、ここを通ったものの足跡が分かる。

アンの履いていたブーツの足跡は途中で消え、その代わりもっと大きなおそらく男の足跡が見える。その上に、比較的新しい足跡――おそらく向うに見える金髪少年のだろう――があった。


金髪少年の他には誰もいないようなので、大丈夫かとおもいつつも袖の中に手を入れ、南部のグリップを握っておく。

姿を見せたら驚いた様子であったが、私の姿を見るなり安心した様子である。

彼は魔術師で「殿下」のようだが、鍛冶区での一件から私が反体制派であることは知っているはずだが。


先に金髪少年が口を開いた。

「どうやら僕の失策だったようだ」

どういうことだ?と聞いたら、あれこれこういう理由で何某がアンをさらっていったと聞かされた。


これは一大事だ。


どうやら金髪少年はアンに会いに来たところ、そのさらって行く奴を見つけたらしい。

その人さらいは見た顔なので、大体の理由を考えてみたらしい。

聞くに、その考え通りの理由だろう。


先週あれだけやったのだ。金髪少年の罠の可能性もある。


しかしどうやらこの少年、アンを好いている様子。アンは魔術師嫌いであるので――私の教えている階級やら余剰価値やらも相まって相当なものになっている――叶わぬ恋というところだろう。


しかし其れが演技でなければ、信用に足るだろう。

それにこの少年がアンを度々訪れていたことはアンから聞いている。

嘘であるとも断言できないであろう。


なにはともあれアンが居ないのは事実であり、今の所の居場所の手がかりは少ないのだ。行くしかあるまい。


そういえば何故、アンを好いているなら自ら助けに行かないのか、アンの好感を得られるかも知れんぞ、と話してみたら、顔を赤くして何やら言っていた。


しかし、直ぐにまじめな顔に戻り、

「僕が行けば、奴は何をしでかすか分からない。狂乱して逆に僕を殺そうとするかもしれない。ああいう輩は追い詰められると想像に付かないことをやるからな」

と語った。

随分とませた、もとい冷静に分析をしている少年だ。と思っていたら、

「実は今は帯剣していないし、杖の代わりになる物も持ち合わせていない。そういうものを持っているとアンが会ってくれないと思ってね」

と言った。


なるほど、魔術師は剣や杖、まぁ他にもあるかも知れないが、そう言う類の物が無いと魔法が使えないのか。

しかしそんな事を私に話してよいのか。

此れを聞いたら私が殺そうとするかも知れないとは思わないのか。

だがブラフの可能性もある。

どちらにしても実際にはまだ殺さないが。


今ここで殺せば革命が成立するわけではない。

革命を起こすには、まだ準備が足らぬ。

第一、彼をここで殺したら間違いなく、殺したとばれるだろうし、そもそもばれた方が革命に有利に働く等と思うのはまだ早い。

彼を殺したところで貴族重商主義、奴隷経済主義、ブルジョワが斃れるわけではない。


ながい闘争が待っているだろう。

しかし其れに勝利し、ブルジョアジーを打倒するにはまだまだ準備が足りなさ過ぎる。


きっかけ作りだけなら殺しても良いだろう。

実際私は前世で、きっかけの為に首相を斬ったのだから。


だが、今回はきっかけではなく、最後までやるつもりだ。


だから、まだ早い。


それを知ってか知らずか、わからないが、彼は私が己を殺さないと確信しているのか。


とにかくアンの身が心配であるので将来の敵に有難うといってその場を去ろうとした。


しかし、彼は一緒についていくと言い出した。


まあよいかと思い、構はないと言っておいた。


足跡を辿って幾らか進んだところで、一寸待てと言って彼を止める。


足跡を触ってみると、結構新しいようだ。


これは近いなと思いふと周りを見ると、中々に木が茂っている。


しかし前方を見ると何やらほんの少し開けた場所があり、あの場所なら動き回ることに支障はないだろうなと思った。


辺りも夕暮れが近づいているのか、木々の葉が朱みがかってきている。


森の中の動物の声も騒がしかったのが、少し静まりだした。


目の前に木の葉が落ちてきた。


落ちる木の葉に滴る水が夕日の所為か、朱く私の顔を映していた。


斬り合ひをするにはもってこいのシチエーションだと思った。





















ようやく剣戟の直前へ。

最初は、手術やら鉱山の粉塵爆発を解決する話を書こうと思っていたのですが、いらんだろ、と思い省略しました。

前回(6話)がちょいと急すぎるので、そのうち、5,5話やら6.5話を書くかもしれません。

アンとのお話を追加

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