表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

同じ世界で見えたもの

作者: 藤山さと


海が見える土地に家を建てたい


ご近所さんはいなくていい


大きい家じゃなくていいから


とにかく海が見えてほしい


海が見える方にバルコニーを置いて


陽の光や風を感じながら


椅子に座って海を眺めたい


そこにはもちろんあなたもいて


お互い好きなことをして


穏やかに生きていく


今がいつなのか


今が何時何分なのか


そんなことも忘れるくらい


一時でもいいから忘れるくらい


穏やかに過ごしたいと願う



そんな想像をしながら


あなたが運転する車に乗って


青空の下風を感じて過ぎていく時間も


また愛おしいもので


二度と手に入らないかもしれないと思わせるほど


幸せを感じた瞬間が今ここにある


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
海が見える家、その見晴らしの良いバルコニーにいるような気分になりました。 時間も忘れて、穏やかな気持ちになるくらい、幸せに満ちた瞬間。冒頭の2行と、ラストの2行が特に好きです。素敵な詩を読ませていた…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ