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幼馴染が八年間続けてきた『好きって言ったら負けゲーム』をいきなり終わらせに来た。

作者:こうと

「おはよう、今日も好きじゃないよ」
「ああ、俺もまったく好きじゃない」

——毎朝恒例、好きじゃない宣言。

俺、直は幼なじみの咲良とは、小学二年のときに始めた『好きって言ったら負けゲーム』を、高校二年になった今でも続けていた。
 
お互い意地でも告白しない。でもお互い誰かと付き合わない。
 
なのに、俺たちは毎日一緒に登校して、昼休みは一緒に弁当食べて、放課後は一緒にゲームして、休日も遊んだりする。

「お前ら、もう付き合ってるだろ」って何人に言われたかわからない。
でも俺たちは付き合ってない。なぜなら、先に好きって言ったほうが負けだから!

 しかしそんなある日、彼女はいきなりこう言った。

「――直くん……もうこのゲーム終わりにしない?」
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