表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/54

体が魂を口説いてくるんですがぁ⁉

皆さまこんにちは…ウェンです…

夢の中からですみません…

前回…ルーさんとアポロの決闘は、アポロの勝利…

でもルーさんとはお友達からということで関係は切れてないです…

アポロもルーさんも…これで仲良くなってくれるといいんですけど…

今は私はヴィーさんの所で買ってきた、よく眠れる香水を使って眠ってます…


ウェン「すぅ…すぅ…」

?「へぇ…可愛い寝顔ね?」

ん?なんか声がする…夢かな?

?「そうよ?ここは夢の中よ?」

そっかぁ…夢かぁ…ん?

ウェン「え…だれ?」

?「お、やっと起きてくれた♪ハロ~♪」

え…本当に誰?

ウェン「私?私はウェンシェフト・ヴィクトリア、あんたが入ってる体のご本人」

美夏「え…えぇええええ⁉」

嘘でしょ⁉

ウェン「嘘じゃないわよ?」

美夏「というかなんで私の心の声聞こえてるんですか⁉」

ウェン「当然でしょ?だって私の体なんだもん。」

美夏「はぁ…」

ウェン「ところで、あなたの名前は?」

美夏「えっ…心の声が聞こえてるならわかるんじゃ…」

ウェン「わかるけど直接聞きたいの。」

美夏「糸崎…美夏です…」

ウェン「イトサキ ミカ?変わった名前ね?」

美夏「そうですか?」

まぁ転生者の名前なんてみんなこんなもんよ…

ウェン「え⁉あなた転生者なの⁉」

あ、忘れてた…

美夏「はい…その…イジメられてて…コケて…そのままごっつーんって…」

ウェン「だいぶ軽く説明するわね…自分の死因なのに…」

美夏「私にとって…あの地獄は忘れたいものですから…」

ウェン「ふーん…」

なんかすごく…顔が近い…

ウェン「勿体ないわね…」

美夏「え…」

ウェン「綺麗な心で…肌も…目も…すごく綺麗…ちょっと妬いちゃうくらいよ…」

美夏「そ…そんなこと…」

ウェン「でも…」(フニッ)

美夏「ひゃっ⁉ちょ⁉どこ触って…」

ウェン「ここは飴細工みたいに脆いわね…」

美夏「あ…」

ウェン「誰にも助けを求められなかった…傷つくのは自分だけで充分…でも…こんな心じゃ…何かが支えになってなきゃ…簡単に壊れる…」

美夏「……」

ウェン「ねぇ…ミカ…」

美夏「はい…」

ウェン「取引しましょ?」

美夏「取引?」

ウェン「そう、取引。」

なんだろう…あんまりいい予感はしないけど…

ウェン「私はミカに体をあげる、そしてミカは、私の体を使って幸せになる、どう?」

美夏「それ取引って言うんですか?」

ウェン「いいのよ、こういうのは取引って言ったもん勝ちだから♪」

美夏「悪くはないですけど…」

ウェン「あぁ、アポロとのことなら心配しないで?私今魂だけの状態だからどこへでも行けちゃうの、むしろこっちの方が私的には最高なのよ♪」

美夏「うん?」

ウェン「だってアポロの湯浴みを覗けるんだから…♡えへ…♡えへへへへ…♡」

変態だった…

ウェン「変態とは失礼ね⁉愛よ愛‼それに合意だから‼」

美夏「あ…合意なんだ…」

こっちがこっちなら、あっちもあっちだった…類は友を呼ぶって本当なんだなぁ…

ウェン「それに…ミカの体も隅々見れるし…♡」

美夏「えっ⁉ちょっ⁉」

ウェン「アポロと同じくらいに魅力的ねぇ♡十分に発育が進んでいる証拠ね♡」

美夏「ちょっ⁉♡ウェンさんぅ…♡」

ウェン「さぁ…どうするぅ?取引飲む?承諾する?結婚する?♡」

美夏「全部一緒じゃないですかぁ‼♡」

ウェン「私的には三番目がいいかなぁ♡」

美夏「取引飲みます‼♡飲みますからぁ‼♡」

ウェン「ちぇ~…まぁいいや♪安心して、ちゃんと幸せにしてあげるから♡」

こうして…体の持ち主と…口説き半分で取引してしまった。

ウェン「めでたしめでたし♪」

物語を終わらせないでください‼まだ続きますから‼


続く…

この度は転生学生、乙女百合ゲーム世界で愛されてきます‼を読んでいただき、誠にありがとうございます。

あとがきの切り方に違和感があると自負している、作者の妖峰輪廻です。

本日も二話更新です‼

今回はまさかのウェンシェフト・ヴィクトリアご本人が登場しました‼

よく転生系のなり替わり系を見て思うのですが、転生元の人の魂や人格ってどうなるんだろうなって…

そんな疑問を今回、主人公の夢の中で主人公を口説く魂だけの存在としてみました‼

しっかり香水の名前でもあるEgo(エゴ) tibi(ティビ) in(イン) occursum(オックルスム) somnio(ソムニオ)…夢の中であなたに会う…という意味も物語にしっかり使ってみました‼

これからも、ウェンシェフト・ヴィクトリアご本人はちょくちょく心の声にも介入してくるのでお楽しみに‼

それでは、また次のお話でお会いできるのを楽しみにしております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ