雑貨店が思ってた雑貨店と違うんですが⁉
皆さまこんにちは…ウェンです…
なんか…糸崎の頃より疲れてます…
前回は、香水屋でいろんな香水を見てました…ただ名前が長いし発音が難しくて一個しか覚えてないです…
香水を見てて、睡眠に効く香水を見つけたので、それを買いにアポロの所に戻ったんですけど…
ちょうどヴィーさんが来て、アポロに頼まれた香水を持ってきたんですけど…その香水が超強力な媚薬香水だったんです…
なんで乙女ゲーム世界なのに媚薬なんて使うんだろう?やっぱり乙女ゲーム世界じゃないのかな?
ウェン「超強力な媚薬香水?」
ヴィー「えぇ♡ほんの一吹きでそれはそれはもう…♡」
アポロ「あぁああああ‼それ以上は禁止ぃいいい‼」
シファー「アポロ様‼早くお会計を‼」
アポロ「はいこれお代‼」
シファー「こちらも‼ありがとうございました‼」
ウェン「え、ちょっと待っ…‼」
まだその香水の詳細聴いてないのにぃいいいい⁉
シファーさんとアポロに抱えられて、香水屋さんを出た…
シファー「さ、さぁ‼気を取り直して雑貨屋さんに行きましょう‼」
アポロ「そ、そうだね‼早く行こうウェン‼」
ウェン「う、うん…」
すごく話の話題を逸らそうとしてる…
ウェン「ところでさ…」
アポロ「そうだ‼シファーさん雑貨屋に何買いに行くの⁉」
すごく必死…よほど聞かれたくないみたい…
シファー「そうですね…首輪を買いに…♡」
ん?首輪?首輪って雑貨だっけ?
アポロ「首輪?なんに使うの?」
シファー「服につけようかと思って…♡」
なんだ服飾小物か…じゃあ雑貨だ…
ウェン「じゃあ…行こっか…」
そして着いたお店が…か…かとらす…でぃす…ぴりな?
シファー「着きましたね…♡catulus disciplina…♡」
中に入ると…
店長「らっしゃいま…おぉ犬っころか、ん?そっちの白髪の女は?」
ウェン「は…初めまして…ウェンシェフト・ヴィクトリアと申します…」
少し怖い店長さん…というか…肩に担いでるの何?鞭?
店長「へぇ…あんたが…噂はいつもそこの犬っころから聴いてるよ。」
アポロ「犬っころ?」
シファー「私の事です…♡」
アポロ&ウェン「え?」
ヘカテー「私はヘカティル、ヘカテーさんって呼びな。」
なんか…すごいS気が強そうな人だな…
ヘカテー「で?今日は何かご入用?」
シファー「はい…♡」
ヘカテー「好きに店内見ていきな。」
シファー「はい…♡」
というか…ここホントに雑貨屋?入った時から思ってたけど…首輪に鎖…鞭や十字架…なんか変な形の木馬もあるし…
アポロ「ねぇシファーさん?」
シファー「なんでしょう?」
アポロ「ここホントに雑k…」
シファー「雑貨屋です。」
めっちゃ食い気味に言ってきた…
アポロ「いやでも…」
シファー「雑貨屋です。ヘカテー様が雑貨屋と言うんですから雑貨屋です。」
いや絶対雑貨屋ではないと思う…雑貨屋の店長はあんなSMな恰好しないし…鞭も持たない…
シファー「あ…♡お嬢様見てくださいこれ…♡」
ウェン「猫耳?」
シファー「はい…♡ちょっと着けてみてくれませんか?♡」
ウェン「う、うん…」
渋々着けてみた…そういえば糸崎の時はこんなの着けたことなかったなぁ…
ウェン「ど…どう?」
アポロ&シファー「ぐはぁ⁉」
ウェン「えっ⁉ちょっと二人とも⁉」
ヘカテー「んっ…」
ウェン「え?」
ヘカテーさんの方から声が聞こえたような…
アポロ「無理…可愛すぎ…」
シファー「死ねる…」
ウェン「ちょっと二人とも起きてよ⁉」
雑貨屋のお買い物は…まだ始まったばかり…
続く…
この度は転生学生、乙女百合ゲーム世界で愛されてきます‼を読んでいただき、誠にありがとうございます。
作者の妖峰輪廻です。
今日はかなりネタが思いつけたので2話更新しました!!
すぐに百合には戻せませんでしたすみません‼
さて、今回は新キャラの店長、ヘカティルさんが登場しましたね。ヘカティルさんはウェンが言っていたようにS気の強い方です!!設定としては元軍人の鬼教官さんをイメージしてます。
そして雑貨(?)屋さんの名前もラテン語です…意味は子犬の調教です…はい…そういうのが置いてあるお店です…
動物で言うならアポロが猿で、シファーさんが犬、ヴィーさんが蛇で、ヘカティルさんがライオン…そして美夏ちゃんが鹿です、もう一度言います、鹿です、ツッコミは受け付けておりません。
それでは、また次のお話で会えることを楽しみにしております。