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主人公とメイドが知らぬ間にバチってるんですが!?

皆さまこんにちは、ウェンシェフト・ヴィクトリアです。

前回は、メイドのシファーさんと、この世界の主人公…アポラフト・クーリンこと、アポロと一緒に出掛けることになりました。

町を知るにも世界を知るにも、二人は必要ですしね。

それに、久しぶりに私も外を歩きたいですし、糸崎美夏だった時はあんまり出かけられなかったので…


アポロ「ねぇウェン?どこに行くの?」

ウェン「うーん…」

正直どこに行きたいと言われても…だってここに来てまだ数時間だし…

ウェン「そうだね…アポロはどこに行きたい?」

アポロ「うーん…私は香水屋に行きたいかな‼」

香水屋?やはり淑女たる者、匂いにも気を遣うんだ…

ウェン「じゃあそこで。」

アポロ「決まりぃ‼」

シファー「では香水屋に行ったあと…雑貨店に行ってもよろしいでしょうか?」

雑貨店?なんか入用なのかな?

ウェン「うん、いいよ。」

シファー「ありがとうございます‼」

とは言ったものの…香水屋も雑貨屋もどこにあるのか全く分からない…

アポロ「じゃあ行こう‼香水屋に‼」

アポロが腕を絡めてきた。

ウェン「アポロ⁉」

アポロ「お店は私の方が詳しいからね♪案内してあげる♪」

正直それは願ったり叶ったり…腕を絡める必要…ある?

アポロ「(ちらっとシファーを見る)ふひひひ…♪」

シファー「ムキィィィィ‼(小声)」

ウェン「アポロ?何してるの?」

アポロ「なんにもぉ?」

アポロに連れられやってきたのは…えーと…おどあ…ぼるぱたてぃす?(店名・odor voluptatis)

アポロ「どうも~♪」

店長「あらアポラフト様♪と…そちらの方はもしかして…♡」

ウェン「初めまして、ウェンシェフト・ヴィクトリアと申します…」

店長「あっらぁ♡やっぱりねぇ♡噂はいつもアポラフト様から聴いてるわぁ♡」

アポロ「えへへへ♪」

店長「私はここの店長をしている、ヴィンスっていうもんだよ、気軽にヴィーって呼んでね♡」

シファー「おい○○ズレ…お嬢様に色目を使うな…物言わぬ肉塊に変えられたいのか…?」

およそ令嬢のメイドから出る言葉ではない言葉が出てきた…

ヴィー「わお♡気が強いのね♡お姉さんそういうの大好き♡」

シファー「え…♡そ…そんな好きだなんて…♡」

チョロ⁉好きって言われただけでそうなるの⁉さっきまでの狂犬ぶりどこ行ったの⁉もはや子犬じゃん‼

シファー「ですが…私には心に決めたお方が…♡」

ヴィー「ふふふ♡さて、アポラフト様?何かお買い求めですか?」

アポロ「えぇ♡例のやつのつんよいやつ…お願いできる?♡」

ヴィー「ふふふ♡任せて♡持ってくるからちょっと待ってて♡」

ヴィーさんは後ろに行ってしまった。

アポロ「ウェンは他の香水見てていいよ。」

ウェン「うん、わかった。」

シファー「あっ‼私も行きます‼」

アポロ「あっ⁉シファーさんそれ反そ…」

シファー「(アポロの方を見て…)ムフゥゥゥ♡」

アポロ「くぅうううう‼」

ウェンはこの光景を知らずに香水を見に行った…


続く…

この度は転生学生、乙女百合ゲーム世界で愛されてきます‼を読んでいただき、誠にありがとうございます。

作者の妖峰輪廻です。

オタ転魔族が月火水更新にシフトチェンジしましたので、木曜日か金曜日はこちらを更新していきます‼

アイデア帳にネタを書いておらず、頭の中で考えながら書いてるので、更新にかなりバラつきが予想されますがご了承ください…

さて、今回は新キャラとして、香水屋・odor voluptatisの店長・ヴィーさんが登場しました‼ヴィーさんはかなりお姉さんなキャラとなっており、なんでも食べる雑食ヒロインとなっています‼雑食ヒロインって言い方ひどいですけど…

まぁ、アポロや(シファーさん)と違って、表立ってキャンキャン吠えたりはせずに、静かに獲物にありつく蛇のように狡猾な方だと思っていただければ大丈夫です。

こちらとはジャンルも世界感も違う作品、オタク学生が異世界で勇者として転生したけど、魔族達に味方します…略してオタ転魔族の方もよければご覧ください。

それでは、また次のお話でお会いできるのを楽しみにしております。

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