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息が止まるほどに
何だろう、このもどかしい気持ち。
息が苦しくなる。
いつからだろう?
君と出合ってからだ。
首を絞められているわけでも口を塞がれているわけでもないのに、
どうしてこんなに苦しいの?
どうしてこんなに胸が痛くなるの?
誰か教えてこの苦しみの理由を。
君がいるからいけないのかもしれない。
もしかしたら君が何かをしているのかもしれない。
そう思って思い切って君に声をかけた。
『何かしている?』そう聞くと君は小さく首を傾げた。
『何が?』そう上目づかいで聞いてくる君。
なんだかまた胸が苦しくなった。
やっぱりこの苦しさの原因は君だ。
君と一緒にいればわかるかもしれない。
だからその日から僕は君と友達となった。
君と仲良くなっても胸の苦しみは消えない。
友達に聞いてみた。
『胸の苦しい原因は何だろう』そう聞くと笑いながら友達は答えた。
『君が恋をしているからだよ』
そうか、これが恋の病と言うだったのか。
それじゃあ今日、僕はこの胸の苦しみをなくすため、
彼女に告白をする。




