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それなら僕にも考えがあるよ
彼女に嫌われてしまった。
原因は些細な一言。
一言のせいで今までのものがすべて崩れた。
一生口を利いてやらないと言われた。
一発殴らせろと言われ殴られた。
一回も振り向かずに立ち去ってしまった。
今更謝っても遅いだろう。
何か方法はないだろうか。
考えていて一つ思い浮んだ。
うまくいくのかわからないけど。
うまくいくことを信じて。
明日、実行してみよう。
気にしていない風に装う。
彼女がこちらを向いても気にするそぶりも見せない。
とにかく彼女を無視してみる。
ばれないようにチラチラ見てみる。
なんだかソワソワしているみたいだ。
作戦は成功かな?
いやいやまだ序の口だ。
もう少し放っておいてみよう。
彼女は昨日に増してソワソワ。
そろそろだな。
席を立ち上がって彼女に近づく。
「ソワソワしてどうかした?」
「べ、別にっ」
素直じゃない彼女。
それを好きになった僕。
謝るなら今だろう。
「こないだはごめんね」
「う……は、反省しているなら許したげる」
これからは喧嘩しないように気をつけよう。
こんなことをしなくていいように。




