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Dejavu

 何だろう          これ

                       前に見たことがあるような光景

    嫌だ         こんなこと起きてほしくない

嘘だといってくれ

                      死にたくない

           生きたい

   助けて



「っていう夢を今日見てさ~」


 気味の悪い夢だった。

 突然、背後から鈍痛を感じた。

 そして振り向くとフードを目深に被った人。

 その手には真っ赤に染まっている包丁。

 背中を触ってみると自分の手が真っ赤に。

 そんな夢を今日見た。

 しかし夢なのにめちゃくちゃ痛い。


「しかも風が吹いてそのフードがめくれて」


 その夢の話を親友に話しているところだった。


「フードの下にあったのはお前の顔だったんだよ」


「ひどいなぁ。私はそんなことしないわよ」


「わかっているって。」


 昔からの親友がそんなことをするわけがない。

 俺たちはそういう信頼しあった関係だ。

 お互いが相手を傷つけようと考えているはずがない。


「あ、もうこんな時間じゃん。母ちゃんがうるさいから帰るよっ」


「じゃあね~」


 俺はまとめておいた荷物を取って教室を飛び出した。




「今日はやけに混んでいるな」


 家に帰るために大通りを歩いていた。

 何かのイベントがあるのかやけに混んでいた。

 一分に十メートルくらいしか動きがない。

 これじゃあ家にいつつけることやら。


「ま、混んでいたなら母ちゃんも怒んねぇだろ……」


 のんきにそんなことを考えながらまた十メートル進む。


「ふぁ…………っ」


 突然、背後に鈍痛が走った。

 なんだか周りの人がやけにうるさい気がする。

 周りの視線が俺に集まっている気がする。

 辺りを見回すと黒いフードを被った人物が一人。

 みんなが騒いでいる中、一人だけ冷静に俺を見つめている。

 手には赤に染まった包丁が握られていた。

 コイツが俺に何かをしたのか。

 それより何だか見たことある光景だ。

 そして感じたことのある痛みだ。

 痛みを感じる背中に触れてみると、自分の手が真っ赤になった。

 そして突風が俺たちを襲った。

 風の勢いで黒いフードがめくれる。


「……っ……!なん……で……!?」


「ふふっ……知っている?」


 俺の視界に入ったのは親友の顔だった。


「そういうの、デジャヴって言うのよ」


 親友は俺を助けようとせず、ケタケタと笑いながら身を翻して人ごみの中に消えていった。

 視界が暗くなっていく。

 なんだか不思議とつらくはなかった。

 夢で一度見た光景だったからかな。

 またこれも夢のような気がする。

 重くなったまぶたをゆっくり閉じていく。

 夢から覚めることを願いながら。

ん~自分で書いててなんですが……

でぢゃう゛と違くね?(ぁ

まぁいまいちデジャブと正夢の境がわかっていない作者なのでご勘弁をw

今回は詩って言うよりはショートストーリーっぽいですね。

友人だと思っていた人に殺されたくはないです。

死ぬ痛みと裏切られたことの心の痛みがダブルパンチです。

そんなの辛いです。

皆さんはこんな風にならないように、大切な友情を育てましょうね~

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