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眠れない夜に奏でる子守唄

「眠れないならこっちにおいで」

 彼女はそう言って手招きをしてくれる。

 僕はいつもそれに甘える。

 僕が寝る場所は彼女の太ももの上。

 彼女が口ずさむメロディーが聞こえてくる。

 優しくて暖かいメロディーだ。

 ゆっくりとした彼女の歌は僕の眠気を誘ってくる。

 彼女のゆっくりとしたメロディーと、

 彼女のゆっくりとした鼓動が、

 一緒に奏でる子守唄。

 トクン……トクン……

 だんだん眠くなってくる。

 気がつくとそこは夢の中。

 彼女が僕を抱き寄せる。

 僕は彼女に身をまかせ、

 幸せな夢を見ている。

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