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チート能力「可能性は無限大」が人生を変える~超絶美少女な妹は第三皇子の僕が守ります~  作者: 愛輝磨生
第3章 成長期編

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第79話 レオナ・デザート・トリックの魅力

たくさんある作品の中から

見つけてくれて、ありがとうございます♪

 僕たちは、国王陛下に王宮の書庫へ入室する許可をもらった。

 レオナが案内してくれるそうで、張りきって先頭を歩いている。


「ここじゃ、好きなだけ見ていくと良いのじゃ」


 レオナが満面の笑みで僕を見た。


「ありがとう、レオナ嬢」

「うむ。それと、探している本があるなら、司書に聞いた方が早いぞ」


 レオナの助言を受けて王宮書庫の女性司書に、大聖女リーゼロッテと光魔法に関連する本を探してもらう。

 しばらくすると、3冊の本を司書が持ってきてくれた。


「お兄様、どうですか?」

「うん。大聖女の伝記、大聖女の絵本、光魔法の魔術書が1冊ずつだね」

「新しい情報は、ありそうですか?」

「読んでみないとわからないけど、重複する本はなさそうだから、期待できるかもね」


 リゼが安心したように笑みを零す。


 それと念のため、闇魔法の魔術書を司書に探してもらったら、なんと1冊見つかったのだ。

 さすが王宮書庫である。

 これで、闇魔法を習得できるかもしれない。


「じゃあ、早速コピー魔法で写そうか」

「コピー魔法?」


 レオナが首を傾げて、不思議そうに僕を見ている。


「魔法で本の内容をそっくりそのまま写して、もう1冊別の本を作るのさ」

「そんなことができるのか!?」

「まあ、説明するより見た方が早いから、見学していてね」


 僕たちは、いつものようにコピーを開始する。

 4冊の本を女性陣がそれぞれ1冊ずつ持って、1ページずつ開いてくれた。

 僕は収納ボックスから紙と黒インクを出して、順番に複合魔法でコピーする。

 黒インクが宙を舞い紙に付着すると、瞬時に風魔法で乾燥されていく。

 全てのページをコピーしたら、風魔法で糸を縫い付けて、コピー本の完成である。


「おお、凄いのじゃ! 普通なら何日もかけて写本するものを、わずか1時間で終えるとは」


 レオナが驚嘆していた。


「さて、まだ午後も早い時間だし、冒険者ギルドへ依頼の報告に行こうか」

「そう言えば、まだでしたね。お兄様が倒れてしまい、それどころではなかったですから」

「面白そうじゃな、妾も一緒に行くぞ」


 レオナが楽しそうに笑っている。


「第一王女が勝手に城を出て大丈夫なの?」

「クリストハルト殿、心配はいらぬのじゃ。妾、強いからの」


 そうだった。火魔法Aに水魔法Aのレオナに勝てる人は、なかなか居ないだろう。


「それに、いざとなったらクリストハルト殿が、妾を守ってくれるのじゃろ?」


 レオナが弾けるような笑顔で、僕を見つめている。

 う、今の笑顔はヤバイな。


 黒髪ストレートロングに姫カットの美少女という、転生してから出会ったことのないタイプである。

 天真爛漫な愛されキャラで、王宮のアイドル的存在なだけでなく、民を守るために自ら戦いの最前線へ赴く行動力。

 もし僕がリゼと出会っていなければ、あっさり恋に落ちていたかもしれない。


「勿論守るけど、インフィニティは僕以外も皆優秀だから安心してね」

「うむ、任せたのじゃ。おっと、ドレスのままじゃった。ちと着替えてくるから、迎賓館の個室で待っていてくれ」


 そう言い残して、レオナがあっという間に居なくなる。

 とりあえず僕たちも迎賓館に戻り、外出の準備をすることにした。


 そして、しばらくすると着替えを済ませたレオナがやって来る。


「お待たせなのじゃ」


 レオナは紫色のドレスから、エメラルドグリーンの半袖ミニワンピに着替えていた。

 今は夏なので、デス砂漠ほどではないが日中は暑い。


 インフィニティの女性陣も皆、半袖のワンピースを着ているくらいだ。

 さすがにスカートの丈は、短くても膝上5センチメートルくらいだけど。


「どうじゃ? 妾のミニスカートで、クリストハルト殿を悩殺なのじゃ」


 レオナが一生懸命ミニスカートの裾を上に持ち上げて、僕に太ももを見せてくる。

 うーん、とても可愛らしくはあるのだけど、悩殺は無理じゃないかな。


 エルのHカップとセットなら、百発百中で男を悩殺できるだろうが。

 レオナのAAカップでは、難易度が高すぎるだろう。


「レオナ嬢、紫だけでなくエメラルドグリーンも良く似合っていて可愛いね。あなたの美脚がまぶしすぎて、目のやり場に困ってしまうよ」

「本当か!? やったのじゃ! 妾、完全勝利」


 レオナが満足そうに破顔した。


 この後レオナの案内で、国王陛下に外出することを伝え挨拶し、冒険者ギルドへ向かう。

 城から出て街に来ると、レオナにほとんどの民が声をかけてきた。

 『レオナ様ー』とか『殿下ー』とか『姫ー』など呼び方は様々だが、レオナはその全てに笑顔で手を振り答えていく。


「レオナ様、凄い人気ですね」


 リゼが驚いてレオナに話しかけた。


「そうじゃろ、妾人気者だからな。こうやって民が笑顔で居られるよう、妾たち王族が守ってやらねばならぬ。だから妾は、もっと強くなるのじゃ。クリストハルト殿のようにな」


 レオナが微笑んでリゼを見ている。


 ふむ、レオナは信用できる人物だな。

 今後もトリック独立国とは、良い関係でありたいものだ。


 そして、冒険者ギルドへ到着すると、僕たちはギルド長の部屋へ案内された。


「レオナ殿下、ようこそお越しくださいました。私はギルド長のロルフ・クライバーと申します」

「うむ、よろしくなのじゃロルフよ。妾は、ただの見学ゆえ、クリストハルト殿と話を進めて欲しいのじゃ」

「承知しました」


 ロルフさんは、先にレオナをソファーに案内すると、その後僕たちにも座るように促した。


「よう、リーダー。体調は大丈夫なのか?」

「はい、お陰様で何とか回復しました」

「それは良かった。おっと、自己紹介がまだだったな。俺はギルド長のロルフ・クライバーだ。よろしくな」

「僕は、Aランク冒険者パーティー『インフィニティ』のリーダーでクリスと申します。こちらこそ、よろしくお願いします」


 僕は、ロルフさんと握手した。

 黒髪で黒眼、身長は170センチメートルくらいの筋肉質で、日焼けした肌のガッチリした体型だ。

 せっかくだから、ステータスを確認しておくか。


【ロルフ・クライバー】

 トリック独立国 平民 冒険者ギルドストーク本部ギルド長 36歳 男


 知力 73/75

 武力 87/89

 魅力 90/90


 剣術 A/A

 槍術 A/A

 弓術 F/F

 馬術 B/B


 水魔法 A/A

 

 話術 C/C

 算術 C/C

 芸術 F/F

 料理 E/D


 砂漠に有効な水魔法使いで、剣と槍の扱いも上手いようだ。 

 

「クリス、201頭もいた巨大サソリのスタンピードを止めてくれて感謝する。本当に助かった」

「どういたしまして」

「それと報酬だが、インフィニティの取り分は金貨150枚になる。後で受付へ移動したら受け取ってくれ」

「はい、ありがとうございます」

「よし、スタンピードの件は、これで一件落着っと。後は、その原因の調査だな。国王陛下から追加の依頼が来ている。しかもインフィニティを直接御指名だ。報酬は金貨100枚、原因となる魔物を突き止め討伐すれば追加で金貨100枚だ。受けてくれるか?」


 うーん、これは受けるしかないよね。

 国王陛下からもレオナを一緒に連れて行くように言われているし。


 それに、スタンピードの原因が僕じゃないことの証明にもなる。

 絶対に原因となる魔物を突き止めるのだ! というか、お願いだから存在していて欲しい。


「はい、依頼を受けます」

「よし、後は頼んだぞ。ふー、やっとこれで落ち着ける。スタンピードなんて滅多にないから焦ったぜ」


 こうして僕たちは新しい依頼を受けて、レオナと一緒に王宮へ帰る。

 そして国王陛下に挨拶し、すぐにデス砂漠へ行く準備に取りかかるのだった。


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