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チート能力「可能性は無限大」が人生を変える~超絶美少女な妹は第三皇子の僕が守ります~  作者: 愛輝磨生
第3章 成長期編

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第72話 一歩一歩着実に

たくさんある作品の中から

見つけてくれて、ありがとうございます♪

 オアシスの村で、大聖女リーゼロッテの手記を発見した僕たちは、リゼがまだ習得していない光魔法の情報を得た。

 今は夕食を済ませて、リビングのソファーで皆リラックスしている。


「皆、今日もお疲れ様でした」

「「「「お疲れ様ー」」」」


 女性陣の声が仲良くハモった。


「悲しいことも色々あったけど、収穫もあった。明日デス砂漠を通過して、トリック独立国の首都ストークを目指したいと思う」

「いよいよデス砂漠ともお別れですね。過酷な環境でしたが、お兄様と一緒だったので、快適に過ごせました」


 リゼが、微笑みながら僕を見ている。

 僕もリゼと一緒だから、どんな状況にも耐えられるのだ。

 リゼの笑顔が見られるなら、僕はいくらでも頑張れる。


「確かに砂漠とは思えないくらい快適だったのだわ。でも、クリス君が居なかったら猛暑、魔物、食料などの対策に苦慮するのは、間違いないのだわ」


 エルが、苦笑して僕を見つめた。

 僕のことを評価してくれるのは素直に嬉しいが、僕もエルに大分助けられているよ。

 今の僕に足りない部分を補ってくれる、僕とは違う視点で物を見れる、エルは僕の軍師的な存在だ。


「砂漠の魔物と剣術は相性が悪い。旦那様の複合魔法が無かったら、護衛任務を全うできなかったかもしれない」


 クラウが、ため息を吐きながら難しい顔をして、僕を見ている。

 僕からすると自分が自由に動けるのは、クラウが女性陣を守ってくれるからなのだけど。

 クラウが居てくれるから、僕が考える作戦の自由度も増すのだ。


「料理するにしても砂漠だと食材がすぐに腐るっすから、クリスっちの収納ボックスが無かったら、皆餓死してるっすよ」


 カルラが両手を広げて首を横に振り、ヤレヤレって感じで僕に視線を送っている。

 僕にしてみれば、どんなに食材があっても料理適性の高い人が居ないと、美味しく食べられないのだけど。

 カルラのお陰で、インフィニティのメンバーが毎日元気に活動できるのだ。


「今回オアシスの村を発見して目標を達成できたのは、皆が自分の役割を全うしたからだと思う。これからもお互い助け合って行こう」


 皆が頷いて僕を見ている。


「では、メーベルト劇場の公演が始まる直前に見て以降、ステータスを見ていないので、皆の成長を確認したいと思う」

「少しでも成長していると良いのですけど」

「そうだね。じゃあ、リゼから行こうか。皆で情報を共有したいから、僕の手に触れてね」


 皆が僕の周りに集まって、各々手に触れてきた。


【リゼット・ブレイズ・ファルケ】

 ファルケ帝国 第1皇女 11歳 女


 知力 90/95 (88から90へ上昇)

 武力 29/29

 魅力 100/100


 剣術 G/F

 槍術 G/F

 弓術 G/F

 馬術 G/F


 光魔法 S/SS

 

 話術 S/S

 算術 A/S

 芸術 S/S (AからSへ上昇)

 料理 D/C


「お兄様、ついに知力が90になりました!」


 リゼが満面の笑みで、僕に抱きついてきた。


「演劇に出演したり、砂漠で色々頑張った成果かな。それと芸術がSになったということは、リゼの演技はSなのだろうね」

「はい! 後は、光魔法ですね」

「そうだね。今日リゼがまだ習得していない光魔法の情報を得たけど、呪文までは判明していない。今後は、その記述がある魔術書等を探さないとね」


 リゼが引き締まった表情で頷いた。


「では次、エル行くよー」


【エルネスタ・フォン・リートベルク】

 ファルケ帝国 リートベルク侯爵家長女 15歳 女


 知力 97/99 (96から97へ上昇)

 武力 45/53 (42から45へ上昇)

 魅力 95/95


 剣術 F/F

 槍術 G/F

 弓術 G/F

 馬術 D/D


 火魔法 D/D

 水魔法 B/S (CからBへ上昇)

 

 話術 S/S

 算術 S/S (AからSへ上昇)

 芸術 S/S

 料理 E/D (FからEへ上昇)


「知力が97に上がって、水魔法がBになったのだわ」


 エルが嬉しそうに笑っている。


「これでエルも魔物との戦闘に参加できるね」

「私が魔物を討伐できるのかしら? 期待と不安が半々なのだわ」


 エルが苦笑した。


「勿論無理は禁物だよ。作戦に沿って行動してくれれば良いから」

「承知したのだわ。それと算術がSになってるわね!」

「メーベルト劇場で収益の計算をしたり、インフィニティの会計を担当しているからじゃないかな」

「今後は、水魔法がAになるよう頑張るのだわ」


 エルが、やる気に満ちた目をしている。


「では、次クラウ行くよー」


【クラウディア・フォン・オルレアン】

 ファルケ帝国 オルレアン伯爵家長女 15歳 女


 知力 35/60 (32から35へ上昇)

 武力 98/99 (97から98へ上昇)

 魅力 95/95


 剣術 S/S

 槍術 B/A

 弓術 G/B

 馬術 B/A


 風魔法 C/S (DからCへ上昇)

 

 話術 D/D

 算術 E/E

 芸術 D/D

 料理 F/D


「クリス、武力が98になったぞ!」

「もしかすると、巨大蛙を倒したときかもね。超クサイ思いをしたけど、良かったじゃないか」

「いや超クサイのは、二度とゴメンだ! だが、もう少しで父上に追いつく。それに風魔法もCになってる!」

「毎日風魔法で、新風力車内の空気を循環させていたものね」

「次は、武力99と風魔法Bを目指して頑張る!」


 クラウもやる気満々だ。


「では、次カルラ行くよー」


【カルラ・ミュラー】

 ファルケ帝国 平民 15歳 女


 知力 67/80 (65から67へ上昇)

 武力 52/54 (51から52へ上昇)

 魅力 90/90


 剣術 G/F

 槍術 G/F

 弓術 G/F

 馬術 D/C


 火魔法 D/D (EからDへ上昇)

 水魔法 D/D (EからDへ上昇)

 

 話術 B/A

 算術 D/B

 芸術 B/A

 料理 A/S (BからAへ上昇)


「うひょー! クリスっち、料理がAに上がったっす!」

「うんうん、これは演劇での日替わりケーキや、毎日僕たちの食事を作っているからかな」

「知力、武力も上がったし、火魔法と水魔法もDになって上限達成っすね」

「後は、知力を70以上にできると、バランス良いかも」

「そうっすね。でも、やっぱり自分は、料理をSにしたいっす。親父に追いつくっすよー」


 カルラも自分の目標を、もうすぐ達成できそうだ。


「じゃあ、最後は僕」


【クリストハルト・ブレイズ・ファルケ】

 ファルケ帝国 第3皇子 12歳 男


 知力 97/100 (96から97へ上昇)

 武力 73/80 (72から73へ上昇)

 魅力 99/99


 剣術 B/S 

 槍術 G/S

 弓術 G/S

 馬術 G/S


 火魔法 S/S

 水魔法 S/S

 風魔法 S/S

 土魔法 S/S

 光魔法 A/S

 闇魔法 G/S


 話術 S/S

 算術 S/S

 芸術 S/S (AからSへ上昇)

 料理 C/S (DからCへ上昇)


「お、知力と武力が上がってる」

「うー、今回は私の勝ちかと思ったのに、またクリス君と同じ知力なのだわ」

「あはは、また同時に上昇したみたいだね」

「お兄様、芸術がSに上昇したとなると、演劇がSのようですね。また、一緒に演技したいです!」

「うん、また機会があれば舞台に立っても良いかもね」


 こうして僕たちは、お互いにステータスの上昇を祝い、明日に備えて早めに就寝する。

 いよいよ明日は、デス砂漠に別れを告げて、トリック独立国の首都ストークを目指す。


 リゼが大聖女に至る日が、少しずつ近づいている気がする。

 僕は油断の無いよう、気を引き締め直すのであった。


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